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担当の社会保険労務士たちに意見の相違が出た場合、どうすればいいですか?

deers-88989_640 助成金申請に関する専門家と言えば、社会保険労務士です。 しかし、「助成金関係は対応しない」と言う社会保険労務士も多数います。 そうすると、一つの企業に対し、助成金関係はA社労士、労務関係はB社労士と言った構図が出来る場合があります。 もしA社労士とB社労士の意見が食い違うと、事業主が板挟みになってしまいます。 今回は、実例を交えて、そのケースの対処法について解説します。

 

1.基本的に社会保険労務士同士でやり取りして調整します

「働き方改革助成金を受給するために就業規則を改定しようと思うのだけど」という事業主の依頼を受けて、助成金関係を担当するA社労士が新たな就業規則を作成しました。 そこに、労務関係を担当するB社労士から、就業規則に関して次のような質問がありました。 イ)「多様な正社員など」と言う表記が盛り込まれ、ずいぶん変わった就業規則になっているけど、どういう趣旨なのか? ロ)就業規則の内容がやけに簡略的だが、何か理由があるのか? ハ)「就業規則は従業員代表の意見を聴いて改定する」と書いてあるが、それ何故ですか? roe-deer-1577513_640 A社労士の回答は次のようなものです。 イ)「多様な正社員など」と言う表記を盛り込んだのは、助成金実施の際に、会社のみんなで話して決めた策です。 ロ)簡略的に見えても、書いてあること自体は間違っていません。足りない場合は、遠慮無く書き足してください。 ハ)「従業員代表の意見を…」の表現がなくても、労働基準法上意見を聴く義務がありますので、気になるならその表現は削除していただいても構いません。 また、A社労士はB社労士に「気になる点などは事業主様と話していただき、変えていただいて問題ありません。助成金が支給されない場合があるので、労働条件の不利益変更にだけはお気を付けください。」と補足しました。 このように、もし社労士によって意見の相違が出ても、社労士間でやり取りして調整するため、問題はありません。

2.社会保険労務士間でスムーズな連携が取れるようにしよう

「1人の社労士にだけ依存するのは心配だ」、「各分野に精通している社労士に依頼したい」などの理由で、担当の社会保険労務士が複数いる事業者は少なくないでしょう。 もし複数の社会保険労務士の関与が必要な案件があった場合は、その社会保険労務士間で密な連携が取れるようにしておきましょう。 ☆助成金なうはこちら! ☆月1000円で全国の助成金・補助金情報が見放題!「有料サービス」はこちら! ☆助成金・補助金に関する情報や記事を提供します!コンテンツプランはこちら! fb_bnr_off

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経営革新計画と経営力向上計画の違いは何ですか?

8468393604_dcd5196d87_zさまざまな補助金の募集要項によく出てくる2つの言葉、 経営革新計画 経営力向上計画 もしかしたらこの両者が同じものだと思われている方もいるかもしれません。 しかし、実は似て非なるものなのです。 今回は、経営革新計画と経営力向上計画の違いについて、詳しくご説明します!

 

1.大きな違いは計画の目的!

7621622698_5d5a5a7123_z 経営革新計画も経営力向上計画と中小企業等経営強化法に基づいています。 しかし、その計画を作成する目的が異なります。 経営革新計画は、新しい分野での進出や革新的な事業を実施するための計画です。 中小企業が新しい事業活動に取り組み、経営の相当程度の向上を図ることを目的に策定されるものです。 申請する際には、取り組む予定の事業がどれだけ革新性があるのかを説明する必要があります。 一方、経営力向上計画は、今取り組んでいる事業をより成長させるための計画です。 人材育成、財務内容の分析、マーケティングの実施、ITの利活用、生産性向上のための設備投資などを通して、自社の経営力を向上することを目的に策定されるものです。 つまり、申請する際に、事業の革新性や新規性を説明する必要はないので、その点では経営革新計画よりも敷居が低いかもしれません。 このように、両者の計画には新規のものにチャレンジするか、既存のものに取り組むかの違いがあります。 しかし、どちらの計画も、きちんと策定することで現状の課題や目標が明確になるなどの効果が期待できる点は共通しています。

2.計画を認定する機関も異なる!

