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中小企業でない団体や法人は助成金・補助金の支給対象になりますか?

communication_nigate_kaisya_woman みなさんもご存知の通り、助成金の支給対象はほとんどが中小企業となります。そこで疑問になるのが、中小企業とは具体的にどんな団体や法人が含まれるのか、中小企業以外の団体や法人は助成金の対象になるのか、ということです。 もちろん、会社(株式会社、合同会社、合名会社、合資会社、相互会社、有限会社)は「企業」なので、中小企業に含むことができます。また、小規模事業者などの個人も、たいていの助成金の募集要項では、中小企業として見做されています。 しかし、NPO法人、宗教法人、事業協同組合、みなし大企業など、世間的には中小企業と見做されないであろう団体は、助成金の支給対象となりうるのでしょうか? 今回は、そのような団体や法人が、助成金の世界ではどのように見做されているのか、そして助成金の対象になるのかを説明します!

1.医療法人、学校法人、宗教法人、社会福祉法人、NPO法人、公法人

中小企業の定義は「会社及び個人」です。 これらの法人は、中小企業基本法上では、会社でも個人でもないと見做されています。 そのため、中小企業には該当せず、助成金の支給対象とならない場合があります。

2.事業協同組合などの中小企業団体

中小企業団体の組織に関する法律があり、それに基づく事業協同組合であれば、助成金の対象となる場合があります。 ただし、組合設立から何年経過したかなどの条件があります。 communication_nigate_student_woman

3.社団法人、財団法人

中小企業を主たる構成員とする社団法人、財団法人であれば、助成金の対象とする場合があります。 ただし、助成金によって、条件が異なりますので、募集要項をよく確認する必要があります。

4.みなし大企業

「みなし大企業」とは、以下の条件を満たしており、大企業が実質的に経営に参画していると見做される中小企業のことです。 ①大企業が単独で発行済株式総数又は出資総額の2分の1以上を所有又は出資していること。 ②大企業が複数で発行済株式総数又は出資総額の3分の2以上を所有又は出資していること。 ③役員総数の2分の1以上を大企業の役員又は職員が兼務していること。 ④その他大企業が実質的に経営を支配する力を有していると考えられること。 助成金・補助金によっては、みなし大企業を「大企業」とするか「中小企業」とするか異なってきます。申請する際は、募集要項の対象事業者をよく確認しましょう。

5.まとめ

一般的に企業と見做されない団体や法人は、どれだけ規模が小さかろうと、助成金の支給対象とならないケースが多いです。 その一方、中小企業を主たる構成員とする団体や法人ならば、助成金の支給対象になる場合もあります。 どちらにしろ、たいていの助成金であれば、支給対象の団体や法人について細かい指定が記載されていますので、募集要項をよく確認しましょう。
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1頭5000円/猫の新しい飼い主を探してあげたら助成金?

A_Sad_cat_in_Ulus 2019年4月の働き方改革関連法の施行を受けて、ほとんどの企業は働き方改革に取り組んでいると思います。その働き方改革の一環として、職場で猫を飼っている企業もあることをご存知でしょうか? 猫と関わると脳内幸福物質と呼ばれるオキシトシンが分泌され、社員のストレス軽減に大きな効果を発揮します。また、猫を通じて社員間のコミュニケーションも活発化するというメリットもあります。 そういう理由から、近い将来猫を飼った企業に対して助成金が支給される可能性もおかしな話ではないのです。 ところで、公益財団法人どうぶつ基金では、飼い主がいない猫や犬のために新たな飼い主を探す活動を行っている団体・個人に対して、助成金を支給しています。 主な要件は以下となります。

1.申請者の条件

(1)団体等譲渡登録後の遵守事項を遵守し活動している団体及び個人活動家であること (2)行政が運営もしくは運営委託する動物管理センター及び準ずる施設が行う団体等譲渡制度等に登録されている団体及び個人活動家であること (3)譲渡報告書を行政に提出していること

2.対象となる犬猫の条件

(1)譲渡報告書提出時に団体等から新しい飼い主に再譲渡されていること ※個人が終生飼養するために行政から直接譲渡された犬猫は対象外 (2)行政が運営もしくは運営委託する動物管理センター及び準ずる施設からの団体等譲渡により団体等に譲渡された犬猫であること (3)新しい飼い主への譲渡までに不妊去勢手術を実施してある犬猫であること。または新しい飼い主が不妊手術をすることを条件にした譲渡契約書を交わしていること cat-2878700_640

3.助成額

犬猫ともに1頭あたり5,000円

4.募集期間

譲渡対象期間:2019年1月1日〜12月31日 申請期間:2020年1月1日から末日

5.まとめ

犬や猫から癒しをもらうのも結構ですが、責任を持ってきちんと飼いましょう。 「動物に関する活動を行いたい!」とお思いの方は是非助成金なうで「動物」「猫」と検索してみてください!
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