レジ袋有料化の効果
2020年7月1日からプラスチック製買い物袋有料化がスタートし、エコバッグを持ち歩く習慣もすっかり根付いたのではないでしょうか。環境省によると、スーパーマーケットにおけるレジ袋の辞退率は有料化前の約57%に対し、有料化後で約80%となっています。また、ドラッグストアにおけるレジ袋の使用枚数は有料化前で約33億枚、有料化後で約5億枚と大幅に減少しています。
多くの方がエコバッグを使用するようになったことで、実際にレジ袋の使用量は大きく減少していると言えますね。
ナビットは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「エコバッグ」についてアンケートを実施しました。
【調査概要】
・調査期間:2024年6月
・調査機関:株式会社ナビット
・調査対象:20代~80代の男女
・有効回答数:1000人
・調査方法:Webアンケート
エコバッグを携帯している方は9割越え!
【調査】
質問:エコバッグを携帯していますか?(対象:1,000人)
「エコバッグを携帯していますか?」という質問については、「常に携帯している」が75.9%、「時々携帯している」が17.8%、「携帯していない」が6.3%という結果になり、9割以上のほとんどの方がエコバッグを携帯していることが分かりました。
エコバッグは「5個以上持っている」が最多
【調査】
質問:エコバッグをいくつ持っていますか?(対象:1,000人)
「エコバッグをいくつ持っていますか?」という質問については、「5個以上」が35.4%、「3~4個」が33.1%と続く結果になりました。3個以上エコバッグを持っている人が68.5%と約7割を占めることが明らかになりました。
「エコバッグの使用頻度が変わった」が約7割!
【調査】
質問:レジ袋有料後、エコバッグの使用頻度は変わりましたか?(対象:1,000人)
「レジ袋有料後、エコバッグの使用頻度は変わりましたか?」という質問については、「かなり変わった」が54.8%、「まあまあ変わった」21.4%という結果になり、合計で76.2%の人がレジ袋有料後、エコバッグの使用頻度が変わったということが分かりました。
エコバッグを携帯する理由とは?
【調査】
質問:エコバッグを携帯しているのはなぜですか?(対象:1,000人)
「エコバッグを携帯しているのはなぜですか?」という質問については、「レジ袋有料化のため」が57.8%、「レジ袋代を払わなくていいため」が12.5%、「環境に配慮して」が10.7%と続く結果になりました。
エコバッグのデメリットとは?
今回は「エコバッグの不満点は何ですか?」というアンケートをフリー回答で実施いたしました。原文を一部ピックアップしてみます。
「お弁当を買った時、大きさによっては合わず斜めになってしまう。」
「折りたたみが面倒。」
「かさばるので、小さいバッグが持てなくなった。」
「布製が多いため、汁などの液体が漏れる可能性があるものを入れにくい。結局レジ袋も持ち歩いている。」
レジ袋有料化に伴い多くの人がエコバッグを持ち歩くようになりましたが、デメリットも多いことが明らかになりました。エコバッグの普及率が上がった中で、今後エコバッグも使いやすいように進化していくかもしれませんね。
世界のレジ袋事情とは?
日本ではレジ袋有料化になりましたが、実は2018年の時点ですでに世界127ヶ国以上でプラスチック製買い物袋が禁止されていたことはご存知ですか?中国、フランス、アメリカ、ニュージーランドなどでは部分的もしくは全面禁止となっています。
ニュージーランドのスーパーマーケットチェーンでは、再利用できるメッシュバッグの販売を開始しています。日本ではまだ薄いプラスチック製買い物袋が認められていますが、繰り返し使えるメッシュバッグなどの利用を始めてもいいかもしれませんね。
「1000人アンケート」とは
「1000人アンケート」は、回答モニター付きのアンケートサービスです。回答モニターは主婦を中心とした全国63,400人のうちの1000人がアンケートにお答えします。カード決済のWebサービスですので、24時間365日稼働しており、ビジネスのスピード感を阻害しません。プリセットを使ったアシスト機能で始めての方でも簡単にアンケートが始められます。
1000人アンケートの特長
1.アシスト機能を使って設問を自分で編集
2. 全国63,400人の主婦層(20代~)が最短2日で回答
3. データレポートやテキストマイニングも対応(オプション)
4. カード決済なのでいつでもアンケート実施が可能
1000人アンケート価格表
ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!