Shin-Sekai:新世界_-_panoramio 経営革新計画と経営力向上計画は、認定する機関にも違いがあります。 経営革新計画は、その事業者が所在している都道府県の知事が認定します。 一方、経営力向上計画は、その対象事業の分野を主管している大臣が認定します。 つまり、地域で認定するか、業種で認定するかの違いがあります。 経営革新計画を申請する際は、その所在している都道府県でどのような条件を設けているか、事前に確認しておく必要があります。 また、経営力向上計画を申請する際は、自分の事業がどの分野にカテゴライズされるのか、きちんと押さえておく必要があります。

3.どのような優遇があるのか?

640px-通天閣_-_panoramio_-_suzune_konoo 経営革新計画が認定されると、政府系金融機関による低利融資制度や信用保証協会の保証枠の拡大などの優遇を受けられます。 一方、経営力向上計画が認定されると、固定資産税の減免や金融支援の特例措置などの優遇を受けられます。 どちらも税金の減免や金融支援・法的支援など、さまざまな優遇を受けられます。 具体的な優遇については、中小企業庁や各地方の労働産業局のホームページに掲載されているので、確認してみましょう。 ちなみに、平成30年度補正のものづくり補助金では、次のような優遇があります。 (1)経営革新計画 2018年12月21日の閣議決定後に新たに申請して認定または承認を受けた場合、補助率は3分の2にアップします。 (2)経営力向上計画 特定非営利活動法人は、交付決定時までに対象事業に関する経営力向上計画の認定を受ければ、単体で申請することができます。

4.まとめ

いかがでしょうか? 経営革新計画も経営力向上計画も、作成する目的や認定機関は違えど、一度認定されれば、さまざまな優遇を受けることができます。 しかし、どちらの計画も最大の目的はあくまで自社の労働生産性や経営力を向上させることです。 優遇されることばかり意識して、無理に計画を策定しても、意味がありません。 中小企業診断士などの専門家にチェックしてもらったり、担当の自治体や役所に問い合わせたりして、しっかり計画を策定しましょう! ☆助成金なうはこちら! ☆月1000円で全国の助成金・補助金情報が見放題!「有料サービス」はこちら! ☆助成金・補助金に関する情報や記事を提供します!コンテンツプランはこちら! fb_bnr_off

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助成率2/3!専門家にマンションをチェックしてもらおう!

architecture-645037_640 最近、某大手不動産会社の物件の多くに施工不良があったというニュースが話題になりましたね。 移住したマンションに施工不良があると、「天井が崩れた」「水漏れがひどい」と言ったトラブルに見舞われる危険性があります。 また、マンションオーナーや不動産会社としても、「こんなマンションに住みたくない!」と住民の信頼を失ってしまい、大きな損失を抱えることになりかねません。 自治体の多くは、そのリスクを回避するため、耐震改修やマンションの建て替えなどに対する助成金・補助金を設けています。 今回はその中でも、マンションの専門家によるチェックを支援する助成金をご紹介します!

 

1.マンションアドバイザー制度とは?

熊本県営保田窪第一団地_04 公益財団法人東京都防災・建築まちづくりセンターでは、 マンションアドバイザー制度を設けています。 マンションアドバイザー制度とは、建築士やマンション管理士などの専門家がマンションに訪問し、良好な維持管理への支援をしたり、建替えか改修かの判断を進める際のアドバイスをしたりする制度です。 東京都の自治体では、このマンションアドバイザー制度を利用したマンションの管理組合、区分所有者、賃貸マンションの所有者に対して、助成金を支給しているところもあります。 例として、東京都江戸川区のマンションアドバイザー制度利用助成を見てみましょう!

