ロボット工学を経営に応用する 

さて問題です。 「あなたがロボットにペットボトルの水を手にもって飲ませる、という一連の行動をさせるために、必要と思われるコマンドを全て書き出しなさい」(制限時間10分) ↓ ↓ 幾つ書けましたか? これは私が参加した、ロボット工学を経営に応用するというセミナーでの問題です。 watermark 多い人で大体20~30のコマンドを書きますが、実際の正解のコマンド数は74個です。 まず一つ目のコマンドは「ペットボトルを見る」です。 このように一連の動きを全部書き出していきます。 これを営業に応用するとすると、ざっくりと下記のようになります。 問い合わせが入る→資料を送る→電話、メールをしてアポの依頼をする→訪問して(あるいはオンライン上で)商談して説明をする→相手のニーズを聞く→見積もり出す→その後どうか?連絡する→質問に答える→受注する →発注書や契約書を締結する→仕様を詰める→納品する→請求する→入金を確認する といったところでしょうか?

この一連の作業の中で、特に重要なものを〇で囲み、そこだけを何度も繰り返し練習することによって、新人を早くにキャッチアップさせる、というのが、ロボット工学を経営に応用させるセミナーの主旨です。

例えば、営業で最も重要なのは、最初の商談での説明や、ヒヤリングして相手のニーズや競合情報や価格感をつかむ、精度の高い見積もりを作成すること、クロージングすることの4つの作業が最も重要な行動だとしてたら、そこだけのシーンを繰り返し同席して反復させたり、ロールプレイングさせることによって、早くコツを習得させます。 先ほどの、「ロボットにペットボトルで水を飲ませる」という一連の作業の中で、最も重要な難しい作業は、「水を口元に持っていく、水を飲ませる」という2つのコマンドなので、そこだけを何回も繰り返して練習させることによって、一連の作業の安定化をさせるそうです。

ダウンロード この手法は軍隊などでも使われていて、それまでの主流だったコーチングに替わって、今では主流になっている手法だそうです。 確かに一時期、コーチングが流行りましたが、コーチングは教える人に寄り添って、かなり手間暇をかけて教育しなければならず、時間もかかるため、大量にもっと早く人を育てたいというニーズには向いていません。 ロボット工学は一連の作業を書き出す、重要なものをピックアップし、反復練習をさせるだけ、なので実用的で、結果にすぐに結びつくので有効です。

例えば、水泳なら、飛び込みとターンだけを何回も繰り返し、テニスならサーブだけを徹底的に練習する、ボレーだけを徹底的に練習すれば、とても早いスピードで結果を出すことができるようになります。ビジネスだけでなく、スポーツや趣味など、色々なことにも応用できます。

images 当社はこのロボット工学を経営に応用する、というのを主に、営業のロープレ選手権や殺し文句の収集などに積極的に活用しています。 迅速に、効率的に結果を出したい時に、この手法を活用してみて下さい。

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目標設定のコツ、教えます 

今回は私が普段から心がけている「目標設定の仕方のコツ」について説明します。 目標は大体130%くらいの高さの目標を立てて、 ちょっと努力したら実現する目標にして、 一段ずつ階段を上がるようにクリアにしていくことです。 会社でやる場合、最も重要なのは「皆で力を合わせてクリアにしていくこと」です。 1 起業した頃の私の最初の目標は「お茶が出てくること」でした。 自分の発明品を売り込んでいた、あまりに怪しかった私には、当初お茶すら出てきませんでした。 だからまず、お茶が出てくるような身分になりたい、というのが目標でした。 次の目標はコピーを買うこと。 とにかくお金がないので、コピーすらありません。いちいちコンビニまでコピーを取りにいっていて、雨でぬれてしまい、バイトの女の子に「コピー買って下さい!」と言われ、「じゃあ儲かったら買おう!」と言って、年賀状を刷るような家庭用のコピー機を買ったのを覚えています。

