【コラムの森】5月—皐月—


4月1日(金)某神保町にて・・・
我らが情(こころ)の恩師、日出之殿より頂戴した1枚の書。
時同じくして、志を見失いかけていた我ら・・・。

こころよく、書を書いて頂き
本当にありがとうございます。

感謝 感謝。

linernotes・・・ロボラビ

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9月29日(木)「SEO・リスティング最前線セミナー」(東京会場/全国配信)

データ・リストの販売、調査代行ならナビット > セミナー・講演実績 | データ・リストの販売、調査代行ならナビット > 9月29日(木)「SEO・リスティング最前線セミナー」(東京会場/全国配信)

セミナーのご案内 セミナー詳細ページimg 9月29日(木)午前開催
SEO・リスティング
最前線セミナー
(東京会場/全国配信)
株式会社GIコンサルティングパートナーズ   株式会社プリンシプル
※全国対応で生放送のオンラインセミナーも対応しております。 オンラインセミナーの説明はこちら
Webマーケティングの手段としてSEOとリスティングは外せません。 これから自社製品、サービスのプロモーションしていく上で、やらなければならないこと、注意点、成功のコツを解説します。 SEOはGIコンサルティングパートナーズ社、リスティングはプリンシプル社にご登壇いただきます。 貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
【こんな方にオススメです】
1.Webマーケティング担当になった方 2.自社の製品、サービスをWebで告知、宣伝したい方 3.SEO・リスティングの基本を見直したい方 4.これからSEO・リスティングをはじめてみたい方

セミナー概要

◆ 第1部 中小企業でも大手企業に勝てる!      誰も教えてくれないインハウスSEOマーケティング実践術!         ~最短で売上を倍増させるWEB集客セミナー!~

検索エンジンで上位表示させるSEOが、中小企業でもSEO業者に依頼することなく自社内(インハウス)でできることをご存じですか!? 多額の投資をして達成できるノウハウであれば、中小企業経営にとっての現実的なマーケティングにはなりません。 圧倒的にコストをかけずに実践可能な、まさに「目から鱗」のアプローチ方法を、これまでの実績や成功事例を交えながらしっかりとお伝えします! 1.SEOという世界の実情について 2.インハウスSEOとは? 3.実績や成功事例のご紹介 4.これからの時代を中小企業が勝ち抜いていくためには

◆ 第2部 パフォーマンスに直結するリスティング運用の視点とポイント

リスティング出稿すれば利益が出るというのは、過去のことになりつつあります。 だからと言って集客する重要なツールであることは今も変わりありません。 リスティングの運用時における気を付けるべき点はもちろんのこと、リスティング運用に関わる周辺のテクノロジーなどの話題に触れながら、全体としてどうやってパフォーマンスを引き上げていくかをお話ししたいと思います。 1.リスティング運用前に知っていただきたいこと。 2.ユーザーの視点に立って、リスティング広告を見る。 3.絶対にCPAを下げる基礎設定について
講師紹介 赤澤 宣幸
株式会社GIコンサルティングパートナーズ 代表取締役 【 経歴 】 富士ゼロックス株式会社、株式会社船井総合研究所で経営コンサルティングの経験を積み重ねた後、独立。 経営戦略から業務改革・集客マーケティングまでをトータルで企業経営を強力に支援。 中小企業に強い経営コンサルタントとして多くの実績を持つ。 全国に多くのクライアント企業をかかえ、非常に高い成果の出せるコンサルタントとして活躍している。
講師紹介 平良 剛
株式会社 プリンシプル SEM事業部PPCマネージャー 【 経歴 】 慶応大学経済学部卒業。 中堅WEB広告代理店にてリスティング運用を8年従事。 2016年よりプリンシプル社に参画。
日 程 2016年9月29日(木)
時 間 10:00-11:55(9:40受付開始)
場 所 東京都千代田区九段南1-5-5 Daiwa九段ビル8F 株式会社ナビット セミナールーム https://www.navit-j.com/press/sem_map_kudan.html
最寄駅 東京メトロ東西線/東京メトロ半蔵門線/都営新宿線 九段下駅6出口より徒歩1分 都営三田線・神保町駅A1出口より徒歩約5分 JR飯田橋駅より徒歩約12分
定 員 25名
参加料金 7,000円
[支払方法]
・クレジットカード(事前決済)
・銀行振り込み(前払い)
・現金払い(当日持参)

セミナープログラム

9:40 受付開始
10:00~10:50 第1部 中小企業でも大手企業に勝てる! 誰も教えてくれないインハウスSEOマーケティング実践術! ~最短で売上を倍増させるWEB集客セミナー!~ 株式会社GIコンサルティングパートナーズ 代表取締役 赤澤 宣幸
10:50~11:00 休憩
11:00~11:50 第2部 パフォーマンスに直結するリスティング運用の視点とポイント 株式会社プリンシプル SEM事業部PPCマネージャー 平良 剛
11:55 閉会
※料金は消費税込みの金額です。 ※受付で領収書をご用意させていただいております。 ※第1部、第2部のみのご参加も可能です。 ※予告なくプログラムの内容を変更させていただく場合がございます。 ※競合の会社様からの申し込みはお断りさせていただく場合がございます。  予めご了承ください。 ※お申込み後のキャンセルは、開催日の7日前までにお願いいたします。  何も連絡がないままキャンセルされた場合は、 次回より受講のお申込みが出来なくなりますので予めご注意ください。 ※事前に出席確認のご連絡をさせていただきます。 ※オンラインセミナーの方は、事前振込みとクレジット決済のみとなります。 ※オンラインセミナーの方は、ネット環境が必要となります。 ※オンラインセミナーは生配信のみとなります。その時間に参加できる方のみ  お申込み下さい。

セミナー終了

※お申し込みは終了しました。

※セミナーのレポートはこちら。

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会議の意味って何ですか?

よく、会議の内容が形骸化しているとか、無駄なミーティングが多いといった意見が出ます。そこで、今回は私が考える会議の意味について説明したいと思います。

常々、私は会議には2種類あると思っています。

まず、意見を出して、何かを決めるための会議です。 これは回覧板などのツールを活用して、事前に皆さんの意見を書いておいてもらい、発表してもらい、そこから多い意見や目につくもの、有効だと思う意見にしぼり、方向性を決めていきます。最初はなるべく、真っ白な意見を皆さんに出してもらい、否定しないで話を聞くことが重要です。最後は、意見を戦わせながら熟考し絞っていきます。1回で決まることはなかなかないので、数回実施します。

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もう一つは、お披露目や確認、コンセンサスを取るための会議です。

普段、当社の中で実施されている会議の殆どは、このお披露目と確認、コンセンサスのための会議です。

この会議では、同じアジェンダで、きちんと予定通りことが進んでいるか?状況は好転しているか?問題は発生していないか?などをチェックし、参加者のコンセンサスを取ることが目的です。

この会議で重要なのは、アジェンダです。

私がいつも心がけていることは、忘れ物をしていないかどうか?です。

私は会議の意味は、資料の整備だと思っています。会議があるから、担当者は準備のために整備しています。会議があるからこそ、資料は鮮度を保ち、体裁が整います。恐らく会議がなければ、すぐに資料は陳腐化していくでしょう。

重要な数値を把握するためには、資料の経年変化が重要です。アジェンダからいつのまにか消えていると、資料も陳腐化してしまいます。それを防ぐためには、忘れ物がないか?のチェックが重要です。

ただ難しいのは、会議の内容は常に変化し、重要なことも毎日変わっていくため、全部をさらっていると、すぐにアジェンダが一杯になってしまいどんどん長くなってしまいます。どこかで線引きをして、定期的に中味を見直していかなければなりません。

会議の責任者は、常に新しく、かつわかりやすく、簡潔で無駄がなく、忘れ物がないアジェンダを作成しなければなりません。

以前、毎日特売というサービスをやっていた時、K社のA社長さんが株主で、週一の会議を仕切ってもらっていました。会議を見学させてもらったのですが、Aさんがアジェンダを決めて、毎週重要なことを担当者から発表してもらい、経年変化をしていきつつ、目標を達成させる、という手法がとても勉強になりました。

そのやり方をとり入れています。

その時に言われたのが、会議のエクセルの資料を見れば、大体その会社のレベルがわかる、ということです。

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プログラムを使わなくも、会議用の資料はエクセルで十分で、その作りこみ具合を見れば、その会社のレベルがわかる、というものです。今のPVUU、回遊率などの折れ線グラフは当時のものをそのまま使っています。前月対比や前年同月の対比の考え方も、A社長から教えてもらったものです。

会議用の資料は、まず情報が散らばっていないこと。それだけ見れば、状況が把握できるようなものにすること。メンバー全員でそのエクセルを共有すること。経年変換して精度を上げていくこと会議用の資料はこういった条件をクリアしていることを心がけています。

先日、助成金やBSに作成してもらった黒字化リストは、正にこの考え方を体現化したものです。

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会議を仕切ることの多い人は、次の3点について気をつけて下さい。

・何の会議か?をきちんと把握しておく 

意見を出して新しいことを決める会議なのか?状況把握なのか?会議の意味を事前に明確にしておく。企画会議なら、事前に回覧板をアップして参加者に意見をだしておいてもらうようにする。

・アジェンダが重要

アジェンダは常にブラッシュアップしておく。忘れ物がないか?をチェックする。項目ごとに担当者を決めて、スムーズに発表できるようにしておく。アジェンダは事前に参加者に送っておく。

・資料整備を意識する

会議の意味として資料整備があるということを事前に理解しておく。会議用の資料は簡潔に、わかりやすく、情報が集約されて、全員に共有されることが重要です。資料の精度を上げていくことを意識する。

以上です。今後の参考にして下さい。

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メモクリップの意味は?

