日別アーカイブ: 2019年1月12日

常時雇用の従業員はどんな従業員?

今回は助成金・補助金に関するよくある質問に回答します! job_roudousya_young

今回のテーマ 常時雇用の従業員はどんな従業員?

1.「常時雇用」は正社員だけではありません!

キャリアアップ助成金など雇用系助成金の募集要項を見ると、 「常時雇用する従業員」や「常時使用する労働者」という言葉を 必ずと言っていいほど見かけますね。 一般の正社員がこれに当てはまることはわかります。 しかし、アルバイトや派遣社員も含まれるのかと聞かれると、 答えられない方も少なくないかと思います。 厚生労働省東京労働局の公式HPによると、 「常時雇用する従業員」とは、 正社員、パート、アルバイトなどの名称にかかわらず、 以下の(1)または(2)のいずれかに該当する従業員を指します。 (1)期間の定めなく雇用されている者 (2)過去 1 年以上の期間について引き続き雇用されている者、または雇い入れ時から1年以上引き続き雇用されると見込まれる者 正社員が(1)に当てはまり、 パート、アルバイト、派遣社員が(2)に当てはまります。 (2)の場合、雇用契約期間が1年未満であっても、 雇用契約期間が反復更新されて事実上1年以上となるのであれば、 「常時雇用」と見做されます。 つまり、 たとえ日雇労働者でも同じ職場で1年以上働けば、 「常時雇用の従業員」となるのです。 isogashii_man

2.常時雇用の従業員のカウントに気を付けましょう!

雇用系の助成金では、 「常時○○人以上の労働者を使用する事業場」のような記載があり、 申請する際に、常時雇用している従業員をカウントする必要が生じます。 カウントするのはもちろん正社員だけではありません。 アルバイト、派遣社員、日雇い労働者など、 同じ事業所で1年以上働く、 または1年以上働くと見込まれる人たちすべてを 数に入れる必要があるので、気を付けましょう。 また、労働基準法では、 常時10人以上の労働者を使用する使用者に対して、 就業規則の作成義務を課していますが、 もちろん「常時10人以上の労働者」の中には、 正社員以外の労働者も含まれます。 これから事業を立ち上げようとお考えの方は特にご注意ください!
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カテゴリー: よくある質問, 雇用系の助成金 | タグ: 厚生労働省 | 常時雇用の従業員はどんな従業員? はコメントを受け付けていません。