2.助成対象者

区内分譲マンションの管理組合又は区分所有者 ※区分所有者の場合は理事長の委任状が必要です

3.助成対象経費

東京都防災・建築まちづくりセンターが実施するマンションアドバイザー制度を利用した際の派遣料 ※消費税、テキスト代、違約金などは対象外です 7582236412_8039069748_z

4.助成額

助成率:3分の2 上限額なし ※千円未満切捨て

5.申請期間

随時 ただし、派遣の申込みをする前に申請する必要があります。 また、助成金の交付申請は派遣後1か月以内かつ助成決定日の属する年度内に申請しなければいけません。

6.まとめ

今回は、東京都のケースをご紹介しましたが、他の自治体でも、マンションアドバイザーの利用に対する助成制度を設けているところもあります。 「専門家のアドバイスを仰ぎたい!」とお考えのマンション所有者の方は、是非お住いの自治体で同じような助成金・補助金がないか探してみてはいかがでしょうか? ☆助成金なうはこちら! ☆月1000円で全国の助成金・補助金情報が見放題!「有料サービス」はこちら! ☆助成金・補助金に関する情報や記事を提供します!コンテンツプランはこちら! fb_bnr_off

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助成金受給に不可欠!就業規則を作成する際の注意点とは?

kaisya_nakayoshi 皆さんもご存知かと思いますが、就業規則は事業所を経営する上でなくてはならないものであり、助成金を受給するためには不可欠の存在です。 就業規則がなければ助成金を受給できません。そして、きちんとした就業規則を作成しなければ助成金を受給できません。 助成金と就業規則はセットになっていると言っても過言ではないのです。 そこで今回は、就業規則を作成時する際の注意点について、ご説明します!

1.そもそも就業規則とは?

business_kyouryoku 就業規則とは、ひとことで言えば会社のルールブックです。 従業員ごとの労働条件は雇用契約書で定めますが、すべての従業員に適用される労働条件については就業規則で定めることが一般的です。 しかし、ここで注意してもらいたいのが、就業規則に記載する文言や表現についてです。 たとえば、就業規則で正社員とアルバイトの明確な区分をしていなかった場合、賞与や退職金など正社員だけに適用されるはずの規定がアルバイトにも適用されることになり、トラブルの原因になる恐れがあります。 社会保険労務士などの専門家にチェックしてもらうなどして、きちんとした就業規則を作りましょう。

2.就業規則の作成が必須になる場合とは?

就業規則は常時雇用する労働者が10名以上の場合に作成して、労働基準監督署に提出することが義務となっております。 つまり、常時雇用の労働者が10名に満たないのであれば、必ずしも就業規則を作らなくてもいいのです。 しかし、助成金を受給したいのであれば、常時雇用の労働者が10名未満でも、就業規則を定める必要があります。

3.就業規則はテンプレートを使っていいのか?

business_circle_arms いざ就業規則を作ろうと思っても、何から手を付ければいいのかわかりません。 よく言われるのが、「ネットでダウンロードできるテンプレートを使っていいのか?」です。 確かに、テンプレートを利用するのは手軽です。社会保険労務士などの専門家に就業規則の作成を依頼すると報酬も発生しますので、自分でテンプレート使って就業規則を作成できれば、コストも削減できます。 しかし、テンプレートの就業規則は助成金を想定して作成されていません。 助成金を受給したいのであれば、助成金のリーフレットなどを読み込みながら、必要な内容を書き加えていく必要があります。そして、それには労働関係の諸法令など膨大な量の専門知識が必要になります。 そのため、就業規則を何の専門知識もないままテンプレートで作成した場合、労働法を無視しためちゃくちゃな就業規則になってしまう可能性があります。前述の正社員とアルバイトのケースのように、トラブルが発生することは避けられないでしょう。 専門家である社会保険労務士を活用した方が、結果として安価であり、尚且つ助成金受給の近道であると言えます。

4.まとめ

就業規則は経営者も含めた全従業員が従うべき最低限のルールです。 就業規則がなければ円滑な経営ができません。かと言って、きちんとした就業規則を作成しなければトラブルを招きます。 また、目的の助成金に適合するように就業規則を作ったとしても、それは立派な会社のルールブックになります。 就業規則を作成する際は、テンプレートは使わず、なるべく社会保険労務士などの専門家に依頼するようにしましょう。
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助成金申請の頼れる味方!社会保険労務士とはどんなお仕事なのですか?