当社には「メモクリップ」という仕組みがあります。

このメモクリップについては、私の講演でよく紹介する内容なので、具体的にどういった意図で使われているのか?について説明したいと思います。

以前、テレビのニュースで新宿の伊勢丹の靴売り場の紹介をしていました。この靴売り場は坪単価の売上が世界一だそうです。

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どうして世界一の坪単価の売上になったか?というと、この「メモクリップ」という制度を導入したのがきっかけだそうです。

具体的に何をしたか?というと、100円ショップで売っているボックスを用意して、皆さんが気づいた意見や、お客さんに言われたこと、なんかをとにかく何でもいいから入れてもらう、ということを始めたそうです。

ルールは2つだけ、老若男女、役職や経験などは関係なく、誰にでも書いてもらうこと、同じことを何回も書かないこと。

その内容を月一回の企画会議でお披露目して、いいことはどんどん取り入れていく、というのを始めました。

そうすると、そのボックスの中からの意見からヒット商品がたくさん生まれたそうです。

具体的には、右左の大きさの違う靴の販売とか、男性用のストッキング記事の黒いハイソックスなんかも、この売り場から生まれたヒット商品だそうです。

こういった小売店では社員は少なく、殆どがパート社員によって売り場は支えられています。社員だけでなく、パートさんやアルバイトさんにも参加してもらい、お客さんに言われたことや売り場についてのアイデアを、ただ書いて入れるだけ、とシンプルに始めたのが良かった、とのことでした。

売り場の人たちがお客さんと接客しながら、お客さんに言われたことや相談されたことに、実はヒット商品のヒントがたくさんあった、というお話しです。

私もこの話しを聞いて、創業当時からこのメモクリップというのをやっています。以前は当社もスタッフのデスクの上に、100円ショップで買ってきたボックスを置いて、意見を入れてもらっていましたが、今はNIの回覧板で意見を出してもらって、それを月一の全体会議で発表してもらっています。 storage-box_icon_25786殆どは、席が寒いとか暑いとか、トイレが臭いとか汚いとか、PCが遅いから変えてほしいとか、労働環境についての要望が多いですが、お客さんの会社がこういったことをやっていたので、当社もやったらどうか?とか、こういったツールが便利なので使った方がいいとか、毎回、様々な意見が出ます。

こういったアイデアは23か月に一度、内容を精査され、それぞれの部署に振り分けられて、検討されていきます。

実際に生まれたサービスとして、毎日特売や、聖地巡礼コンテンツ、トイレの言葉、会社の周辺のランチマップなどがあります。

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また当社がよく使う「回覧板」の仕組みも、当社ならではの仕組みとして有効です。 毎週、たくさんの回覧板が回って意見出しをしてもらっています。

意見を出してもなかなか取り上げられない、といった不満もあるかもしれませんが、私が回覧板で見ているのは、この人はちゃんと考えているな、とか、なかなかいい視点でものを見ているな、とかいうのをざっとみています。あとは、常に考える習慣をつけてもらいたい、というのと、アイデアのストックとして保管して、記録として残すという意味でも重要だと思っています。

メモクリップと回覧板について、こういった意味があるんだ、というのを理解して、今後も有効活用して下さい。  

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幕ノ内弁当に名物なし

今回は戦略についてのお話しです。 戦略とは何か?というと、戦い方です。戦い方はおかれた状況によって全然違います。 わかりやすい例でいうと、運動会の騎馬戦を連想して下さい。

同じ騎馬数で、同じくらいの体格のクラス対抗の騎馬戦だったらいいですが、こちらが20騎馬しかいないのに相手が100騎馬だったり、1000騎馬もいた場合は、同じ戦い方では勝てません。

また、同じ騎馬数でも、こちらが中学生なのに相手は大学生だったり、プロレスラーの集団だったりした場合も、同じ戦い方では勝てません。 環境も、晴れの日ではなく、大雨の中だったり、霧の中だったりしたら、作戦を変えなければなりません。そういった状況に応じた作戦を考えないと、あっさり負けてしまいます。
kibasenn これと同じことが、ビジネスの世界でも日常的に行われています。 当社のような中小企業が大手企業と同じ戦略をやっては絶対に勝てません! 小が大を制する方法は一つしかありません。 自分の強みに特化して、一つの分野で一番になることを目指すことです。 こういう戦略のことを「ランチェスターの法則」といいます。 具体的な事例をあげると、 ・沖縄のオリオンビール ・静岡のさわやかハンバーグ ・函館のラッキーピエロ ・甲状腺専門病院の伊藤病院 などがあります。 沖縄のオリオンビールや、静岡のさわやかハンバーグ、函館のラッキーピエロは、どんなに人気でも県外や市外に出店しません。誘いがあっても断ります。理由は、その地域でしか買えない、食べられない、というのを明確なウリにしているからです。「食べたかったら、ここまで来てね」というの姿勢を貫くことにより、ブランド化に成功しています。 そして、コストも日本全国に展開せず、地域に特化していることにより、大幅に抑えられます。浮いたコストを、更に地域内に展開したり、広告宣伝費、採用費、材料費などに反映できます。 orionn 伊藤病院というのは、原宿にある甲状腺の専門病院です。とにかく甲状腺に特化して、グーグルで「甲状腺 病院」と検索すると、伊藤病院が一番に出てきます。 とにかく歴史が長く、甲状腺に特化した治療でぶれがありません。広末涼子さんも綾香さんも、絶対にここに通っています。断言できます。東京都の病院なら100%、伊藤病院に行きなさいと言われるからです。 おかげで症例数はどんどん増え、難しい合併症の症例もたくさん集まります。症例数が多いから、難しいと診断された甲状腺の患者はまず、伊藤病院にきます。そういった好循環が生まれ、たくさんの症例数や論文ができ、日本でトップクラスの専門病院となっています。このぶれない姿勢こそが、私たちが目指すビジネスモデルです! 助成金のスタッフに「目指せ!伊藤病院」と言っているのは、助成金や補助金の情報収集に特化することによって、様々なケースの症例が当社に集まり、複合的な申請ができたり、政府や自治体にもの申したり、経年変換によるトレンドの変化を把握できたりするようになり、そういった事例が集まれば集まるほど、どこの銀行でも、税理士でも、「まず助成金なうに相談してみたら」と言ってもらえるようになります。 だから、そういった方向性をめざしましょう、と言っています。 nhonniti 営業のトークスクリプトに「全国の駅図の76%のシェアを持っていますよ」というのも同じ戦略です。 全国の駅図なんて、売上的には大したことないかもしれませんが、駅図に特化して、採用事例を多く持っていれば、他社の動向や時代のトレンド、お上の意向などを一番理解して、少なくても、信頼を裏切ることはない、と思ってもらえます。 小さいことだけど、日本一になっている。しかも相手は鉄道事業社で、そう簡単に直取引きしてくれそうもない企業と、直接取引をしている、というアピールは、会社の信用にもなっています。 駅図シェア日本一は、たまたまではありません。 セールストークの中で、日本一であることをアピールできるようなものを開拓する、という戦略上の産物です。 benntou 当社は一点突破を目指しています、というのはこういうことです。 「幕ノ内弁当に名物なし」というのは、本当です。 コロッケの名店もあれば、唐揚げの名店、いかめしの名店もありますが、幕ノ内弁当の名店は聞いてことがないでしょう。 何でもできます、というのは、何もできない、と同じことなんです。   ビジネスでは、自分たちの強みに特化し、そこで勝負すること。〇〇なら△△と言ってもらえるようなビジネスを展開すること。これこそが、少ない人数で大へ対抗できる、唯一無二の戦略です。 覚えて下さい。  

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まず、KSFは何か?を考える!

当社では、よくKSFという言葉が出てくるので、今回はこの「KSF」という言葉について説明したいと思います。 KSFは、Key Success Factorの略で「成功するためにキーになる要因」という意味です。 例えば、100点満点で100点は取れなくても、これだけやれば50点は取れるようになる、ということがあります。テストで言えば、文章問題は解けなくても、計算問題は解けるようになれば40点は手堅く取れるとか、漢字だけでも書けるようにすれば40点は取れる、といったイメージです。 これをビジネスの世界に当てはめて考えます。 具体的には、最低限これだけをすれば、比較的に簡単に効果を上げることができることは何だろう?と考えます。 私は新規事業や売上不振の部署に最初に同席した時に、まず、この「KSF」は何か?を考えます。 最低限の努力で、最も効率よく効果が出ることは何か?と。。 images すぐにわかる時もあれば、なかなかわからなくて悩み続けることも多々あります。

逆にこのKSFさえわかれば、勝負は8割勝ったも同じなんじゃないかな?って思います。

具体例を挙げると、以前、QBハウスの今西会長と話しをしていた時、QBハウスは地下街に出店するときは、とにかくトイレの隣に出すと業績がいいそうです。明確な理由はわからないけど、とにかくそういうものだと言っていました。 また、栄光ゼミナールの出店の担当者は、とにかくマクドナルドを出店をウォッチしていて、コバンザメみたいに、マクドナルドが出店したらその近くに出店することにしていると言ってました。理由は、マクドナルドはすごいお金をかけて出店のマーケティングをしているはずだから、近くに出せば間違いないというもので、これで大体うまくいくそうです。それでマーケティング費用を浮かせているんだそうです。 このように、その業界の人や、その会社の人しかわからない「見えないルール」みたいなものがあり、そういった「見えないルール」が見つけられるかどうか?が、勝負の分かれ道です。 「見えないルールを見つけて、最も効率よく効果が上がることを見つけること」=KSF です。
building_barber 例えば、今の段階では、SOHOS STYLEのKSFは、1か月のユニークSOHOの数です。 理由はわかりませんが、色々試してみた結果、SOHOS STYLEを活況化させる要因は、登録SOHOの人数でもなく、一か月の問い合わせ件数でもなく、ユニークSOHOの数を上げることでした。ユニークSOHOの数と、SSの売上はなぜか比例していました。 理由はわかりませんが、仮にユニークSOHO数と仮定して、ユニークSOHOを増やす施策をひたすら打っていったら、自然に問い合わせ件数も上がり、売り上げも上がっていきました。 この結論に達したのも、半年以上、試行錯誤を続けて、実験を続けた結果の結論でした。 だからずっとそれから、ユニークSOHOを増やす施策を打っていて、そのための、1000人アンケートだったり、メディアへの掲載につながっています。 ただKSFはある日突然、通用しなくなるリスクもあります。 理由は、最初から理由がわかっていないからです。トレンドが変わったり、使用している機器が変わったせいで、ガラッと変わる可能性もあります。だから、常にKSFが今もこれでいいか?を検証し続けなければなりません。  

鍵

オープンサイトの登録顧客を上げるためのKSFは何でしょう? 毎月の新規の売上を上げるためのKSFは何でしょう? コンシェルジュ継続のためのKSFは何でしょう? それぞれ自分の担当業務の効果を上げるための、KSFは何か?を考えてみて下さい。 そして、大体これかな?と思ったら、「具体的な数値目標に落として」実際にやってみて、「再現性」があるかどうか?をチェックして下さい。 同じ環境で再現してみる。ダメなら、違う環境でトライしてみる。そういうことを繰り返して、人類は雷や虹を人工的に発生させることができました。それと同じことを、仕事の中でやってみて下さい。 自分の課題を解決するために、まずKSFを考える、そして色々やってみて再現性をチェックする、というのをやってみて下さい。  

★KSFについて書いてある、課題図書はこちら↓

・レバレッジシンキング 7

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対岸のサル

今回は、発明のお話しです。 発明の世界では「対岸のサル」という話しがあります。 離島で、一匹のサルがスイカを海に放り投げて割り、海水につけて食べるとおいしいと気づきやり始めると、別の離島でも同時に同じことをやるサルが出てくる、というものです。 これはアイデアやインスピレーションは、空間を超えて移動し伝染するものである、という考え方で、不思議なことに世界中でたくさん起こっている現象です。 実際に見ると、同じ時期に同じような特許を出す人は驚くほど多く、本当に驚きます! だから特許は「1秒でも早く登録した人に権利が与えられる」という方針を取っています。 とにかく、いいアイデアや発明は1秒でも早く特許を申請しないと、思いついた人に盗られちゃいます。だから急いで出願しないとダメですよ!というものです。