その後、「デザイナーを入れたい」「PCがもっとたくさんほしい」「自分たちのオフィスと持ちたい」「男性社員を入れたい」「エレベーターのあるビルに移りたい」「山の手内回りに引っ越したい」「新卒を入れたい」「カラーコピーを買いたい」という要望に、儲かったらやろう!と少しずつ目標をクリアにしてレベルを上げて、現在に至っています。

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皆さんも、まずはちょっと頑張ればクリアできる目標を立てて、着実にクリアしていけば、いつの間にか不可能と思っていたことができるようになります。是非、試してみて下さい。

あと会社の場合は、一人ではなく、皆で力を合わせて目標をクリアしていくことが重要です。そういう成功体験が自信につながり、チームワークを強め、骨太の組織になっていきます。

実は当社で毎月立ててもらっている、部署と個人の重点施策もこの考え方が元になっています。 会社や部署の方向性からの重点施策もありますが、主に個人の重点施策は自分で目標を設定して、クリアしていく仕組みになっています。 この重点施策が、個人の目標と会社の目標の両方のベクトルを合わせる役割になっていて、この個人と部署の目標の達成度が半期ごとに集計され、査定結果に連動しています。

一つの目標を皆で力を合わせて、ロープレのレベルを上げていくように、ゲーム感覚でどんどん目標をクリアにしていく。それが査定に連動していて、頑張れば頑張るほどクリアできて、どんどん自分の成長を実感できるようになればいいな、と考えています。

ダウンロード   私の好きな言葉で、 「成功は約束できないが、成長は約束できる」 というのがあります。 毎日、皆さん方の成長を見るのが私の楽しみです! 重点施策ってそういう意味があるんだな、と思って、意識して目標設定してみて下さい。

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SOHOリーダーと小田原のミカン農家

今回は、なぜSOHOリーダーが生まれたか?の経緯についてご説明します。   当社のSOHOのフィールド調査では、大型調査を受注すると、それでもう手一杯になってしまい、社員も駆り出されて納品にあたる、ということが多々あります。 大体いつもアルバイトを事前に募集して、バイトさんを集めて仕事の説明会を開きますが、実際に仕事が始まるとどんどん辞めてしまい、もう募集したり、説明会を開いたりする納期の余裕がなくなって、社員が徹夜で仕事をして納品する、というのがいつものパターンでした。 どうしていつも同じことを繰り返しているのか? どうにかならないものか? といつも思っていました。 ある日、母校の小田原高校の同級生のミカン農家の話しで閃きました! 小田原市役所に勤める私の友人は、ご主人がみかん農家なので、シーズンになると役所を休んで、ひたすらミカンの収穫にあたります。市役所の方も、そういった兼業農家が多いのでその時期は毎年休む人が多く、それを前提にして運営しているそうです。

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この仕組みを、当社も活用できないか?と考えました。 それにはまず、ある程度の手伝ってくれる身内がいなければなりません。 今までのSOHOのように、仕事がある時だけ出来高で仕事を頼むのではなく、毎月3万とか、5万とか、ある程度のお金を毎月支払って、仕事をしてもらって「身内」のような関係の準社員をストックしておいて、繁忙期になったら一斉に手伝ってもらえるようにしてはどうか?と考えました。 これが「SOHOリーダー誕生の経緯」です。 毎月、3.5万円で50時間働いもらえる人を採用しました。働く時間は自由で、深夜でもいいし、休日でもよくて、名刺の入力や営業リストを作成してもらったり、納品チェックなどの仕事をしてもらいます。募集をかけたら、すごい数の応募がありました。毎月コンスタントに3.5万円仕事ができるシステムは、とても市場にうけることがわかりました。早速、数名を採用しテスト運用に入りました。 結果、色々こまごまとした問題はありましたが、どうにかクリアして、わずか数名からスタートしたSOHOリーダーは今や50名近い体制になりつつあります。主に内部スタッフのサポートの仕事をしてくれています。スタッフには、自分のポケモンのような感じで、気の合う人を自分で雇って下さい、と言っています。いつも同じ人なので、人間関係もできて、人となりもわかり、どんどん慣れて仕事の効率も上がってきていて、とても有効です。