hourensou3_soudan キャリアアップ助成金、両立支援助成金、人事評価制度助成金… 雇用や職場改善に関する厚生労働省の助成金を申請する際に、なくてはならない存在があります。 すなわち、社会保険労務士です! 社会保険労務士の先生方がいるからこそ、自社が助成金の条件に合致しているかチェックできて、助成金の複雑な手続きも簡単に済ますことができて、そして助成金を受給することができるのです。 そんな社会保険労務士ですが、具体的にどんなお仕事に携わっているのでしょうか? 今回は、社会保険労務士の具体的な業務内容について、ご説明します! ※社会保険労務士に関する記事はこちら 助成金を社労士などに依頼すると、何故着手金を取られるのでしょうか? 助成金は社会保険労務士に丸投げしてもいい? 士業の先生に報酬を支払った場合、源泉徴収は必要ですか?

1.社会保険労務士の5つの業務

soudan_madoguchi労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とする。」(社会保険労務士法第1条) 社会保険労務士は、社会保険労務士法に基づき、人材や労働、社会保険に関する諸問題に対処する役目を担う国家資格者です。 全国社会保険労務士連合会のホームページによると、社会保険労務士の主な業務は以下5つに分類されます。 ★労働社会保険手続業務 ★労務管理の相談指導業務 ★年金相談業務 ★裁判外紛争解決手続代理業務 ★補佐人の業務

2.労働社会保険手続業務

PIXNIO-1363610-1000x573 労働社会保険に関する煩雑な手続きを代行します。 ①労働社会保険の適用、年度更新、算定基礎届 ②各種助成金などの申請 ③労働者名簿、賃金台帳の調製 ④就業規則・労使協定(36協定)の作成、変更

3.労務管理の相談指導業務

人事・労務管理に関する相談に対して、良好な労使関係を維持するための的確なアドバイスを行います。また、労働環境のチェックも行います。 ①雇用管理・人材育成などに関する相談 ②人事・賃金・労働時間の相談 ③経営労務監査 business-woman-2697954_640

4.年金相談業務

複雑な年金制度をわかりやすく説明し、必要に応じて各種の事務手続をサポートします。 ①年金の加入期間、受給資格などの確認 ②裁定請求書の作成・提出

5.裁判外紛争解決手続代理業務

個別労働関係紛争を、裁判によらず、あっせん、調停、仲裁などの手続きによって、当事者双方の話し合いに基づいて解決します。 この業務は特別な研修と試験をパスした特定社会保険労務士のみ担当できます。 ①あっせん申立てに関する相談・手続き ②代理人として意見を陳述・和解の交渉・和解契約締結

6.補佐人の業務

労働社会保険に関する行政訴訟、個別労働関係紛争に関する民事訴訟に於いて、弁護士とともに裁判所に出頭し、補佐人として陳述します。

7.まとめ

社会保険労務士は助成金の申請だけが業務ではありません。 労働全般に関して、非常に多岐にわたる業務を担当しています。 社会保険労務士によって、「助成金申請だけ請け負っている」、「労使の紛争解決は任せて!」、「監査は得意だけれど年金相談は不得手」など、得意・不得意な業務があります。 依頼する際は、その社会保険労務士の先生の専門分野を事前にチェックしておきましょう! ☆助成金なうはこちら! ☆月1000円で全国の助成金・補助金情報が見放題!「有料サービス」はこちら! ☆助成金・補助金に関する情報や記事を提供します!コンテンツプランはこちら! fb_bnr_off

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士業の先生に報酬を支払った場合、源泉徴収は必要ですか?

game_kyoutai_taisen 助成金や補助金の申請の際は、中小企業診断士や社会保険労務士の先生等に依頼するケースがほとんどになります。 その際に発生する費用の計算で面倒になるのが、源泉徴収です。 「どのケースで源泉徴収が必要になるのか?」 「源泉徴収額はいくらになるのか?」 そんなこまごまとした計算が必要になります。 今回は、そんな源泉徴収について、詳しく解説したいと思います! ※助成金・補助金にかかる税金に関する記事はこちら! 補助金にかかる税金をゼロにする秘密兵器がある? 受給した助成金にも税金がかかりますか? 税金の滞納があるのですが、補助金申請は可能ですか?