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私は以前よく、発明セミナーの講師をやっていました。上記のような内容や、知的財産と呼ばれるものの中味や権利を取る方法などを紹介するセミナーです。 知っている人が意外と少ないのですが、まずは知的財産には5つの種類があります。 まずは特許、これが一番強くて、なかなか取れません。素材も新規、考え方も新規じゃないと取れません。権利も20年と一番長いです。 次が実用新案、これはよく通販番組なんかで聞く言葉で、高枝切りばさみとか、布団圧縮袋なんかで、素材は古くてもいいので、組み合わせで取れる比較的お手軽な権利です。すでにある機能に+αの機能でも取ることができます。権利の期間は10年です。 あとは意匠、これはデザインです。グッドデザイン賞っていうのがこれです。 意外に知られていないのが商標で、これは名前です。「通勤快足」といった靴下や、ソニーといった社名も商標です。昔ホリエモンが「阪神優勝おめでとう」という商標を取ってしまい、他の会社が使えない、なんていう問題が起きたのも、この商標です。ドコモも一般の人が特許を取っていて、ドコモが何億で買い取ったという話も有名です。商標は意外に権利が強く、10年ごとに更新ができるため、子孫が相続できたりするので、商標を取りまくって売るプロがいたりします。

最後に知的所有権です。これは小説とか、コミック、楽曲、著作権のようなもので、20年権利があります。

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これらのものは、思いついたら、まず特許庁で先願(せんがん)調査をします。もしないようなら、特許庁に出願します。すると特許庁で審査をして結果を通知してきます。通常は、弁理士という専門の職業の人たちが出願のお手伝いをします。 なかなか1回で通ることは少なく、何回かの審査を経て結果がでます。取れると証書が届くのと、番号がくるので商品にその番号をつけて、権利の有無を明記できます。また特許庁のサイトで、この番号を入れると、申請書類が閲覧できて、具体的にどんな権利なのか?の中味を見られるようになっています。 ただ申請しても2年間は審査にかかるため、公にはされません。よって、2年たっていきなり特許が表れて、2年分の権利費を支払え!なんていうのがあるため、この2年間のことを「サブマリン特許」なんて呼ばれています。  

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特許や実用新案などの権利を取ると、企業に権利を貸し出してロイヤリティーをもらえたり(卸の3%から5%)、自分で作って販売した際に同じような商品があったら権利侵害を訴えることができます。ちょっとでも知っていると、色々な選択肢があるのでマメ知識として知っておいた方がいい知識です。

是非、発明についての知識をゲットして、特許や実用新案などの知的財産を活用できるようになって下さい。

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SMBCセミナーでもあるようなので、是非、受講してみて下さい↓ https://v2.nex-pro.com/training/1146/apply#t2 ちなみに、発明のコツは下記の3つです。 1.まず思いついたことをとにかくメモを取り、どうすればいいか?を考えること。考えるのは当たり前で、とにかく考え続けること。 2. 思いついたら、実際に自分で作ってみて試してみること。 3.使ってみて良かったら、先願調査をして特許をとり、売り込みを開始すること。 発明好きな人は売り込みが下手な人が多いので、とにかくひたすら粘り強く売り込むこと。自分の発明にこだわらないで、柔軟に色々な人の意見を取り入れていくこと。売り込みも倍率の高いところを狙わないで、売り込み慣れしていないような企業を狙うこと。私はとにかく1アイデアにつき100本ノック、100人から意見を聞くことを心がけていました。 「発明は電車と同じ、動いてナンボ」なんですね! まずは身近な問題を考え続ける癖をつけて下さい(*^-^*)    

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漁夫の利、NI

今回は、皆さん使っているNIを作っているNIコンサルタントさんのお話しです。 10年くらい前、セールスフォースという会社が日本に入ってきて、テレビコマーシャルやウェブコマーシャルを大量に流し、SFAという営業日報を会社で導入しませんか?という時期がありました。 このコマーシャルを見て、早速興味をもった当社も、SFAとは一体どんなもので、幾らかかるのか?といった情報収集を始めました。 ダウンロード その時に、ウェブで検索してSFAで出てきた会社は3つ、バンバンCMを売っていた外資系のセールスドットコムと、有名な中国人の社長で、社長向けのセミナーをやっていたソフトブレーン、あとはNIコンサルタントでした。 この時の見積もりが、セールスフォースドットコムが月30万強、ソフトブレーンが月20万で、NIコンサルタントが月5万くらいでした。 しかも当社は営業よりも内部スタッフが多く、どうせ日報を入れるのであれば、内部スタッフの日報も導入したいと思っていました。NIだけが内部スタッフの日報のシステムもあり、しかもその時に使っていたサイボウズの会議室の予約システムみたいなものもプラス一人300円くらいで使える、ということで、それを入れても月10万いかなかったので、NIコンサルタントと契約しました。 その後、NIコンサルタントの営業の人と話しをしたところ、NIコンサルタントはCMも打っていないし、リスティング以外の広告宣伝費を何もかけていないのに、どんどん問い合わせがきて、毎月どんどん売れていっていて笑いが止まらないと言っていました。 これに対して、セールスフォースドットコムには友人が勤めていて、最近聞いた話のよると、日本にきてから一度も黒字化がしたことがない、ということでした。 f685ff1d4ce4ad4252d1d1f555941d62_t NIは長尾社長もよく知っていますが、安いだけでオプションが〇〇もどきのレベルだったり、顧客がどう活用しているか?という顧客事例よりも、長尾社長がやたら出たがりで強いため、ワンパターンの社長の講演ばっかりで、採用事例の共有がされないといった問題があり、数年に一度別のSFAに変えようという話になりますが、結局NIからのデータ移行が面倒だったり、NIより安いツールがありそうでないので、かれこれ10年くらい使っています。多分、当社と同じような会社はたくさんあるのではないでしょうか? 先日、テレビを見ていたらNIコンサルタントが橋本環奈を使った、テレビコマーシャルをやっているのを見ました。

「漁夫の利、NIが遂にテレビコマーシャルを打ち出した!」 結構、衝撃的でした!!

セールスフォースドットコムは、NIにお客が落ちるために、せっせと高い広告宣伝費をかけていました。それに気づいているのかいないのか?は知りませんが、当時、当社と同じように興味を持ち、アイミツをとって、結局NIにした企業がたくさんいたのは間違いありません。 ダウンロード その時、当社も広告宣伝費をかなりかけているので、セールスフォースドットコムのようになっているのではないか?と心配になりました。というのは、助成金なうのコンテンツ販売で、当社にも見積もり依頼があった第一興商が結局、情報の森と契約をして、情報の森の採用サイトの第一興商が紹介されていたからです。 情報の森はチャチイですが、見た目は当社の月20万に対し、月3万で3IDという見せ方になっており、それは多分1IDなので、ID売りなら当社も安く提案できるかもしれませんが、見せ方で中身がわからない顧客には、そちらの方が魅力的に映っているだろうと思いました。 もし、自分たちがセールスドットコムの側になるか?NI側になるか?選べるとしたら、間違いなくNI側の人になったほうが得です。サービスの見せ方はとても重要で、情報の泉と比較しても遜色ない見せ方にすべきです。 また、バンバンCMを売っている新しい価値観のサービスが出たら、それをその会社より安く、サービスを充実させる見せ方をすれば、自分たちが宣伝しなくても、タナボタ形式で売り上げがおちてきます。当社はセールスドットコムではなく、NIコンサルタントのように「うまく立ち回ることを考えなければなりません」 同じケースで言うと、先日サンサンの名刺のデモを見ました。最低価格が20ID以上で月13万ですが、名刺のスキャニングツールやデータ整備に最初150万の初期コストがかかります。名刺のOCRの機材は2万も出せばいいのが買えるし、データの移行なんてちょっとわかる人がやれば自社でできます。それなのに150万かかり、さらに年間150万の固定費がかかります。しかも名刺は週200枚以下というシバリもあります。経営者はとにかく固定費を上げたくないので、正直高いなぁ、という印象でした。 ダウンロード (1) だからユーソナーはここに取り入って、安く出して、顧客を横取りしているのだろうなぁ、と思いました。 「名刺」の有効活用というのは、新しいビジネスなのでまだ競合がユーソナーとスカイしかいません。だからもし、当社のDBに名刺の機能がついていて、サンサンの1/3くらいの価格なら、名刺がまず入り、いずれはDB連携も入るのではないか?と、思いました。 新しい価値のビジネスなので、まだ参入障壁が低いのでビジネスチャンスはあります。また企業は導入時には、必ずアイミツをとらないといけないので、リスティングさえしっかりかければ、第二のNIが狙えると思います。 ★★★ 何が言いたいのか?というと、サービスのリリースを広告宣伝費をかけてやる時は、見知らぬ競合のための宣伝にならないよう目を配ることと、もしふんだんに広告宣伝費をかけている企業がいて、高額でビジネス的に近いなら、うまくリスティングをかければNIみたいに漁夫の利が狙えますよ、という2つです。 とにかく、 「漁夫の利、NIを目指すこと!」 そういう視点で考えて、何がいいビジネスはありませんか? 考えて下さい。    

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自社媒体をもつ、ということ

今回は、自社媒体をもつことについてのお話しです。 当社は自社媒体としてメルマガを持っています。このメルマガは現在、名刺DBでは約15万件、ウリゾーからのデータを入れると16万件で、合計31万件分のメルマガのアドレスを持っています。これにSOHOS STYLEの登録者数の2.5万件を足した33.5万件が当社がマックスで送れるメルマガの件数です。 当社はこのメルマガ配信によって、コロナの時も問い合わせ件数を落とすことなく、商談数を維持することができました。また、自社開催のセミナーを企画しても、集客を行うことができます。実はこれ、当たり前のように見えますが、やっている企業は意外とありません。当社では、この自社媒体を持つ、ということにこだわっています。 3691851 今回は、なぜ、自社媒体をもつことにこだわっているか?について説明したいと思います。 私の長男はリクルートのじゃらんで働いています。じゃらんではウェブ媒体に依存する顧客、依存しない顧客という評点をもっているそうです。そういった中で「大江戸温泉」は評価が高いそうです。具体的にどういうことか?ということ、大江戸温泉はじゃらんや楽天トラベルといったウェブ系の旅行代理店からの集客に頼らなくても、ブランド力があり、大江戸温泉で直検索してくる顧客が多いので強い、ということらしいです。

同じことは飲食店でも同じで、ぐるなびや食べログなどの集客サイトに頼まなくても、自社で集客できる飲食店は強いし、小売店でも楽天経由じゃなくても自社ブランドのサイトで購入してもらえる小売店は強いです。

c7e8c2fd17f8737a805e17b6eeb2c898_t なぜなら、こういった集客サイトは集客数で手数料が発生したり、月ごとの掲載料が発生したりして利益率を圧迫するからです。更に集客サイトに依存度を高めてしまうと、サイトの値上げなどでもやめることができず、どんどん利益率を圧迫され、いいように振り回されてしまうリスクもあります。 そういった意味でも、当社は自社媒体をもって、自社で集客、資料DL、問い合わせが稼げることにこだわっています。 自社で集客できるようにするためには、顧客データをためたメルマガサービスをしたり、フアンクラブのような集まりを組織したり、リピーターへの特典を設けたり、パブリシティに取り上げてもらうために独自の企画をして広報活動に力を入れたりと、様々な工夫が必要です。 当社では特に、名刺情報からのメルマガ配信と、パブリシティの活用の2つに力を入れています。

