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実務経験が不十分な中高年を受け入れると10万円の奨励金?

chipmunk-3959206_640 近年は年功序列・終身雇用と言う従来の慣行が崩れており、以前よりは企業が中途採用をやりやすい環境になっていると言えます。 しかし、ずっとニートやフリーターだったため実務経験が不十分な中高年を採用しようという企業はなかなかありません。 そのため、東京都では「Jobトライ」という制度を設け、正社員としての実務経験等が十分でない30~44歳の求職者を受け入れた企業に対して、奨励金を支給しています。 以下主な要件となります。

1.Jobトライとは?

Jobトライとは、セミナーと企業内実習を組み合わせたプログラムによって、実務経験等が不十分な30~44歳の求職者の方を正社員につなげる事業です。 東京都では中高年求職者の採用に熱心な実習受入れ企業を募集しています。

2.受入準備金と採用奨励金

(1)受入準備金 実習終了後、実習1日あたり6千円を支給します。 (2)採用奨励金 実習参加者を正社員として6カ月間継続雇用した場合、参加者1人あたり10万円が支給されます。

3.申込みの流れ

1.実習受入企業の申込み 2.求人の申込み 3.実習計画の作成 4.実習先のマッチング(合同企業説明会等で実習先を決定) 5.企業内実習受入れ(20日間程度) ↓ 選考及び採用

4.まとめ

各自治体では就職が難しい中高年の雇用を促すための助成金を設けているところが多数あります。 「経験豊かな中高年を採用したい!」「中高年の受入体制を確立したい!」とお考えの方は是非助成金なうで「中高年」と検索してみてください。
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無職の中高年を採用すると最大100万円の助成金?

african-grey-2720265_640 2019年の内閣府の調査によると、40~64歳のひきこもりの数が約61万人いるそうです。また近年は40代以上の非正規雇用も増加傾向にあります。 40代以上で無職やフリーターになってしまうと、正社員として採用されることはとても難しくなります。 そこで厚生労働省では、45歳以上の中高年齢者を採用した事業者に対して、中途採用等支援助成金(中途採用拡大コース)を支給しています。 以下主な要件となります。

1.2つの助成パターン

中途採用拡大コースには2つの助成パターンがあります。 (1)中途採用拡大助成 中途採用者の雇用管理制度を整備し、中途採用の拡大(中途採用率の拡大または45歳以上の方の初採用)を図る事業主に対する助成 (2)生産性向上助成 中途採用拡大助成の支給を受けた事業主のうち、一定期間経過後に生産性が向上した事業主に対する助成 bird-3255940_640

2.主な受給要件

まず中途採用拡大助成を受給するためには、下記(1)の対象労働者を雇い入れる必要があります。 (1)対象労働者 次の1.~5.のいずれにも該当する方 1.中途採用により雇い入れられた方 2.雇用保険の被保険者として雇い入れられた方 3.期間の定めのない労働者(パートタイム労働者を除く)として雇い入れられた方 4.雇入れ日以前1年間において、その会社で就労したことがない方 5.雇入れ日以前1年間において、関連する事業主に雇用されていた方でないこと そしてその後は、以下(2)、(3)の全ての措置をとることが必要です。 (2)要件を満たした中途採用計画を作成し、管轄の労働局に届け出ること (3)中途採用計画期間に、一定割合の中途採用の拡大を図ること この上で、さらに生産性要件を満たすと、助成金額が増えます。

3.支給額

無題

4.まとめ

たとえ職を失っても今までに得たスキルや経験は失われません。 優れた能力を持つ無職の中高年の方は大勢いらっしゃいます。その人たちを活用することが少子高齢化に伴う人材不足問題の解決につながるのです。 「優れたスキルや豊富な経験を持った中高年を積極的に採用していきたい!」とお考えの方は、是非申請を検討してみてください!
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起業/ニート/職業訓練/継続雇用/中高年の活躍を支援する厚生労働省の助成金とは?

dog-4135347_640 2019年の内閣府の発表によると、中高年(40~64歳)のひきこもりは61万人もいるそうです。また、中高年のフリーターも最近多く見られるようになりました。 中高年のニートやフリーターまたは離職者は年齢や能力不足などの要因から、なかなか就職や正社員転換の機会を掴めません。 そんな現状を踏まえて、厚生労働省では中高年が安心して働けるようさまざまな助成金を出しています。 今回は厚生労働省の中高年活躍系の助成金をご紹介します!

1.中高年のスタートアップを支援します!

40歳以上の中高年が起業した際、従業員の雇入れや募集・採用にかかった費用を助成します。 (1)助成額 1.起業者が60歳以上の場合 助成率:2/3 助成額:200万円 2.起業者が40~59歳の場合 助成率:1/2 助成額:150万円 (2)助成額の加算 一定期間経過後に生産性が向上している場合、(1)で支給した助成額の4分の1がさらに加算されます。

2.中高年ニートやフリーターを雇用しよう!

正社員経験がほとんどない中高年を一定期間継続雇用した場合に支給されます。 (1)対象労働者 以下の条件をすべて満たす必要があります。 1.雇入れ日時点の満年齢が35~59歳 2.正規雇用労働者として雇用された期間を通算した期間が1年以下であり、雇入れ日の前日から起算して過去1年間に正規雇用労働者として雇用されたことがない方 3.ハローワークまたは民間の職業紹介事業者などの紹介の時点で失業状態にある方 4.正規雇用労働者として雇用されることを希望している方 (2)助成額 1.大企業 25万円×2期=50万円 2.中小企業 30万円×2期=60万円 ※1期=6か月となります。 dog-4224638_640

3.経験不足の中高年に訓練させよう!

久しく正規雇用経験がない中高年の労働者にOJT付き訓練をさせた場合、支給されます。 (1)対象となる訓練 直近2年間に継続して正規雇用の経験のない中高年齢新規雇用者等(45歳以上)を対象とした OJT 付き訓練 (2)助成額 1事業所当たり上限額1000万円

4.定年を引き上げよう!

定年の引き上げなど高齢者が引き続いて働ける環境づくりに取り組んだ場合、支給されます。 (1)対象となる取組 以下のいずれかを労働協約または就業規則で定めて実施する必要があります。 1.65歳以上への定年引上げ 2.定年の定めの廃止 3.希望者全員を66歳以上の年齢まで雇用する継続雇用制度の導入 (2)助成額 労働協約または就業規則に定めて実施した内容や定年年齢の引上げ幅、60歳以上の雇用保険被保険者数に応じて支給額が変わります。 最大160万円

5.まとめ

厚生労働省ではこの他にも中高年の活躍を支援する助成金が多数あります。 助成金なうでは、厚生労働省の助成金に関する疑問・質問や申請のアドバイスを承っております。申請を検討されている方は是非お問い合わせください!
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