厚生労働省の「平成28年度全国ひとり親世帯等調査」によると、母子または父子世帯は全国に約140万世帯いて、平均収入は一般の世帯より100万近く低いことが明らかになりました。
母子家庭の母は、就業経験が乏しいことなどから、生計を支えるための十分な収入を得ることが困難な状況におかれている場合が多いです。
また、父子家庭においても所得の状況や就業の状況などから同様の困難を抱える家庭もあります。
そこで、厚生労働省では、シングルマザーやシングルファザーの経済的な自立を支援するため、自立支援教育訓練給付金及び高等職業訓練促進給付金を支給しています。
以下主な要件となります。
1.自立支援教育訓練給付金
シングルマザー・シングルファザーが教育訓練を受講して修了した場合、経費の一部が給付されます。 (1)給付額 給付率:5分の3 上限額:20万円 下限額:1万2001円 ※雇用保険法に基づく一般教育訓練給付金の支給を受けることができる方は、その支給額との差額を支給します。 (2)給付対象者 1.母子家庭の母または父子家庭の父であって、20歳に満たない者児童を扶養すること 2.児童扶養手当の支給を受けているかまたは同等の所得水準にあること 3.就業経験、技能、資格の取得状況や労働市場の状況などから判断して、当該教育訓練が適職に就くために必要であると認められること2.高等職業訓練促進給付金

3.まとめ
厚生労働省では経済的に苦しい生活を強いられている方に対してさまざまな支援を行っています。 「子どものためにもスキルを身につけて自立したい!」とお考えのシングルマザー・シングルファザーの方は是非この給付金を検討してみてください。※この記事に興味を持った方はこちらもおすすめです!
2015年より義務化/ストレスチェック制度の罰則と助成金とは?
働く60歳以上の方を応援/賃金の最大15%を支給/高年齢雇用継続給付とは?
☆助成金なうはこちら!
☆月1000円で全国の助成金・補助金情報が見放題!「有料サービス」はこちら!
☆助成金・補助金に関する情報や記事を提供します!コンテンツプランはこちら!