まず名刺情報ですが、当社は15年前くらいから、営業の名刺は月曜日に収集し、自社で作成した名刺DBに入力しています。この情報をメルマガリストに反映させています。名刺DBでは、同じ人の部署移動や役職名の変更も随時反映されますし、セミナーへの出席や配信不要や配信不能情報なども反映されていきます。 更にこのデータは、営業事務の問い合わせリスト、インサイドの着電情報、営業日報の3つに連動し、随時クレンジングされていきます。営業は会社に名刺を提出することによって、その自分が担当だと主張できるようになっています。

ただ最近は、メルマガをたくさん打ちすぎて、配信停止依頼が急増しているといった反省しなければならない状況が続いています。メルマガに代わる、効率のいい情報告知にツールの開拓が急務になっています。 ダウンロード 次に力を入れているのは、パブリシティです。 パブリシティとは、お金をださないでテレビやラジオ、雑誌、ウェブに取り上げてもらう手法のことで、企業の広報担当はこの掲載数を上げるために日々頑張っています。 当社ではPRタイムズやドリームニュース、無料セミナー紹介サイトなどに登録し、常に自社の情報やセミナーの情報を外に向けてアナウンスができるようになっています。特に1000人アンケートなどの情報は、テレビやラジオ、雑誌といった多くの媒体に取り上げられることも多く、社名がテロップとして流れるようになっています。こういった広報活動を通して、新規の問い合わせが入ったり、社名の宣伝を意識的に行い、取り上げられた内容をブログに上げて更に告知をしていく、という流れを作っていて、毎年平均で、22件~24件の媒体掲載の実績があります。 こういった地道な取組みによって、実に多くのマスコミに取り上げてもらっています。これは偶然ではなく、意識的に自社で取り上げてもらうためのノウハウを蓄積しているから実現していることです。 自社媒体をもっている企業ともっていない企業では、まちがいなく自社媒体ともっている企業の方が強いです。 今後はSNSなどもうまく使って、当社のサービスのフアンの人たちを作り、その人たちに速やかに情報が配信できる体制を更に強化していかなければなりません。

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雪の玉を作ろう!

今回はここ数年で、私が一番ギフトだとエピソードを紹介します。 私は趣味で発明をやっていて、幾つかの発明品があり、その中でのりかえ便利マップがきっかけて起業した話しは、以前のブログでご紹介しました。 当初、私は発明学会に入り、自分で発明事業化セミナーを通信教育で受講し、その流れで一つ一つ自分の発明品を企業に売り込んでいました。当時の発明学会の中の一番のスターは「初恋ダイエットスリッパ」の開発者の中沢さんという人で、よくテレビなどで紹介されていました。私は1件目の発明品が商品化された時、発明学会の人にお願いして、中沢さんを紹介してもらいました。 中沢さんとお会いした時、私が感じた正直な感想は、失礼な感想で恐縮なのですが「楽勝じゃん!」でした。 ko-04635-hatsun_14 というのは、私は実家が旅館で、小さい時から商売をみてきていて、両親も商売人だし、学生時代も自分で塾を経営していて、就職先の01ショップでショップでもトップ販売員だった私は、中沢さんのおっとりとした感じがどう見ても商売の素人にしか見えず、こんなレベルの人でスターになれるなら、発明なんて楽勝じゃん!と感じたのでした。 その後、のりかえ便利マップがきっかけで、わずか1年後には起業します。「私の楽勝じゃん!」という直感は見事に当たりました。ただ起業した後、ITにシフトするまでは順調でしたが、その後は思うようにいかず、楽勝じゃない日々が続きました。低迷すること十数年、自分の甘さを実感する毎日が続きます。

そんな中、私が救われたのは、 「福井さん、まずは雪の玉を作りましょう。まずは雪の玉をしっかり作って、それを転がして大きく膨らませればいいんです」 という、経営コンサルタントの女性の言葉でした。

images この言葉に頭を打ちぬかれたような衝撃を受けました! それまで私は発明のような開発ばかりをやっていました。だから価格表は商材であふれていました。 「そうじゃなくて、発明はしなくていいんだ!一つのものを作り込み、それをシンプルに回転させて膨らませていけばいいんだ」ということにやっと気づきました。 そこから私のマインドセットは一気に進み、まずは余計な新商品の開発をやめ、社内の改革を始めました。 最初に手をつけたのは、ずっと赤字だった助成金事業部に入り、とにかくビジネスモデルを作り、収益の柱を作っていきました。コンシェルジュやコンテンツプランといった雪の玉を作り、スタッフの増員と整備を行い、就任して2年目に黒字化を実現しました。この時は本当に嬉しかったです! 次に手をつけたのが、SOHO系の制作チームで、最も残業が多くクレームの多かったチームです。まずはノウハウのマニュアル化、プロ化に向けた社内研修や社内勉強会、評価制度の見直しをしました。この時は、私のやり方が強引だったせいもあり、社内がオオモメにもめて、退職者がたくさん出ました。制作スタッフの半数近くが退職する大事件になってしまいました。この時が、私にとって一番辛い時期で、ここ数年の中での「底」でした。 images 次に社内の評価システムを変え、個人と部署の重点施策による人事評価を取り入れました。これによって個人の目標と部署の目標、会社の目標のベクトルを合わせられるようになりました。ここまでが一番大変で、評価システム導入で一気に楽になったのを覚えています。 次に管理のテコ入れを行い、採用ミーティングに参加しプロジェクト化して、採用の専任スタッフの採用や離職率を下げるための施策を打ちました。プロジェクトを始め、フリーアドレスへの移行を実施したのもこの時期です。一昨年から、一番の懸念事項だった経理のテコ入れをやっと行いました。経理ちゃんの開発や経理担当者の変更、マニュアルの整備、資金繰りなどの数値の精度を上げ、月次の精度を上げ、経理ちゃんとJDLの差異を埋めるのもやっと始めました。これはまだ現在進行形で続いていて、頭の痛い問題がたくさんあり苦戦しているのは、皆さんもよくご存知ですね。 そして昨年から始めたのが、BS営業の組織の見直しです。商材が多く、ノウハウの共有がされていなかったため、営業の新人が育たないという課題を、今も試行錯誤をしながら頑張って組織改革をしています。 そしてこれからは、インサイドセールスを課にしていくのと人の増員、財務の強化、助成金の内部スタッフを増員し、継続率をあげるための施策も実施していく予定です。

「雪の玉を作りましょう」と言われてから、約5年強かかりましたが、最近ようやく結果が出てきて、社員も定着し、業績も上がってきつつあり、手ごたえを感じている今日この頃です。1

もしあの時、「雪の玉を作りましょう」というアドバイスを受けていなかったら?と思うと、ぞっとします。だからこの言葉は、私のお守りであり、長く頑張ってきたからこそ神様がくれたギフトだと思っています。この言葉によって、やることが整理され、シンプルに仕事の流れをみれるようになった「魔法の言葉」です。 そして一緒に頑張ってきてくれたスタッフはきっと「あったなー。そんなこと」と思い返すような出来事も多いと思います。   「雪の玉を作りましょう」と私に言われたことのある人は、そういうことだったのか!?と思い出して下さい。   以上、「雪の玉を作ろう」のお話しでした。    

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ロボット工学を経営に応用する 

さて問題です。 「あなたがロボットにペットボトルの水を手にもって飲ませる、という一連の行動をさせるために、必要と思われるコマンドを全て書き出しなさい」(制限時間10分) ↓ ↓ 幾つ書けましたか? これは私が参加した、ロボット工学を経営に応用するというセミナーでの問題です。 watermark 多い人で大体20~30のコマンドを書きますが、実際の正解のコマンド数は74個です。 まず一つ目のコマンドは「ペットボトルを見る」です。 このように一連の動きを全部書き出していきます。 これを営業に応用するとすると、ざっくりと下記のようになります。 問い合わせが入る→資料を送る→電話、メールをしてアポの依頼をする→訪問して(あるいはオンライン上で)商談して説明をする→相手のニーズを聞く→見積もり出す→その後どうか?連絡する→質問に答える→受注する →発注書や契約書を締結する→仕様を詰める→納品する→請求する→入金を確認する といったところでしょうか?

この一連の作業の中で、特に重要なものを〇で囲み、そこだけを何度も繰り返し練習することによって、新人を早くにキャッチアップさせる、というのが、ロボット工学を経営に応用させるセミナーの主旨です。

例えば、営業で最も重要なのは、最初の商談での説明や、ヒヤリングして相手のニーズや競合情報や価格感をつかむ、精度の高い見積もりを作成すること、クロージングすることの4つの作業が最も重要な行動だとしてたら、そこだけのシーンを繰り返し同席して反復させたり、ロールプレイングさせることによって、早くコツを習得させます。 先ほどの、「ロボットにペットボトルで水を飲ませる」という一連の作業の中で、最も重要な難しい作業は、「水を口元に持っていく、水を飲ませる」という2つのコマンドなので、そこだけを何回も繰り返して練習させることによって、一連の作業の安定化をさせるそうです。

ダウンロード この手法は軍隊などでも使われていて、それまでの主流だったコーチングに替わって、今では主流になっている手法だそうです。 確かに一時期、コーチングが流行りましたが、コーチングは教える人に寄り添って、かなり手間暇をかけて教育しなければならず、時間もかかるため、大量にもっと早く人を育てたいというニーズには向いていません。 ロボット工学は一連の作業を書き出す、重要なものをピックアップし、反復練習をさせるだけ、なので実用的で、結果にすぐに結びつくので有効です。

例えば、水泳なら、飛び込みとターンだけを何回も繰り返し、テニスならサーブだけを徹底的に練習する、ボレーだけを徹底的に練習すれば、とても早いスピードで結果を出すことができるようになります。ビジネスだけでなく、スポーツや趣味など、色々なことにも応用できます。

images 当社はこのロボット工学を経営に応用する、というのを主に、営業のロープレ選手権や殺し文句の収集などに積極的に活用しています。 迅速に、効率的に結果を出したい時に、この手法を活用してみて下さい。

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目標設定のコツ、教えます 

今回は私が普段から心がけている「目標設定の仕方のコツ」について説明します。 目標は大体130%くらいの高さの目標を立てて、 ちょっと努力したら実現する目標にして、 一段ずつ階段を上がるようにクリアにしていくことです。 会社でやる場合、最も重要なのは「皆で力を合わせてクリアにしていくこと」です。 1 起業した頃の私の最初の目標は「お茶が出てくること」でした。 自分の発明品を売り込んでいた、あまりに怪しかった私には、当初お茶すら出てきませんでした。 だからまず、お茶が出てくるような身分になりたい、というのが目標でした。 次の目標はコピーを買うこと。 とにかくお金がないので、コピーすらありません。いちいちコンビニまでコピーを取りにいっていて、雨でぬれてしまい、バイトの女の子に「コピー買って下さい!」と言われ、「じゃあ儲かったら買おう!」と言って、年賀状を刷るような家庭用のコピー機を買ったのを覚えています。

その後、「デザイナーを入れたい」「PCがもっとたくさんほしい」「自分たちのオフィスと持ちたい」「男性社員を入れたい」「エレベーターのあるビルに移りたい」「山の手内回りに引っ越したい」「新卒を入れたい」「カラーコピーを買いたい」という要望に、儲かったらやろう!と少しずつ目標をクリアにしてレベルを上げて、現在に至っています。