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毎月、コンスタントに仕事を出して人間関係ができているので、繁忙期になって急に辞められることなく、繁忙期の際の頭数がよめるようになりました。 SOHOリーダーの人たちも、毎月3.5万円の副収入が約束されているので、生活も安定して、長く当社で勤めていこうという気持ちに繋がっています。 今は、まずはアルバイトさんに頼む、慣れてきたらSOHOリーダーに仕事をふる、というルールが社内でも徹底されてきて、コストダウンにも大いに貢献しています。 実はこのSOHOリーダーの仕組みこそ、スグレモノの発明だったのではないか?と自負しています。 ダウンロード SOHOリーダーさんの本来の役目は、繁忙期に手伝ってもらうためのストックの人材だ、という認識をもってください。SOHOリーダーさんにも最初から、繁忙期になったらその仕事を手伝ってもらいますよ、ということをきちんとお伝えしてから採用するようにして下さい。 そして、SOHOリーダーのプロジェクトの皆さんが気をつけることは、毎月3.5万円×50人分の人件費が無駄にならないよう、常に稼働をチェックし、有意義な仕事をしてもらえるよう目を配って下さい。 内部の制作スタッフは、繁忙期の際にバイトを募集して、バイトの説明会をしても、結局辞めてしまい、徹夜して自分たちで仕上げる、といったいつもの失敗を、SOHOリーダーを使ってストップできるようにするにはどうすればいいか?というのを熟考し、今後は同じ穴に落ちないよう、学習して下さい。   以上、SOHOリーダーについてのお話しでした(^◇^)  

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失敗を科学する 

今回は、全体会議でやっている障害報告についての説明です。 当社では、毎月の全体会議で障害報告の発表というのをずっと行っています。 障害報告とは、失敗したり、トラブルになったケースを担当者が時系列にまとめ、今後どうすれば再発防止できるか?をまとめたレポートで、それを全員の前で発表していくもので、多い時は月に5~6件くらいあります。  

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  当初、この障害報告をはじめた時に、私が口をすっぱくして言ったことは、障害報告は決して、失敗した人へのペナルティーではなく、あくまでも再発防止のための情報共有の場である、ということです。 企業にとってクレームや障害にどう向き合うか?というのはとても重要です。 もし、私がプロ社長で、色々な会社に派遣されて、その会社の経営を見直すとしたら、まず最初に何をやるか?というと、まずお客様相談センターにいって、その会社へのクレームの内容をみて、次にこれにどう対応しているか?をチェックします。どのようなクレームが発生していて、どう対応しているか?が、実は企業の「つゆだく」で、ここをみると、その会社のカルチャーや抱える課題、考え方が大体わかります。 51VCWmSSi2L._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_

一番ダメな会社は、失敗をペナルティーとしてとらえている会社です。失敗にはペナルティーを、という発想だと、まず皆さん、失敗を隠そうとします。これが一番ダメです。せっかくの貴重な失敗談が社内に活かされていきません。失敗が起きるのは当たり前なので、そこからどう改善していくか?が腕のみせどころだという意識があれば、オープンな環境で失敗に向き合うことができます。

私は神奈川県出身で、よく江の島とか鎌倉に行くんですが、鎌倉で山に登ると、注意すると道の横に小さなかまぼこ板を縦にしたみたいな目印が建っています。これは何か?っていうと、過去にここまで津波で波がきたよ、という目印なんだそうです。結構、山の上なのに、この目印が残っている。だから、この上まで逃げなさいという意味です。これこそが先人の知恵で、障害報告はまさにこういうものを目指しています。 41hES1Len7L._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_ また、講演をしている時によく感じるのは、皆さん、誰かの失敗したお話が大好きです。失敗談を話すと、身を乗り出して聞いてくれます。自慢話ばかりの講演では皆さん、スヤスヤ寝おちしますが、「失敗して辛かった」なんて話しは目を輝かせて聞いてくれます。 人は誰かの失敗談が大好きなので、当社はまず、入社した人には同じ部署の障害報告に目を通してもらいます。理由は、同じ穴に落ちないように、最初に先輩たちの失敗をインプットしてもらいます。 そして、自分が失敗したら、それを記録して残す。自分たちなりの改善策も記載して、後輩が同じ穴に落ちないようにする。そうやって全員が失敗を共有することによって、全体の質を上げていくことを目指しています。