1.そもそも源泉徴収とは?

事業者や経理の方であればご存知でしょうが、そもそも源泉徴収とは何なのか、うまく説明できない方も少なくありません。 源泉徴収とは、年間の所得にかかる所得税を給与から差し引くことです。 事業者が従業員に給与を支払う際は、必ずやらなければいけません。 従業員が確定申告をしなくてもいいのは、事業者の源泉徴収によって、給与の一部が所得税として納められているからです。 源泉徴収は従業員の給与だけでなく、賞与や退職金に対しても行われます。 そして、意外に知られていないことですが、実は社会保険労務士や税理士などの専門家に対して、報酬や料金を支払う際も、源泉徴収が必要となることがあるのです。

2.専門家への報酬で源泉徴収が必要なケースとは?

助成金・補助金の申請に際して、中小企業診断士や社会保険労務士の先生に依頼したとします。 その報酬を支払った際、源泉徴収が必要になるかどうかは、以下2つのケースで分かれます。 ①専門家個人に報酬を支払う 支払金額から所得税及び復興特別所得税の源泉徴収を控除します。 顧問の弁護士、税理士、社会保険労務士も同様になります。 ②専門家個人ではなく所属する法人に報酬を支払う 源泉徴収は必要ありません。

3.消費税と報酬の区分について

6044768434_186f5f1e91_z 消費税が加算されている場合、報酬と消費税が明確に区分されているのであれば、報酬分のみ源泉徴収を行います。 区分されていない場合はまとめて源泉徴収されます。 ちなみに、この考え方は交通費にも適用されます。

4.源泉徴収額の計算方法について

源泉徴収額の計算方法は、その報酬の金額によって変わります。 ①支払金額が100万円以下の場合 源泉徴収額は10.21%となります。 ②支払金額が100万円を超える場合 100万円を超える部分に関しては、20.42%となります。 例えば150万円の報酬だった場合、100万円と残り50万円を分けて計算します。 100万円に対しては10.21%なので102,100円、 残り50万円に対しては20.42%のため102,100円、 あわせて204,200円の源泉徴収額となります。

5.まとめ

専門家に報酬を支払った場合、その支払先が専門家個人か、専門家が所属する法人かで、源泉徴収するかどうかが変わります。 また、源泉徴収の計算方法も専門家に支払った報酬額によって変わります。 経理などの担当者がいない事業者様は特に注意しましょう! ☆助成金なうはこちら! ☆月1000円で全国の助成金・補助金情報が見放題!「有料サービス」はこちら! ☆助成金・補助金に関する情報や記事を提供します!コンテンツプランはこちら! fb_bnr_off

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助成金や補助金で専門家を活用した場合、源泉徴収は必要ですか?

助成金・補助金の疑問や専門用語をわかりやすく解説するサービスを 開始致しました! wodospady-iguazu-1424086783R3G 今回のテーマ 助成金や補助金で専門家を活用した場合、源泉徴収は必要ですか? 助成金や補助金の申請の際は、中小企業診断士や社会保険労務士の先生等に依頼するケースがほとんどになりますが、その際に発生する費用の計算で面倒になるのが、源泉徴収です。どの場合は源泉徴収が必要になるのか、また源泉徴収額はいくらになるのか、そういうこまごまとした計算が必要になります。 今回は、そんな源泉徴収についてご紹介したいと思います! 1.専門家が個人の場合 支払金額から所得税及び復興特別所得税の源泉徴収を控除します。顧問の弁護士、税理士、社会保険労務士も同様になります。 2.専門家が個人ではなく株式会社等に属している場合 源泉徴収は必要ありません。 3.消費税と報酬の区分について 消費税が加算されている場合、報酬と消費税が明確に区分されているのであれば、報酬分のみ源泉徴収を行いますが、区分されていない場合はまとめて源泉徴収されます。これは交通費も同様の考え方になります。 4.源泉徴収額の割合について 具体的な源泉徴収額は、支払金額が100万円以下の場合、10.21%となります。100万円を超える部分に関しては、20.42%となります。 例えば150万円の報酬だった場合、100万円と残り50万円を分けて計算し、100万円に対しては10.21%なので102,100円、残り50万円に対しては20.42%のため102,100円、あわせて204.200円の源泉徴収額となります。 ☆早い者勝ち!助成金・補助金の申請コンサルタントはこちら ☆月1000円で全国の助成金情報が見放題!「有料サービス」はこちら fb_bnr_off ☆助成金なうはこちら!