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皆さんも、まずはちょっと頑張ればクリアできる目標を立てて、着実にクリアしていけば、いつの間にか不可能と思っていたことができるようになります。是非、試してみて下さい。

あと会社の場合は、一人ではなく、皆で力を合わせて目標をクリアしていくことが重要です。そういう成功体験が自信につながり、チームワークを強め、骨太の組織になっていきます。

実は当社で毎月立ててもらっている、部署と個人の重点施策もこの考え方が元になっています。 会社や部署の方向性からの重点施策もありますが、主に個人の重点施策は自分で目標を設定して、クリアしていく仕組みになっています。 この重点施策が、個人の目標と会社の目標の両方のベクトルを合わせる役割になっていて、この個人と部署の目標の達成度が半期ごとに集計され、査定結果に連動しています。

一つの目標を皆で力を合わせて、ロープレのレベルを上げていくように、ゲーム感覚でどんどん目標をクリアにしていく。それが査定に連動していて、頑張れば頑張るほどクリアできて、どんどん自分の成長を実感できるようになればいいな、と考えています。

ダウンロード   私の好きな言葉で、 「成功は約束できないが、成長は約束できる」 というのがあります。 毎日、皆さん方の成長を見るのが私の楽しみです! 重点施策ってそういう意味があるんだな、と思って、意識して目標設定してみて下さい。

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SOHOリーダーと小田原のミカン農家

今回は、なぜSOHOリーダーが生まれたか?の経緯についてご説明します。   当社のSOHOのフィールド調査では、大型調査を受注すると、それでもう手一杯になってしまい、社員も駆り出されて納品にあたる、ということが多々あります。 大体いつもアルバイトを事前に募集して、バイトさんを集めて仕事の説明会を開きますが、実際に仕事が始まるとどんどん辞めてしまい、もう募集したり、説明会を開いたりする納期の余裕がなくなって、社員が徹夜で仕事をして納品する、というのがいつものパターンでした。 どうしていつも同じことを繰り返しているのか? どうにかならないものか? といつも思っていました。 ある日、母校の小田原高校の同級生のミカン農家の話しで閃きました! 小田原市役所に勤める私の友人は、ご主人がみかん農家なので、シーズンになると役所を休んで、ひたすらミカンの収穫にあたります。市役所の方も、そういった兼業農家が多いのでその時期は毎年休む人が多く、それを前提にして運営しているそうです。

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この仕組みを、当社も活用できないか?と考えました。 それにはまず、ある程度の手伝ってくれる身内がいなければなりません。 今までのSOHOのように、仕事がある時だけ出来高で仕事を頼むのではなく、毎月3万とか、5万とか、ある程度のお金を毎月支払って、仕事をしてもらって「身内」のような関係の準社員をストックしておいて、繁忙期になったら一斉に手伝ってもらえるようにしてはどうか?と考えました。 これが「SOHOリーダー誕生の経緯」です。 毎月、3.5万円で50時間働いもらえる人を採用しました。働く時間は自由で、深夜でもいいし、休日でもよくて、名刺の入力や営業リストを作成してもらったり、納品チェックなどの仕事をしてもらいます。募集をかけたら、すごい数の応募がありました。毎月コンスタントに3.5万円仕事ができるシステムは、とても市場にうけることがわかりました。早速、数名を採用しテスト運用に入りました。 結果、色々こまごまとした問題はありましたが、どうにかクリアして、わずか数名からスタートしたSOHOリーダーは今や50名近い体制になりつつあります。主に内部スタッフのサポートの仕事をしてくれています。スタッフには、自分のポケモンのような感じで、気の合う人を自分で雇って下さい、と言っています。いつも同じ人なので、人間関係もできて、人となりもわかり、どんどん慣れて仕事の効率も上がってきていて、とても有効です。

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毎月、コンスタントに仕事を出して人間関係ができているので、繁忙期になって急に辞められることなく、繁忙期の際の頭数がよめるようになりました。 SOHOリーダーの人たちも、毎月3.5万円の副収入が約束されているので、生活も安定して、長く当社で勤めていこうという気持ちに繋がっています。 今は、まずはアルバイトさんに頼む、慣れてきたらSOHOリーダーに仕事をふる、というルールが社内でも徹底されてきて、コストダウンにも大いに貢献しています。 実はこのSOHOリーダーの仕組みこそ、スグレモノの発明だったのではないか?と自負しています。 ダウンロード SOHOリーダーさんの本来の役目は、繁忙期に手伝ってもらうためのストックの人材だ、という認識をもってください。SOHOリーダーさんにも最初から、繁忙期になったらその仕事を手伝ってもらいますよ、ということをきちんとお伝えしてから採用するようにして下さい。 そして、SOHOリーダーのプロジェクトの皆さんが気をつけることは、毎月3.5万円×50人分の人件費が無駄にならないよう、常に稼働をチェックし、有意義な仕事をしてもらえるよう目を配って下さい。 内部の制作スタッフは、繁忙期の際にバイトを募集して、バイトの説明会をしても、結局辞めてしまい、徹夜して自分たちで仕上げる、といったいつもの失敗を、SOHOリーダーを使ってストップできるようにするにはどうすればいいか?というのを熟考し、今後は同じ穴に落ちないよう、学習して下さい。   以上、SOHOリーダーについてのお話しでした(^◇^)  

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失敗を科学する 

今回は、全体会議でやっている障害報告についての説明です。 当社では、毎月の全体会議で障害報告の発表というのをずっと行っています。 障害報告とは、失敗したり、トラブルになったケースを担当者が時系列にまとめ、今後どうすれば再発防止できるか?をまとめたレポートで、それを全員の前で発表していくもので、多い時は月に5~6件くらいあります。  

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  当初、この障害報告をはじめた時に、私が口をすっぱくして言ったことは、障害報告は決して、失敗した人へのペナルティーではなく、あくまでも再発防止のための情報共有の場である、ということです。 企業にとってクレームや障害にどう向き合うか?というのはとても重要です。 もし、私がプロ社長で、色々な会社に派遣されて、その会社の経営を見直すとしたら、まず最初に何をやるか?というと、まずお客様相談センターにいって、その会社へのクレームの内容をみて、次にこれにどう対応しているか?をチェックします。どのようなクレームが発生していて、どう対応しているか?が、実は企業の「つゆだく」で、ここをみると、その会社のカルチャーや抱える課題、考え方が大体わかります。 51VCWmSSi2L._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_

一番ダメな会社は、失敗をペナルティーとしてとらえている会社です。失敗にはペナルティーを、という発想だと、まず皆さん、失敗を隠そうとします。これが一番ダメです。せっかくの貴重な失敗談が社内に活かされていきません。失敗が起きるのは当たり前なので、そこからどう改善していくか?が腕のみせどころだという意識があれば、オープンな環境で失敗に向き合うことができます。

私は神奈川県出身で、よく江の島とか鎌倉に行くんですが、鎌倉で山に登ると、注意すると道の横に小さなかまぼこ板を縦にしたみたいな目印が建っています。これは何か?っていうと、過去にここまで津波で波がきたよ、という目印なんだそうです。結構、山の上なのに、この目印が残っている。だから、この上まで逃げなさいという意味です。これこそが先人の知恵で、障害報告はまさにこういうものを目指しています。 41hES1Len7L._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_ また、講演をしている時によく感じるのは、皆さん、誰かの失敗したお話が大好きです。失敗談を話すと、身を乗り出して聞いてくれます。自慢話ばかりの講演では皆さん、スヤスヤ寝おちしますが、「失敗して辛かった」なんて話しは目を輝かせて聞いてくれます。 人は誰かの失敗談が大好きなので、当社はまず、入社した人には同じ部署の障害報告に目を通してもらいます。理由は、同じ穴に落ちないように、最初に先輩たちの失敗をインプットしてもらいます。 そして、自分が失敗したら、それを記録して残す。自分たちなりの改善策も記載して、後輩が同じ穴に落ちないようにする。そうやって全員が失敗を共有することによって、全体の質を上げていくことを目指しています。

失敗は恥ではありません。むしろ勲章です。なぜなら、たくさんチャレンジしたからこそ、失敗があるからです。失敗を貴重な事象としてとらえ、そこから何を吸収できるか?を考えて下さい。

そしてあなたの失敗が、これからの後輩たちのスキルアップに繋がっていくんだ、ということも意識して、書く時は、記録に残ることを意識して、なるべく客観的に時系列で、役割分担も明確にしたものを書くようにして下さい。

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よろしくお願いします。

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ナビット5つのTT

次はナビット5つのTTのお話しです。 まずは5つのTTの中身を覚えて下さい。 ナビット5つのTTとは? TTP 徹底的にぱくる TTK 徹底的にこだわる TTB 徹底的に分析する TTM 徹底的にまきこむ TTT 徹底的に続ける それぞれ一つずつ説明していきましょう。 ○TTP 「徹底的にぱくる」 これはナビット文庫にある「社長のノート」という本の中で、 元シュリンプという女性の下着メーカーの社長さんが書いた本の言葉です。 まずいいものは「TTP」徹底的にぱくれ!と。 「社長のノート」がナビット文庫にあるので、読んでみて下さい。