失敗は恥ではありません。むしろ勲章です。なぜなら、たくさんチャレンジしたからこそ、失敗があるからです。失敗を貴重な事象としてとらえ、そこから何を吸収できるか?を考えて下さい。

そしてあなたの失敗が、これからの後輩たちのスキルアップに繋がっていくんだ、ということも意識して、書く時は、記録に残ることを意識して、なるべく客観的に時系列で、役割分担も明確にしたものを書くようにして下さい。

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よろしくお願いします。

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ナビット5つのTT

次はナビット5つのTTのお話しです。 まずは5つのTTの中身を覚えて下さい。 ナビット5つのTTとは? TTP 徹底的にぱくる TTK 徹底的にこだわる TTB 徹底的に分析する TTM 徹底的にまきこむ TTT 徹底的に続ける それぞれ一つずつ説明していきましょう。 ○TTP 「徹底的にぱくる」 これはナビット文庫にある「社長のノート」という本の中で、 元シュリンプという女性の下着メーカーの社長さんが書いた本の言葉です。 まずいいものは「TTP」徹底的にぱくれ!と。 「社長のノート」がナビット文庫にあるので、読んでみて下さい。

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IT業界では、ECサイトを見るとよくわかって、 例えばニッセンがやると他のベルメゾンも同じような改訂をします。 IT業界だとサイトをチェックして、オーダーは 「このサイトと同じテイストで、これよりももっとよくして」 というオーダーが入ります。 それくらい、真似ることが簡単で経費もかからないため、 結果、同じようなサイトになってしまったりします。 そこで私は、この社長のTTPの言葉にあと4つの言葉を加えて 「ナビット5つのTT」にしました。 ○TTK 「徹底的にこだわる」 ただ表面だけ真似したくらいでは、全然成功しません。 最初は確かに真似からはいったかもしれませんが、 1年くらい経ったら、全然ウチの方がいいよね、 にするためには、その後の努力が必要です。 そのためには、以前のお話しと同様ですが「神は細部に宿る」の 蟻の視点で、徹底的にこだわらなければなりません。 具体的にどうこだわるか?というと、 ナビット文庫の「クックパッド」の本があるので読んで下さい。 2 待機時間が10秒なのを5秒にするためにどうすればいいか? UI(ユーザーインターフェイス)やUX(ユーザーエキスペリエンス)を どう上げるか?など、妥協しないこだわりが必要です。 また同様のテーマでは「仕事は楽しいかね?」という本の中で、 ディズニーの白雪姫の話が紹介されています。 白雪姫の映画の中で、七人の小人と白雪姫が湖面に映る画像で、 湖面の揺れが素晴らしいと。。 でも本来はそんなに湖面の揺れにこだわりを持たなくても、 本編とは関係ないはずです。それでもそこまでこだわっているからこそ、 ディズニーアニメは素晴らしいという「完璧の先を目指す」ということが 紹介されています。 こだわる、というのはそういうことです。 では具体的に何にこだわればいいか? それは、次のTTBにかかっています。 ○TTB 「徹底的に分析する」 徹底的に分析します。 これはサイトを運営している人なら、昨年の同月同日に比べて、 UUが上がったのか?PVは上がったのか?CVはどうか? CPOやCPAの獲得単価の推移など、とにかく数値化して分析します。 または、UUやUIなどはアンケートを取って、 アンケートではわからない潜在的なものは、モニターに会社に来てもらい、 後ろからどこがつっかえるか?などを見て、何が問題なのか?を チェックします。 セミナーなどでは、アンケートをとにかく大事にして、 満足度の低い講師にはもう頼まない。 受付の態度、司会の態度、温度、騒音など、 とにかくとれるだけのことはアンケートで取って、 そこをすぐに現場にフィードバックしていく。企画に反映させるなどです。 営業であれば、お客様に何を言われたか?どう断られたか?とういのを、 細かく日報に書いて下さい。 前のリクルートの話しのように、「ラックを置く場所がない」というのが、 断り文句の7割だったら、それだけを別の角度から検討して解決していく ことができるようになります。 