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助成金や補助金で専門家を活用した場合、源泉徴収は必要ですか?

助成金・補助金に関する疑問、新しく出た助成金/補助金をわかりやすく解説致します! dollars-426026_960_720 今回のテーマ 助成金や補助金の申請で専門家を活用した場合、源泉徴収は必要ですか? 助成金や補助金の申請の際は、中小企業診断士や社会保険労務士の先生等に依頼するケースがほとんどになりますが、その際に発生する費用の計算で面倒になるのが、源泉徴収です。どの場合は源泉徴収が必要になるのか、また源泉徴収額はいくらになるのか、そういうこまごまとした計算が必要になります。 今回は、そんな源泉徴収についてご紹介したいと思います! 1.専門家が個人の場合 支払金額から所得税及び復興特別所得税の源泉徴収を控除します。顧問の弁護士、税理士、社会保険労務士も同様になります。 2.専門家が個人ではなく株式会社等に属している場合 源泉徴収は必要ありません。 3.消費税と報酬の区分について 消費税が加算されている場合、報酬と消費税が明確に区分されているのであれば、報酬分のみ源泉徴収を行いますが、区分されていない場合はまとめて源泉徴収されます。これは交通費も同様の考え方になります。 4.源泉徴収額の割合について 具体的な源泉徴収額は、支払金額が100万円以下の場合、10.21%となります。100万円を超える部分に関しては、20.42%となります。 例えば150万円の報酬だった場合、100万円と残り50万円を分けて計算し、100万円に対しては10.21%なので102,100円、残り50万円に対しては20.42%のため102,100円、あわせて204.200円の源泉徴収額となります。 助成金なうはこちら! ☆申請コンサルタントはこちらから☆ 助成金なうに広告を載せたい方はこちら

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専門家を呼ぶのにかかった費用を助成します!

助成金・補助金の疑問や専門用語をわかりやすく解説するサービスを 開始致しました! Rice-cake_making,Katori-city,Japan 今回のテーマ 専門家を呼ぶのにかかった費用を助成します! 1.専門家を呼ぶにはお金がかかる? 経営に行き詰まった時、頼りになるのが経営課題解決の専門家!公益財団法人東京都中小企業振興公社では、中小企業が抱える経営課題について、公社に登録されている幅広い分野の専門家の中から、該当する専門家を派遣する事業を行っています。1企業当たり8回まで専門家の派遣が可能です。 ただし当然ながら、専門家にアドバイスをもらうのには費用がかかり、8回呼ぶと大体10万円近くかかります。 そこで、足立区では、公社の専門家派遣事業を利用した方を対象に、専門家を呼ぶのにかかった費用を助成する制度を創設しました。 2.対象者 次のすべてに該当すること 足立区内に本社もしくは主たる事業所がある中小企業者 公益財団法人東京都中小企業振興公社の専門家派遣事業を利用した方 3.助成対象経費 専門家派遣1回あたり5千円 年間1企業あたり派遣4回まで hebi 4.助成対象外経費 公益財団法人東京都中小企業振興公社以外の機関から専門家の派遣を受けた場合の経費 5.申請できる期間 申請は先着順で受付け、年間予算額に達した時点で、助成金の交付は終了します。 申請期間: ①公益財団法人東京都中小企業振興公社への利用報告書提出日から1年以内 ②毎年4月1日から定数に達するまで 申請時間:平日午前9時から午後5時15分まで(土日祝日を除く) 申請方法:窓口での提出のみ受付 6.問い合わせ・申請先 中小企業支援課創業支援係 〒120-0034 足立区千住一丁目5番7号あだち産業センター2階 アクセスマップ 電話3870-8400(直通) 助成金なうで「専門家」を検索! ☆申請コンサルタントはこちらから☆

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