補助金申請では、当然に審査に通りやすい書類とそうでない書類の差があります。
前回は形式的な部分でのNGポイントをご紹介しました。
今回は申請書類のNGポイントについて申請書の表現的な部分の解説をします。
1.文章そのものがわかりにくい書類はNG
以下の例のように、意味がストレートに通じない文章は審査を受ける上で非常に不利です。 ・一文がやたらと長いもの、 ・難解な業界用語・専門用語、 ・カタカナ横文字または漢字だらけ ・内容が意味不明なもの 等 また、その逆で一目で内容が薄いと感じられるもの、短すぎて意味が通じないものも本気度を疑われます。 なるべく短いセンテンス、平易な表現で簡潔かつ適量の記述にして、要素が多い場合は箇条書きを上手に使いましょう。 どうしても他の言葉で表現できない専門用語等は注釈をつけるなどの工夫も必要です。 まずは審査する側が「パッと読んでスッとわかる」表現を心がけましょう。2.写真・数字・図表がない書類はNG
店舗の立地場所や新製品の形状等の視覚情報については、一目で分かってもらえるよう写真をつけましょう。 また、業績や売上推移、マーケットシェア等は「増/減」「多/少」をきちんと数字で表記しましょう。 ただし、文章中の数字の羅列だけでは理解しづらいため、小さくてよいのでグラフや図を使ってビジュアルで表現しましょう。 また、写真・図表を入れるのであれば、モノクロよりカラーのほうが望ましいことは言うまでもありません。3.資料をURLで参照させる書類はNG
事務局のセキュリティ上、ネットワーク外部に接続できない環境や、PDF化されリンクできない場合もあります。 提出書類のみで審査されるため、書面上ですべてをキチンと伝えられるようにまとめましょう。まとめ
申請書類そのものがここ数年、全体的にレベルアップしてきておりNGな申請書の割合は減ってきているようです。 だからこそ、ちょっとしたヌケ・モレがあったり、扱いづらい、分かりづらい書類は逆に「悪目立ち」してしまい、採択の可能性を下げてしまいます。 審査の大前提となる前回の形式的ポイントをクリアしつつ、きちんと内容を理解してもらえる表現で「わかりやすい申請書」を完成させましょう。 同じような申請内容でもちょっとした違いが採択の可否に影響します。 もし、申請書類作成でお悩みでしたら、実績豊富な「支援のプロ」に相談することをお勧めいたします。 ☆助成金なうはこちら! ☆月1000円で全国の助成金・補助金情報が見放題!「有料サービス」はこちら! ☆助成金・補助金に関する情報や記事を提供します!コンテンツプランはこちら!