これは全体会議で発表してもらう「障害報告」にも言えることで、 「障害報告」は会社の「つゆだく」です。 この障害報告は宝の山で、その会社にどのような障害が多いか?で今、 弱い部分がわかりますし、何度も繰り返されているようなら、 そこにまず問題があるので直すし、責任の所在があいまいなら役割分担に 問題があります。きちんと論理的に解決されており、指摘も明確なら、 管理者の能力は高いし、何だかわからないし、スケジュールも曖昧なら、 上司を変えた方がいいだろう、などです。 障害報告が起きているのに、オーダーがたえないのであれば、 その商材自体が業界内で強いのだろうと会社の強みがわかります。 このように障害報告も日報も、このTTB「徹底的に分析する」ための ツールなのです! ○TTM 「徹底的にまきこむ」 このTTM、徹底的にまきこむ、という手法は若干上級者向けですが、 参考にして下さい。 書籍としては、一昔前にブームだった 「もしも野球部のマネージャーがドラッカーだったら」を読んで下さい。 3 この本の中で、盛んに出てくる言葉が「イノベーション」です。 イノベーションとは「開拓」という意味で、マーケティングと並んで、 とても重要なキーワードなので覚えて下さい。 「もしドラ」の中で、最もイノベーション的な事例としては、 野球部の練習に柔道部の人を巻き込んだり、 学校外の施設の人を巻き込んだりしていっている点です。 あれが通常のスポコンモノとは違う、イノベーションの部分です。 イノベーションとは、従来のやり方を画期的に変えることです。 当社の事例では「入札なうクラウド」とか「助成金なう」では 社労士や中小企業診断士、セミナー会社とのアライアンスモデル、 「販売代理店システム」などがあります。 ステークホルダー(利害関係者)をふやすことによって、 色々な人がそれぞれの思惑の中で働き、 結果的にウィンウィンの利益をもたらすというもので、 ベンチャーキャピタルやクラウドファインディングなどもこの典型です。 この「まきこんでいく」というのは、新しいビジネスモデルを作っていく能力と、 機動力が必要です。企画営業や新規ビジネスを立ち上げていく人は、 特に必要な能力です。 ステークホルダーをふやすことのメリットは、利害関係者が多いことによって、 ネットワークが飛躍的に広がるのと、現金を出さなくても新聞に載れたり、 他社との差別化が図れるというメリットがあります。 こちらを勉強したい人は、ナビット文庫の中から 「もしドラ」「ハイパワーマーケティング」「クラッシュマーケティング」 の3冊を読んでみて下さい。

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TTT「徹底的に続ける」 何事も「継続は力なり」です。 競合に負けない方法は、競合に負けるまでやめないことです。 「一番長く会社が継続している会社が一番偉い」のです。 たとえば飲食店でも、昔からずっと繁盛しているお店は「変わらぬ昔の味」 と謳っていますが、実は今風の味に改良しつつ、昔の味も残しつつと、 大変な工夫と努力をしています。 昔のまんまで、本当に今の人の口に合うはずは絶対にありません。 サービスは長いと飽きられてしまいますし、やっている人も飽きてきます。 「商いを飽きないでやる」ためには、日々の問題意識と創意工夫なのです。 これはスタッフの方にも言えて、何をやっても長続きしない、 辛抱のない人を「渡り鳥」と呼びます。 そういう人は大体履歴書を見るとわかって、 1年周期とか3年周期とかあるようです。 そういう人は最後にどこに渡っていくのでしょうか? 徹底的に続ける、という戦略は、単純ですが、一番有効な作戦です。 誰でも言うは易しですが、やり続けるのが一番大変なことだからです。 最初、のりかえ便利マップを色々な会社に紹介しに行った時に言われて 一番悔しかったのが 「商品はいいけど、実績のない会社とは取引できない」でした。 今、鉄道会社で当社にこんなことをいう会社はありません。 なぜいう会社がないか?というと、この「徹底的に続けている」からです。 継続とは、一番の信用であり信頼なのです。 信頼され、信用されるには、新商品は長い時間がかかります。 そのためにも、とにかく根気よく 商いを飽きないでやり続けなければなりません。 以上、ナビット5つのTTでした。 覚えて下さい。 c0240388_19332540