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IT業界では、ECサイトを見るとよくわかって、 例えばニッセンがやると他のベルメゾンも同じような改訂をします。 IT業界だとサイトをチェックして、オーダーは 「このサイトと同じテイストで、これよりももっとよくして」 というオーダーが入ります。 それくらい、真似ることが簡単で経費もかからないため、 結果、同じようなサイトになってしまったりします。 そこで私は、この社長のTTPの言葉にあと4つの言葉を加えて 「ナビット5つのTT」にしました。 ○TTK 「徹底的にこだわる」 ただ表面だけ真似したくらいでは、全然成功しません。 最初は確かに真似からはいったかもしれませんが、 1年くらい経ったら、全然ウチの方がいいよね、 にするためには、その後の努力が必要です。 そのためには、以前のお話しと同様ですが「神は細部に宿る」の 蟻の視点で、徹底的にこだわらなければなりません。 具体的にどうこだわるか?というと、 ナビット文庫の「クックパッド」の本があるので読んで下さい。 2 待機時間が10秒なのを5秒にするためにどうすればいいか? UI(ユーザーインターフェイス)やUX(ユーザーエキスペリエンス)を どう上げるか?など、妥協しないこだわりが必要です。 また同様のテーマでは「仕事は楽しいかね?」という本の中で、 ディズニーの白雪姫の話が紹介されています。 白雪姫の映画の中で、七人の小人と白雪姫が湖面に映る画像で、 湖面の揺れが素晴らしいと。。 でも本来はそんなに湖面の揺れにこだわりを持たなくても、 本編とは関係ないはずです。それでもそこまでこだわっているからこそ、 ディズニーアニメは素晴らしいという「完璧の先を目指す」ということが 紹介されています。 こだわる、というのはそういうことです。 では具体的に何にこだわればいいか? それは、次のTTBにかかっています。 ○TTB 「徹底的に分析する」 徹底的に分析します。 これはサイトを運営している人なら、昨年の同月同日に比べて、 UUが上がったのか?PVは上がったのか?CVはどうか? CPOやCPAの獲得単価の推移など、とにかく数値化して分析します。 または、UUやUIなどはアンケートを取って、 アンケートではわからない潜在的なものは、モニターに会社に来てもらい、 後ろからどこがつっかえるか?などを見て、何が問題なのか?を チェックします。 セミナーなどでは、アンケートをとにかく大事にして、 満足度の低い講師にはもう頼まない。 受付の態度、司会の態度、温度、騒音など、 とにかくとれるだけのことはアンケートで取って、 そこをすぐに現場にフィードバックしていく。企画に反映させるなどです。 営業であれば、お客様に何を言われたか?どう断られたか?とういのを、 細かく日報に書いて下さい。 前のリクルートの話しのように、「ラックを置く場所がない」というのが、 断り文句の7割だったら、それだけを別の角度から検討して解決していく ことができるようになります。 これは全体会議で発表してもらう「障害報告」にも言えることで、 「障害報告」は会社の「つゆだく」です。 この障害報告は宝の山で、その会社にどのような障害が多いか?で今、 弱い部分がわかりますし、何度も繰り返されているようなら、 そこにまず問題があるので直すし、責任の所在があいまいなら役割分担に 問題があります。きちんと論理的に解決されており、指摘も明確なら、 管理者の能力は高いし、何だかわからないし、スケジュールも曖昧なら、 上司を変えた方がいいだろう、などです。 障害報告が起きているのに、オーダーがたえないのであれば、 その商材自体が業界内で強いのだろうと会社の強みがわかります。 このように障害報告も日報も、このTTB「徹底的に分析する」ための ツールなのです! ○TTM 「徹底的にまきこむ」 このTTM、徹底的にまきこむ、という手法は若干上級者向けですが、 参考にして下さい。 書籍としては、一昔前にブームだった 「もしも野球部のマネージャーがドラッカーだったら」を読んで下さい。 3 この本の中で、盛んに出てくる言葉が「イノベーション」です。 イノベーションとは「開拓」という意味で、マーケティングと並んで、 とても重要なキーワードなので覚えて下さい。 「もしドラ」の中で、最もイノベーション的な事例としては、 野球部の練習に柔道部の人を巻き込んだり、 学校外の施設の人を巻き込んだりしていっている点です。 あれが通常のスポコンモノとは違う、イノベーションの部分です。 イノベーションとは、従来のやり方を画期的に変えることです。 当社の事例では「入札なうクラウド」とか「助成金なう」では 社労士や中小企業診断士、セミナー会社とのアライアンスモデル、 「販売代理店システム」などがあります。 ステークホルダー(利害関係者)をふやすことによって、 色々な人がそれぞれの思惑の中で働き、 結果的にウィンウィンの利益をもたらすというもので、 ベンチャーキャピタルやクラウドファインディングなどもこの典型です。 この「まきこんでいく」というのは、新しいビジネスモデルを作っていく能力と、 機動力が必要です。企画営業や新規ビジネスを立ち上げていく人は、 特に必要な能力です。 ステークホルダーをふやすことのメリットは、利害関係者が多いことによって、 ネットワークが飛躍的に広がるのと、現金を出さなくても新聞に載れたり、 他社との差別化が図れるというメリットがあります。 こちらを勉強したい人は、ナビット文庫の中から 「もしドラ」「ハイパワーマーケティング」「クラッシュマーケティング」 の3冊を読んでみて下さい。

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TTT「徹底的に続ける」 何事も「継続は力なり」です。 競合に負けない方法は、競合に負けるまでやめないことです。 「一番長く会社が継続している会社が一番偉い」のです。 たとえば飲食店でも、昔からずっと繁盛しているお店は「変わらぬ昔の味」 と謳っていますが、実は今風の味に改良しつつ、昔の味も残しつつと、 大変な工夫と努力をしています。 昔のまんまで、本当に今の人の口に合うはずは絶対にありません。 サービスは長いと飽きられてしまいますし、やっている人も飽きてきます。 「商いを飽きないでやる」ためには、日々の問題意識と創意工夫なのです。 これはスタッフの方にも言えて、何をやっても長続きしない、 辛抱のない人を「渡り鳥」と呼びます。 そういう人は大体履歴書を見るとわかって、 1年周期とか3年周期とかあるようです。 そういう人は最後にどこに渡っていくのでしょうか? 徹底的に続ける、という戦略は、単純ですが、一番有効な作戦です。 誰でも言うは易しですが、やり続けるのが一番大変なことだからです。 最初、のりかえ便利マップを色々な会社に紹介しに行った時に言われて 一番悔しかったのが 「商品はいいけど、実績のない会社とは取引できない」でした。 今、鉄道会社で当社にこんなことをいう会社はありません。 なぜいう会社がないか?というと、この「徹底的に続けている」からです。 継続とは、一番の信用であり信頼なのです。 信頼され、信用されるには、新商品は長い時間がかかります。 そのためにも、とにかく根気よく 商いを飽きないでやり続けなければなりません。 以上、ナビット5つのTTでした。 覚えて下さい。 c0240388_19332540

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Sohos-Style誕生物語 ~クレーマーを味方に!鉄道研究会から全国の主婦へ~

「地下鉄にパンタグラフはついていない」そういって怒鳴り込んできた人がいました。 ちょうどJMAMさんで、システム手帳用ののりかえ便利マップが発売された時期でした。「パンタグラフが点いていた方が可愛いから、デザインでつけています」と説明しても、なかなか納得してもらえず、いつまでも帰りません。学生みたいなので聞くと、早稲田の鉄道研究会の学生だと言います。正直こだわりの強そうな人で、敵に回すとクレーマー化しそうだったので「そんなに気になるのであれば、当社でバイトしませんか?」と聞くと、「やる」というので、ちょうどその頃、横浜市営地下鉄の50周年記念のガイドブックを作成していたので、調査をお願いすることにしました。 すると、通常であれば2週間で終わる調査をみっちり、1ヶ月近くやって、完璧なものを作成してきたのには驚きました!バイト代も2週間分しか払っていないにも関わらず、文句ひとつ言わず、嬉々として調査をしてくれるこの学生を見て、「これは使える!」と直感しました。 そこで、この鉄道研究会のネットワークを全国に広げることにしました。 images それまでは、名古屋や大阪、福岡など、地下鉄の調査には社員が行っていました。その地域の大学の学生に任せられるようになれば、その分の費用が浮くのと、4年生が卒業しても1年生が引き継いでくれるので、安定して調査をしてくれるようになり、一石二鳥だと感じたからです。 まずは学生課に電話をし、鉄道研究会の有無を確認し、あれば会社のパンフレットを送るので、部室に届けてほしいとお願いし、全国の大学に説明に行き、賛同者を増やしていきました。 このネットワークによって、全国の鉄道調査が安定してできるようになったり、学生さんたちが頻繁に会社に出入りし、質の高いデータが作成できるようになったり、鉄道会社に就職を頼まれたりと、一気ににぎやかになっていきました。鉄道研究会の学生も、そのマニアックな知識を純粋に仕事に役立てられる会社がある、ということで、口コミで当社の噂は広がり、JRのシャコケンの後などは全国から鉄道研究会の学生が当社に集まる、 といった、ちょっと変わった現象がしばらく続きました。 その後、鉄道研究会による全国調査ができるということで、情報誌の下調査なども受託するようになります。 行列のできるデパ地下を取材してほしい、という依頼などをうけるようになりますが、ここで一つ、深刻な問題が持ち上がります。 なぜなら、鉄道研究会の学生は鉄道と駅にしか興味がなく、デパ地下とか、オシャレなカフェとかには、興味がないため、全然真剣に調査してくれないとうことが判明したのです!せっかくの全国調査のネットワークも鉄道調査に限定となると、仕事の幅が狭くなってしまいます。そこでその頃、当社は世田谷区の経堂というところにオフィスがあり、たくさんの近所のパートの主婦の人が出入りしていました。

「主婦の人だったら全国にいるし、エンタメ系のやってくれるのでは?」  

そう考えて、鉄道研究会の学生のネットワークと並行して、全国の主婦のネットワークを作り始めます。その頃はまだ、インターネットがなく、あくまでも登録制でやり取りは電話でのスタートでした。 その後、インターネットが普及して「Sohos Style」というサイトを立ち上げていきます。 1 そしてこの「地域特派員」の全国の主婦のネットワークが、 当社の一番の強みになっています。この63400人の人の92%は女性で、大体下のお子さんが小学校3年生までの若いお母さん方が中心です。 最初は世田谷の周辺のパートさんからスタートし、インターネットができると「Sohos Style」というサイトを作ったところ、大反響で、宣伝もしていないのに、登録者がどんどん増えていきました。 また、先進的な取り組みであったため、たくさんの取材が全国から入り、頻繁にテレビの取材が入るようになります。 また同時期にスタートした「毎日特売」というサービスが、朝の4時から新聞の折り込みチラシの特売情報を主婦が入力する、というサービスが、とてもわかりやすく、主婦向けだったため、この2つのサービスをセットでよく取り上げてもらうようになりました。今のクラウドワークのサキガケのようなものです。 13 はSohos Styleの反響の大きさと会員増には、明確な理由がありました。 その頃、求人サイトの営業マンが言っていたのが、検索バーで一番多い検索キーワードが「内職」だといっていました。次に「バイト」だそうで、そのくらい「内職」したい人はとても多いのに、まっとうなサービスが一つもありませんでした。「内職」と検索すると出るのは3つしかありませんでした。 一つは内職詐欺のような高額商材を買わせるサイト。PCや通信環境をそろえれば○○稼げます!といったものです。もう一つは出会い系のサクラ。時給2700円というものは、大体この手のサクラでした。最後の一つは懸賞サイトかアフェリエイトで、一回登録してしまうと、死ぬほど変なメールがきたりするものです。

このように、やりたい人はたくさんいるのに、ちゃんとしたサイトが一つもない、という状況だったので、需要と供給のバランスから考えて、ちゃんとしたサイトさえ作れば、絶対にニーズがあるに違いないと思いました。

無題3Aの考え方をSOHO事業へ」 そこで当社のメインクライアントである鉄道会社さんの「3A」の精神を、内職サイトにもってくる、というコンセプトで、SOHOS STYLEというサイトを始めました。 鉄道会社の3Aというのは「安心、安全、安定」の3つのAのことで、旦那さんが見ても、安心して、仕事をしていいよ、と応援してくれるような、危険のない、ちゃんとした安心なサイトを作ろうということを徹底しました。 私自身、子供が小さい頃からずっと働いてきて思うのは、女性が働く上で、一番大事なのは、家族の理解です。家族に理解して応援してもらえなければ、とても続けられるものではありません。 そこで「月3万円稼ごう!ハワイはダメでも、グアムに行こう!」というキャッチフレーズで、サイトを始めました。月3万円で年間36万、あなたの稼ぎで家族4人、グアムなら行けます。きっと家族はあなたをリスペクトするでしょう、というキャッチコピーをつけました。そして、このキャッチコピーは主婦の心を見事にとらえ、たくさんの若いお母さん方が、月3万円を目指し登録してくれました。 今では、SOHO LIFEを見ると、旦那さんやお子さんと一緒に撮った写真と一緒に、おじいちゃん、おばあちゃんまで写った写真がアップされています。

