中小企業庁の補助金でここ数年、使い勝手も評判もよい補助金が3つあります。
1.「ものづくり補助金」
2.「IT導入補助金」
3.「小規模事業者持続化補助金」
この3大人気補助金は2021年度も引き続き通年公募での実施が予想されます。
特に有名な補助金なのでご存知の方も多いと思いますが、今回はおさらいも兼ねて各補助金の要件を解説します!
1.ものづくり補助金
革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援する補助金です。 中小企業が1/2、小規模事業者が2/3の補助率になります。 通常の一般型は上限1000万円ですが、海外展開に係る事業を支援するグローバル展開型は最大3,000万円まで補助されます。2.IT導入補助金
生産性の向上に資するITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入するための事業費などの経費の一部を補助するための補助金です。原則ハードウェアは対象外です。 中小企業、小規模事業者ともに1/2の補助率になります。 「業務プロセス」というITツールの導入目的の数に応じて、30万~150万円未満のA類型、150万~450万円のB類型に分かれます。3.小規模事業者持続化補助金
販路開拓等の取組にかかる経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とした補助金です。 小規模事業者のみが対象となり、2/3の補助率になります。 最大50万円と小ぶりですが販売促進、広告宣伝、HP作成等を中心に幅広い経費を補助する使い勝手の良い存在です。4.コロナ対応の特別枠について
2020年度は各補助金にコロナ関連対応に関する特別枠が設けられています。 事業者も特例事業者や特定創業支援等の追加枠等が設定されました。 これらについては新型コロナの感染状況等の情勢も踏まえると、次年度も継続される可能性があります。5.中小企業デジタル化応援隊について
IT専門家に実質1時間500円のワンコインで相談できる新しい制度です。 3大補助金の申請を検討するにあたって、IT面での強力なサポートを受けられます。 中小企業デジタル化応援隊についてはこちら ☆助成金なうはこちら! ☆月1000円で全国の助成金・補助金情報が見放題!「有料サービス」はこちら! ☆助成金・補助金に関する情報や記事を提供します!コンテンツプランはこちら!