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Sohos-Style誕生物語 ~クレーマーを味方に!鉄道研究会から全国の主婦へ~

「地下鉄にパンタグラフはついていない」そういって怒鳴り込んできた人がいました。 ちょうどJMAMさんで、システム手帳用ののりかえ便利マップが発売された時期でした。「パンタグラフが点いていた方が可愛いから、デザインでつけています」と説明しても、なかなか納得してもらえず、いつまでも帰りません。学生みたいなので聞くと、早稲田の鉄道研究会の学生だと言います。正直こだわりの強そうな人で、敵に回すとクレーマー化しそうだったので「そんなに気になるのであれば、当社でバイトしませんか?」と聞くと、「やる」というので、ちょうどその頃、横浜市営地下鉄の50周年記念のガイドブックを作成していたので、調査をお願いすることにしました。 すると、通常であれば2週間で終わる調査をみっちり、1ヶ月近くやって、完璧なものを作成してきたのには驚きました!バイト代も2週間分しか払っていないにも関わらず、文句ひとつ言わず、嬉々として調査をしてくれるこの学生を見て、「これは使える!」と直感しました。 そこで、この鉄道研究会のネットワークを全国に広げることにしました。 images それまでは、名古屋や大阪、福岡など、地下鉄の調査には社員が行っていました。その地域の大学の学生に任せられるようになれば、その分の費用が浮くのと、4年生が卒業しても1年生が引き継いでくれるので、安定して調査をしてくれるようになり、一石二鳥だと感じたからです。 まずは学生課に電話をし、鉄道研究会の有無を確認し、あれば会社のパンフレットを送るので、部室に届けてほしいとお願いし、全国の大学に説明に行き、賛同者を増やしていきました。 このネットワークによって、全国の鉄道調査が安定してできるようになったり、学生さんたちが頻繁に会社に出入りし、質の高いデータが作成できるようになったり、鉄道会社に就職を頼まれたりと、一気ににぎやかになっていきました。鉄道研究会の学生も、そのマニアックな知識を純粋に仕事に役立てられる会社がある、ということで、口コミで当社の噂は広がり、JRのシャコケンの後などは全国から鉄道研究会の学生が当社に集まる、 といった、ちょっと変わった現象がしばらく続きました。 その後、鉄道研究会による全国調査ができるということで、情報誌の下調査なども受託するようになります。 行列のできるデパ地下を取材してほしい、という依頼などをうけるようになりますが、ここで一つ、深刻な問題が持ち上がります。 なぜなら、鉄道研究会の学生は鉄道と駅にしか興味がなく、デパ地下とか、オシャレなカフェとかには、興味がないため、全然真剣に調査してくれないとうことが判明したのです!せっかくの全国調査のネットワークも鉄道調査に限定となると、仕事の幅が狭くなってしまいます。そこでその頃、当社は世田谷区の経堂というところにオフィスがあり、たくさんの近所のパートの主婦の人が出入りしていました。

