日別アーカイブ: 2020年4月3日

厚生労働省のイクメン助成金に加算項目が新設されます

father-2770301_640 2020年4月1日、「イクメン助成金」として特に人気が高い「両立支援等助成金(出生時両立支援コース)」に加算項目が追加されました! 今回はイクメン助成金のおさらいと新設の個別支援加算について解説します。

1.イクメン助成金のおさらい

両立支援等助成金(出生時両立支援コース)は男性労働者に育休を取得させた場合に1人当たり57万円が支給されます。 申請するには、まず対象男性労働者が育休する前に以下の取組をする必要があります。 (1)一般事業主行動計画の策定・届出 (2)男性が育児休業を取得しやすい職場風土作りのために次のいずれかの取組を行う ア 男性労働者を対象にした、育児休業制度の利用を促進するための資料等の周知 イ 管理職による、子が出生した男性労働者への育児休業取得の勧奨 ウ 男性労働者の育児休業取得についての管理職向けの研修の実施 (3)育児休業の制度及び育児のための短時間勤務制度について、労働協約または就業規則に規定 そして、子の出生後8週間以内に、連続14日以上(中小企業は連続5日以上)の育休を取得させます。 しかる後に、育休開始日から起算して14日(中小企業は5日)を経過する日の翌日から2ヶ月以内に支給申請書を提出します。

2.個別支援加算の新設

「男性が育児休業を取得しやすい職場風土作り」に加えて、男性の個別面談などの取組を行った場合、個別支援加算が支給されます。 (1)必要な取組 (イ)育児休業に関連する制度に関する事項を、対象男性労働者に対して、メール等または書面により個別に知らせる (ロ) 対象男性労働者に対し、育児休業取得を促すための個別面談 (ハ) 対象男性労働者の上司に対し、対象男性労働者に育児休業取得を促している旨の説明。 (ニ) 上司に対し、対象男性労働者に明示した(イ)の書面等を明示 (2)加算額 ☆1人目の育児休業取得: 中小企業10万円(12万円) 大企業 5万円(6万円) ☆2人目以降の育児休業取得 中小企業 5万円(6万円) 大企業 2.5万円(3万円) ※()内は生産性要件を満たした場合の金額 (3)個別支援加算の支給申請に必要な提出書類 (イ) 「両立支援等助成金(出生時両立支援コース(育児休業/個別支援加算))支給申請書」 (ロ)「必要な取組 (イ)及び(ニ)」に示す対象労働者及び上司に明示した書類 (ハ) 対象男性労働者と上司の部署・体制が確認できる書類(例:企業組織図)

3.まとめ

イクメン助成金は奥さんが出産予定の男性労働者がいる場合は、是非とも申請してほしいおすすめの助成金です。 社内のイクメンを増やしたいとお考えの方は是非検討してみてください!
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