そういった写真を見ると、大事な家族の記念写真をSOHOS STYLEにアップしてもらえる信頼を得られるようなサービスに育って、本当にありがたいことだと思っています。

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発明家と企業家の違い ~アイデアママから(株)ナビットへ~

2(初めて自分たちのオフィスを持った頃、経堂恵比寿ビルにて。馬場君は初の男性社員)

自宅の2階で起業した私は、その後も売り込みを続け、人も増え、会社も引っ越して自分たちのオフィスを持てる ようになっていきました。 そしてこれからどうしていこう?と方向性を考えている時、テレビで芳香剤の社長さんのインタビューを見ました。 その社長さんは「発明家と企業家の違い」の話をしていました。 「発明家は今日バケツを考えて、明日はウチワを考えているけれど、企業家は一本の木を林にして、森にしていける人が企業家」と言っていました。 発明家の世界でも、カップヌードルの発案者である日清の社長は、発明家というよりは、偉大な企業家として有名です。 カップヌードルは大きなものもあれば、小さいのもあるし、ラーメンもあれば、うどんや焼きそば、パスタなどもあります。 一本の木だけだと雪崩が起きて倒れてしまうかもしれない。雷に打たれてしまうかもしれない。林にして森にしていくことによって、ある場所が被害にあっても、別の場所がちゃんと生き残って再生できる、一本の木を林にして森にしていける人こそ、企業家であると。 その言葉を聞いて、私は「発明家ではなく企業家になりたい!」と強烈に思いました。 そして当社で「林にして森にしていけるものって何だろう?」と考えた時「のりかえ便利マップ」だけでは、とてもこんなにたくさんのスタッフを食べさせていくことはできないと感じました。 ちょうどその頃、インクリメントPと「駅楽極楽」というソフトを作成しており、その部長さんが「福井さん、これからマンナビの時代がくるよ!カーナビの人版、人を目的地まで案内するの」とおっしゃっていました。 この「マンナビ」という言葉が頭に残り、これからマンナビの時代が来るのであれば、 マンナビに特化したコンテンツを制作する会社を作ろう!と思い、ある時、これに特化し、それまでやっていたガラクタ発明を一切やめました。

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その後1年くらいは全然、泣かず飛ばずでしたが、そのうち携帯電話が普及し始め、当社は「モバイルでマンナビ」を展開します、とPRしたところ、すごい反響ができて、ITバブルとなり、出資してくれる会社も現れ、2001年、資本金も大きくし株式化して、ITベンチャーに転身しました。 この思い切った決断が、当社のその後の流れを大きく変えました。 もしあの時のマンナビに特化する、という決断がなければ、今でも当社は包丁やら、おしゃぶりなどの企画を会社に売り込む、アイデア商品の企画会社をやっていたでしょう。 ※次は「Sohos Style誕生物語」です。    

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発明はじめて物語 のりかえ便利マップ誕生編

発明のコツの次は、お話しを「のりかえ便利マップ」開発に戻します。 その当時256駅あった地下鉄の全駅を5カ月かけて調べた私は、それを企画書にして本できないか?と思い、出版社に送りました。その中で3社から話を聞いてもいいという話があり、商談に入りました。 結局、学生援護会さんというアルバイト雑誌「An」で、バイト面接のために「今週は千代断線沿線の仕事」「日比谷線沿線の仕事」という特集ページに駅の案内をつける、ということで、半年間で20万円で採用してもらい、2回目の採用実績となりました。 3 最後は連絡がつかなくなってしまい、 「幾らほしいの?」 「ただでもいいので世に出して下さい」 「じゃ20万でいい?」 と言われたのを今でも覚えています。 最初の本が本屋に並んだ時は、手に取って泣きました!そのくらい嬉しかったのを覚えています。生まれてからベスト3に入るくらい嬉しかったです。 なにしろ5か月間の駅の調査というのが、当初自分が想像していた以上に大変な作業だったからです。 その後、20万くらいじゃわりに合わないと思った私は、事前に企画書を企業に送るのも面倒になり、直接飛び込みで営業をかけ始めていました。 学生援護会さんの実績をもって次に行ったのが「ぴあ」さんです。 そこで言われたのが「ほしいのは車両のところだけですが、もうリクルートのお花見マップであります」といわれました。ただそのお花見マップがとても見にくかったので、 「これよりもっと見やすいものを考えたら、また会っていただけますか?」 と聞くと、会ってくれるというので、宿題をもらって、見やすいデザインを考えました。 それでできたのが、今ののりかえ便利マップの原型である、横軸に車両数、縦軸に駅をとった方眼紙タイプの表記です。 そして小型サイズの「ぴあマップ東京」からスタートし、名古屋、大阪と次々とエリアを拡大していきました。 IMG_9545 その後、学生援護会の編集長から、その後の運命を変えるアドバイスをいただきます。 「福井さんのアイデアは発明品じゃないよ。これは情報だよ。情報はね、回転させて膨らませて、切り口を変えて展開するの。僕たちマスコミがやっているのはそういうこと。だから福井さんも切り口を変えて展開した方がいいよ」 それまで私は、本にするという頭しかありませんでしたが、初めて「本じゃなくていいんだ!」ということに気づきます。 次に私はこれをソフトにできないか?とソフトウェアの会社に売り込みを開始します。 そしてパイオニアの子会社であるインクリメントPという会社で「駅らく極楽」というソフトにしてもらいます。 その次に手帳にしてもらおうと思い、手帳会社に売り込み、JMAM日本能率協会さんで、システム手帳の中のコンテンツにしてもらいます。 その時に、JMAMさんに個人とは取引ができないので、会社にしほしいという依頼を受け、会社にしたのが、前身の有限会社アイデアママです。 IMG_9544 それまでは、発明のロイヤリティで月30万コンスタントに稼げるようになろう、というのが目標だったため、会社にすることは全然考えていませんでした。 まして、子供が4歳と1歳で、まだまだ手がかかる頃でしたので、悩みましたが、せっかくのチャンスだからと1年やって芽が出なかったらやめる、という約束で、自分の貯金の300万と母から借りた300万を元手に、自宅の2階でアルバイトの電話番の女の子を一人雇い、起業しました。 日本テレビの「未来創造堂」で、私の役をいとうまい子さんが演じてドラマ化されたあたりです。当社のきっかけですので、まだ見ていない人は是非、見て下さい。 4 「未来創造堂」(13分)はこちら。 その後、念願だった営団地下鉄、今の東京メトロに採用され「のりかえ便利マップ」は一気に全国区になり、たくさんの取材が一斉にくるようになります。 「どうせ、こんなのすぐにマネされちゃうだろう」のりかえ便利マップを最初に考えた時にまず、そう思いました。 マネされてもいいようにするにはどうしたらいいか?をずっと考えて、人間はラーメンでもカレーでも一番、食べなれている味が一番おいしいと感じる。それなら、のりかえ便利マップも毎日見慣れているものが一番、見やすく感じるんじゃないか?と思い、それならば本家本元の鉄道会社に採用してもらおうと思い、東京メトロと都営地下鉄にはずっと売り込みを続けていました。 「あんた鉄子さん?」最初に広報の人に言われました。そしてこういうのを作ると特定の車両が混んでしまうので、わざとつくらないんだと断られました。 ただ、どうせマネされるのであれば、本家本元に採用してもらうことは、最も重要事項だと思っていた私は手を変え、部署を変え、採用実績をもって、定期的に売り込みを続け、地下鉄は2年、JRは3年かかって、やっと採用してもらいました。 最初、銀座線だけでもテスト的にとスタートしたのりかえ便利マップは、とても便利ということで、その後、千代田線と丸ノ内線に広がり、都営地下鉄が先駆けて全線採用されたことにより、全ての地下鉄の駅に貼りだされます。 1 その頃、朝日新聞で「エジソン生誕150周年」という特集があり、その中で初めて写真入りで紹介され、家族や近所の人に初めて自分のやっていることを打ち明けられました。 それまでは、何をやっているのか?も怪しすぎて人に言えなかった、いわば日陰の身でしたが、朝日新聞のエジソン生誕の特集記事が、初めて自分のやってきたことに自信を持たせてくれました。この時も、夕刊だったのですが、新聞の集配所の前で待っていて、まだですか?と何度もせかして、記事を読んでお店の前でワンワン泣いたのを覚えています。 親切な集配所の人も記事を読んで、「良かったですね」と言ってくれましたっけ。。 とにかくこの頃は、毎日苦しくて、泣いてばかりいました。 失敗ばかりで、帰りの電車の中で泣きながら帰ってきていたのもこの頃です。 まだ株式会社になる前の、ナビットの黎明期のお話しです。 IMG_9553 ※次は「発明家と起業家の違い ~アイデアママから(株)ナビットへ~」です。  

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発明はじめて物語 発明学会編

「町の発明家を応援する団体が新宿にあります」と聞いて、入会したのが発明学会です。 「イヤだなと思ったら、そこにビジネスチャンスがあると思え!」 発明学会に入って最初に習う言葉です。私はこの言葉で一生が変わったといっても過言ではありません。

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「アイデアを出す秘訣はなんですか?」と聞かれることがありますが、いつも私はこの話をします。 普通朝から一日生きていると「スマホが鞄から取れなくて不便だな」とか「傘を電車に置き忘れた」とか「包丁が切れない」とか「腰が痛い」とか、色々不便なことを感じます。 普通の人は「イヤだな」「不便だな」と感じて終わりますが、発明家はそこで立ち止まり、メモをとり、自分だったらどうするか?を考えて、作ってみて、良ければ特許を取って世に出していく、といのが発明の王道です。 そう考えると、発明の元は無限にあります。 なぜなら「いやだな」とか「面倒くさいな」と思わない日はないからです。 例えば、梅雨で雨が続いて洗濯物を部屋の中に干していてくさいな、いやだなと思ったら、ある人は、干す場所を考え、ある人は洗剤の成分を考え、ある人は空気清浄器を考える、それがオリジナリティです。 発明家にとって不便なことやイヤなことは、いわば「お題」であり、ビジネスの種なので、いつでも大歓迎で、いつでも頭の中はフル回転なので、前向きになります。 そしてこの「イヤだなと思ったら、そこにビジネスチャンスがある」という言葉を今でも続けています。それが当社のビジョン「あったらいいなをカタチにする」だったり、"メモクリップ"だったり、"回覧板のアイデアコンテスト"だったりと、呼び方が変わっただけで、やっていることは何も変わっていません。 だから、覚えて下さい。 「イヤだなと思ったら、そこにビジネスチャンスと思え!」です。

大切なのは、不便だとか、イヤだなと思ったことに「気づき、立ち止まる」ことです。

発明の種はいつも、身近なとことにあります。耳をすまして、立ち止まって下さい。注意深く、注意深く、色々な人の話に耳を傾けて、普段からアンテナを高くもって、イメージはRPGのゲームです。どこにヒントがあるのか?わかりません。

「大切なのは気づくこと、そしてメモをとること」です。

 

