「お鍋」でまず頭に浮かぶのは?
辞書で「お鍋」を引くと「鍋を丁寧にいう語。鍋料理、鍋物ともいう」とあります。料理をつくるための金属や陶器製の器のことでもあります。
面白いのは、鍋料理に続いて「下女の名として用いられることが多く、下女をいう俗語」という解説が続くことです。有名な例では、織田信長の側室だった通称「お鍋の方」。後に豊臣秀吉の正室・おね にも仕えたそうです。
今回のアンケートのテーマ「お鍋」はもちろん鍋料理のことで、ナビットの全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「お鍋について」調査しました。
お鍋は9割以上が「好き」
【調査】
質問:お鍋は好きですか?
「とても好き」(49.3%)と「まあまあ好き」(46.6%)を合わせると95.9%が「好き」と答えています。
お鍋の頻度は「週1、2回」がトップ
【調査】
質問:冬の間、どのくらいの頻度で食べますか?
お鍋を食べる頻度は「週1、2回」(37.9%)と「月2、3回」(35.0%)の合計が全体の7割以上を占めています。
好きな鍋は「寄せ鍋」「すき焼き」「キムチ鍋」など
【調査】
質問:どの鍋が最も好きですか?
好きな鍋のトップ3は「寄せ鍋」(21.0%)、「すき焼き」(15.8%)、「キムチ鍋」(15.3%)。3つ合わせると5割を超えています。
好きな具材は「豚肉」「白菜」「牛肉」など
【調査】
質問:何の具材が最も好きですか?
比率が1割を超えているのは「豚肉」(18.6%)、「白菜」(13.9%)、「牛肉」(13.1%)、「鶏肉」(12.3%)、「豆腐」(10.0%)で、5つ合わせると6割近くになります。
こだわるのは「具材」「出し汁」など
【調査】
質問:お鍋を作る際、こだわっていることはありますか? (フリー回答)
フリー回答なのでグラフにできませんが、約7割が「こだわりはない」と回答しています。
こだわり派で多いのは「具材」で、その中でも「野菜」を挙げた人が50人を超えています。アンケートの具材の回答では「白菜」を筆頭に「長ネギ・玉ねぎ」「えのき」「しいたけ」「キャベツ」などが挙げられています。
「具材」に次いで多かったのは「出し汁」と「締め」でした。
フリー回答の中の一部を原文のまま紹介しましょう。
・なるべくたくさんの具材を入れるようにしている。
・シメで何を食べたいかを先に考えてから鍋のつゆの味を決める。
・自分でだしを取る事。できる限り手作りでする事。
・なるべく皆が飽きないような味付けの仕方。食べる人によってタレを変えるなど。
・旬の野菜をたっぷり入れること。
・締めにはうどんを入れる。雑炊派の人もいますが我が家はうどん。
・毎回スープの味を変えて、様々な鍋を楽しめるよう工夫している。
外国にも多い鍋料理、英語では?
鍋料理は日本でも地域によって独特のものが存在しますが、国によってもその内容はさまざまです。
ところで、お鍋は英語で何と言うのでしょう? もっとも一般的な表現は「Hot Pot」です。特に日本のお鍋を「Japanese hot pot」と言ったり、単に「Nabe」でも通用するケースもあるようです。
「Hot Pot」と並んで「Stew」(シチュー)も鍋料理を指す言葉として使われることがあるようで、「Japanese stew」という表現も紹介されています。
器の鍋は「Pot」や「Pan」、片手鍋は「Saucepan」と言われても「お鍋」をイメージするのには違和感がありますね。
鍋料理は冬が本番
鍋と言えば、やはり冬。いまがピッタリの季節です。年末年始の里帰りで懐かしい故郷の鍋料理に舌鼓を打った方も多いことでしょう。アンケートの回答を眺めながら、改めて「我が家のお鍋」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
1000人アンケート
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1000人アンケートとは
「1000人アンケート」とは、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録している全国約63,400人の調査モニターを対象に、性別、年齢、居住地、属性など実態の明らかなモニターを絞り込んでアンケートを実施出来るサービスです。
調査モニターの中心は、30~50代の女性です。
消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。
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