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次に、アイデアをいかにビジネスに結びつけるか?のお話しです。 アイデアをビジネスに結びつけるためには、アイデアが出やすい社風づくりがとても大切です。そのためには、意識的にアイデアが出やすい環境づくりを心がけなければなりません。 新入社員が入ってくると、突飛なことを発言したり、そんなことはとっくに試しているといったKYな意見が出てくることがありますが、そういった意見を頭から否定しないことを心がけています。 若い人の意見や素人の意見は、確かに考え不足だったり、稚拙だったりしますが、時々1/100くらいの割合で、盲点のような鋭いアイデアがでることがあります。それを否定してしまうと、誰も自分の意見を言わなくなってしまいます。何も言わない方が楽だからです。それでは1/100の鋭い、本質的な意見が出なくなってしまいます。 そのために、会議などで、決して相手の意見を頭ごなしに否定しないこと。ちょっと忍耐が必要ですが、特にブレストのようは時は、どんどん発言してもらう環境づくりを意識的に作らなければなりません。 ★★★ 当社では、メモクリップという制度を導入しています。 これは以前、テレビのニュースで新宿の伊勢丹の1階の靴売り場の紹介ニュースでやっていたことで、今やこの靴売り場の、売り場面積当たりの売上高は世界一だそうです。 その靴屋さんが何をやったか?というと、この「メモクリップ」です。 まず100円ショップで小さなボックスを買ってきて、お客さんに言われたことや、自分で感じたことなど、社員だけなく派遣社員やパート、バイトさん、経験や役職に関係なく、なんでもいいから書いて入れて下さい、と始めたそうです。 large-97ac4f9f6ec0f6db8cbab9c7b83097cc そんな中で、男性用のストッキング生地の黒いハイソックスや、右左の大きさの違う靴など、ミリオンヒットの商品がたくさん生まれたそうです。 デパートというのは、正社員は少なく、殆どがパートさんやバイトさんのような、非正規社員のため、そういった方たちの意見を会社が積極的に取り入れて、企画会議に生かしたのは、とても画期的な取り組みでしたが、その結果、スーパーヒットが続々生まれたという特集でした。 当社もこのメモクリップをマネして、一人一人のデスクの前に100円ショップのボックスを置いて、役職や職歴など関係なく、自分が思ったこと、お客さんに言われたこと、他社に言って感じたこと、など、なんでもいいから書いて入れて下さい、というのをずっとやっています。 ルールは2つだけ、同じことを何度も書かないことと名前を書くことです。 今は紙に書くのではなく、社内の電子回覧板になっていますが、この中から新商材、トイレの言葉、ランチマップなど、毎日特売といったたくさんのヒットサービスが生まれています。 殆どはトイレが臭いとか、冷房の風が直接当たって寒いとか、労働環境のことが多いですが、時々、お客さんのところでこんなことをやっていたので当社もやってみてはどうか?といった、前向きな意見が出てきたりします。 こういったメモクリップを月に一回の全体会議でそれぞれに発表してもらい、取り入れることはどんどん取り入れていっています。 当社は「アイデアの会社」なので、いいことはどんどん取り入れていきます!

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一人ではなかなか思いつかないことも、たくさんの人が考えれば、全然違う角度から、斬新な発想が出ることも多いので、アイデアコンテストを他の部署の人たちにお願いすることも多く、全社的にアイデアを大切にする組織づくりを行っています。 事業計画書を書くような重いものではなく、もっと気軽なちょっとした意見を出して下さい。

皆さんも是非、活用して下さいね! ではでは~('◇')ゞ

※次は「のりかえ便利マップ誕生編」です。

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発明はじめて物語 発明売り込み編

当社ナビットは1997年、前身の㈲アイデアママからスタートし、2001年に株式会社ナビットとしてスタートしました。 最初のスタートは皆さんもよくご存知の「地下鉄のりかえ便利マップ」です。 当時、子育てをしながら、発明に凝っていた私の5つ目の発明品です。 最初に有限会社を自宅の2階で起業したのは、若干31歳、長女が4歳、長男が1歳の時でした。 まだ乳飲み子を抱えての起業物語は、今から考えるとかなり無謀でしたが、その当時はとにかく若く、世間知らずゆえの怖いもの知らずで、せっかくのチャンスなので、1年やってダメだったらやめる、という約束で、電話番のバイトを一人雇い、自宅の2階で起業しました。 その当時は、まさか起業して、こんなに大きく発展するとは夢にも思っていませんでした!

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「発明はじめて物語~毒ガスマスクみたい。特許とってみたら?~」 下の子が生まれたばかりの時、お姉ちゃんの保育園のPTAにつれて行った時、泣いてしまって他のお母さんに迷惑をかけてしまい、おしゃぶりをすると泣きやむんですが、まだ小さいからすぐに落としてしまいます。そこでおしゃぶりの左右の空気穴にゴムを通して耳にかける、というのをやったところ、他のお母さんが、「福井さん、毒ガスマスクみたいね!面白いから特許とってみたら?」と言われました。 毒ガスマスクというのは、ちょうどオウム真理教が世の中を騒がせていた時期だからです。 それが「特許」という言葉と初めて出会ったきっかけでした。 その後、本屋で特許関係の本をみつけました。そこには「町の発明家を応援している発明学会という団体が新宿にある」と書いてあり、早速入会しました。その後、自分で特許を出す「発明事業化セミナー」という通信教育を5か月間自宅で受講し、自分のアイデアを売り込み始めました。 その頃、4つのアイデアがあり、受講を終えた私は、早速4つのアイデアを順番に企業に売り込みを始めました。 1つ目が「左右を間違えない靴」です。 その頃、3歳のお姉ちゃんがいつも家の中と外を行ったり来たりしていたのですが、いつも靴の左右を間違えてはいていました。 そこで親指と人差し指の間に、ビーチサンダルの底の部分をカッターで三角に切り、アロンアルファで貼って、間違えてはいたら違和感があるような靴を考えました。 それを写真に撮り、簡単な企画書とファックス返信用紙をつけて、靴の製造メーカーに売り込みました。靴のメーカーはその頃、帝国年鑑という分厚い本が図書館にあり、74社あり、一斉に売り込みました! IMG_9538 結果は、惨敗でした。 理由はほとんどが、もうその特許はとっくにあります、というものでした。 その頃、発明学会では「先願調査」(せんがんちょうさ)は不要なので、企画書に「特許出願中」と書いて企業に売り込みなさい、とありましたので、先願調査をしていませんでした。 特許は申請から半年間はオープンにされません。特許を出願するには、自分で申請しても印紙が38000円かかるため、実際に採用してくれる会社があるかどうか?を確認してから、特許申請しないと印紙代がもったいないというのが理由でした。 私のアイデアは「外反母趾(がいはんぼし)」という足の指の病気があり、そのために、明治時代に既に同様の特許が取られており、特許性が全くない、というのがお断りの理由でした。 実際に企画書を書いて、企業に売り込む労力たるやかなり大変で、それも毎日不採用、という通知が全国からくるのはかなり精神的に辛いものでした。 アイデアというのは自分の子供のようなもので、本当に自分では可愛いくてたまらないものです。でもそれを人から毎日否定され続けるのは、かなり辛い経験でした。 これで先願調査の重要性を知った私は、次からは先願調査をして売り込むことにしました。 ただ一点驚いたのは、ちゃんと不採用にしても結果がくることと、花の種とか、タオルとか、お礼のお手紙が全国からたくさん届いたことでした! 例えば、四国の靴工場の社長さんからは、「貴重なアイデアをありがとう!四国に来たら是非工場を案内したいから寄って下さい。」という直筆のお手紙をいただきました。 発明の売り込みなんて相手にされないのではないか?と思っていた私は、企業としてきちんと返答がくることには純粋に驚きました!ただ、不採用は不採用なので、どんなに丁重な扱いをされても、結構めげました。 ちなみに、今では先願調査は特許庁のサイトにいくと、誰でも無料で見ることができますが、その当時はインターネットがまだありませんでしたので、虎ノ門にある特許庁まで調べに行かなくてはならず、一介の主婦だった私にとってはとても敷居が高かったのを覚えています。 IMG_9539-1024x768 (1) 2つ目のアイデアは「あいうえおトランプ」でした。 当時、おねえちゃんが3歳になり、記憶力を高めるには「神経衰弱」がいいと本に書いてあったのですが、まだ数字が読めないのですぐに飽きてしまいます。 そこで「アンパンマン」が2枚とか「どらえもん」が2枚といった、キャラクターが2枚セットのものがあればいいのでは?と思い、色々お店を捜したのですが、ありませんでした。 ならば自分で作ろう!と思い、ちょうどその頃、ひらがなを覚えさせたかった私は「あ」が2枚、「い」が2枚といったひらがなカードを考え、今週は「あ行」、来週は「か行」という感じで、毎週遊ぶことで自然にひらがなが覚えられるようなものにしました。名称は「あいうえおトランプ」としました。一種の知育玩具です。 そして、前の苦い思い出を生かし、今後はしっかり先願調査をしました。そしてラッキーなことに、同じ特許はありませんでした。また、先願調査をした結果、近い内容の特許を申請している企業が何社かあったので、そういった会社も売り込みリストに加えました。また、神経衰弱以外の遊び方も考え、遊び方のマニュアルもセットにして、トランプやかるた、知育玩具などの企業47社に売り込みました。 IMG_9540-1024x768 結果は「是非、採用したい」という会社が3社あり、静岡県の青島文化研究社という会社で、20万とロイヤリティ5%で契約されました! これが私の初めての発明品の実用化の実績です。 後から、発明学会の人に話を聞くと、発明の商品化は1000に3つと言われており、発明学会みたいな愛好家の集まりでも可能性は1000に5つと言われました。そういう意味で、2つ目のアイデアで商品化された私はかなりラッキーだったと言えるでしょう。 その後、これですっかり発明に味をしめた私は3つ目の発明品「モーモーおしゃぶり」を売り込みました。これはあっさりNGでした。理由は、その頃おしゃぶりは洗濯バサミがついて、服に止めるというのが既に出回っていて、耳にかけるという発想自体がNGでした。 IMG_9541-1024x768 次に売り込んだのが「指しゃぶりストップ手袋」赤ちゃん本舗、ピジョンなどの、赤ちゃん商品の会社に売り込みました。 これは是非、採用したいという会社が3社ほどあったのですが、その頃日本に入ってきたPL法が壁になり、結局採用されませんでした。 赤ちゃんの口に入るものだから、ボタンを飲み込んで窒息したらどうするんだ!とか、生地を色々検討しなければならず、生地問屋が集まる西日暮里に買い物にいって調べました。 この時、生地を買いに行ったJR西日暮里の駅でエスカレーターやエレベーターがなくて、ベビーカーを押してホームの端から端まで歩いて、夏の暑い盛りに赤ちゃんがぐったりしてしまったのがきっかけで思いついたのが「のりかえ便利マップ」です。 ★★★ 当時、発明に凝っていたため、実は全部つながっています。その後、秋になり、おしゃぶりストップ手袋がどうやら厳しそうだと思い、諦めて毎週末に地下鉄の駅調査が始まりました。「のりかえ便利マップ」は5つ目の発明品ということになります。 ここでいったん売り込み編はおしまいで、次は発明学会編へと移ります。 ではでは~('◇')ゞ

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