「主婦の人だったら全国にいるし、エンタメ系のやってくれるのでは?」  

そう考えて、鉄道研究会の学生のネットワークと並行して、全国の主婦のネットワークを作り始めます。その頃はまだ、インターネットがなく、あくまでも登録制でやり取りは電話でのスタートでした。 その後、インターネットが普及して「Sohos Style」というサイトを立ち上げていきます。 1 そしてこの「地域特派員」の全国の主婦のネットワークが、 当社の一番の強みになっています。この63400人の人の92%は女性で、大体下のお子さんが小学校3年生までの若いお母さん方が中心です。 最初は世田谷の周辺のパートさんからスタートし、インターネットができると「Sohos Style」というサイトを作ったところ、大反響で、宣伝もしていないのに、登録者がどんどん増えていきました。 また、先進的な取り組みであったため、たくさんの取材が全国から入り、頻繁にテレビの取材が入るようになります。 また同時期にスタートした「毎日特売」というサービスが、朝の4時から新聞の折り込みチラシの特売情報を主婦が入力する、というサービスが、とてもわかりやすく、主婦向けだったため、この2つのサービスをセットでよく取り上げてもらうようになりました。今のクラウドワークのサキガケのようなものです。 13 はSohos Styleの反響の大きさと会員増には、明確な理由がありました。 その頃、求人サイトの営業マンが言っていたのが、検索バーで一番多い検索キーワードが「内職」だといっていました。次に「バイト」だそうで、そのくらい「内職」したい人はとても多いのに、まっとうなサービスが一つもありませんでした。「内職」と検索すると出るのは3つしかありませんでした。 一つは内職詐欺のような高額商材を買わせるサイト。PCや通信環境をそろえれば○○稼げます!といったものです。もう一つは出会い系のサクラ。時給2700円というものは、大体この手のサクラでした。最後の一つは懸賞サイトかアフェリエイトで、一回登録してしまうと、死ぬほど変なメールがきたりするものです。

このように、やりたい人はたくさんいるのに、ちゃんとしたサイトが一つもない、という状況だったので、需要と供給のバランスから考えて、ちゃんとしたサイトさえ作れば、絶対にニーズがあるに違いないと思いました。

無題3Aの考え方をSOHO事業へ」 そこで当社のメインクライアントである鉄道会社さんの「3A」の精神を、内職サイトにもってくる、というコンセプトで、SOHOS STYLEというサイトを始めました。 鉄道会社の3Aというのは「安心、安全、安定」の3つのAのことで、旦那さんが見ても、安心して、仕事をしていいよ、と応援してくれるような、危険のない、ちゃんとした安心なサイトを作ろうということを徹底しました。 私自身、子供が小さい頃からずっと働いてきて思うのは、女性が働く上で、一番大事なのは、家族の理解です。家族に理解して応援してもらえなければ、とても続けられるものではありません。 そこで「月3万円稼ごう!ハワイはダメでも、グアムに行こう!」というキャッチフレーズで、サイトを始めました。月3万円で年間36万、あなたの稼ぎで家族4人、グアムなら行けます。きっと家族はあなたをリスペクトするでしょう、というキャッチコピーをつけました。そして、このキャッチコピーは主婦の心を見事にとらえ、たくさんの若いお母さん方が、月3万円を目指し登録してくれました。 今では、SOHO LIFEを見ると、旦那さんやお子さんと一緒に撮った写真と一緒に、おじいちゃん、おばあちゃんまで写った写真がアップされています。

そういった写真を見ると、大事な家族の記念写真をSOHOS STYLEにアップしてもらえる信頼を得られるようなサービスに育って、本当にありがたいことだと思っています。

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発明家と企業家の違い ~アイデアママから(株)ナビットへ~

2(初めて自分たちのオフィスを持った頃、経堂恵比寿ビルにて。馬場君は初の男性社員)

自宅の2階で起業した私は、その後も売り込みを続け、人も増え、会社も引っ越して自分たちのオフィスを持てる ようになっていきました。 そしてこれからどうしていこう?と方向性を考えている時、テレビで芳香剤の社長さんのインタビューを見ました。 その社長さんは「発明家と企業家の違い」の話をしていました。 「発明家は今日バケツを考えて、明日はウチワを考えているけれど、企業家は一本の木を林にして、森にしていける人が企業家」と言っていました。 発明家の世界でも、カップヌードルの発案者である日清の社長は、発明家というよりは、偉大な企業家として有名です。 カップヌードルは大きなものもあれば、小さいのもあるし、ラーメンもあれば、うどんや焼きそば、パスタなどもあります。 一本の木だけだと雪崩が起きて倒れてしまうかもしれない。雷に打たれてしまうかもしれない。林にして森にしていくことによって、ある場所が被害にあっても、別の場所がちゃんと生き残って再生できる、一本の木を林にして森にしていける人こそ、企業家であると。 その言葉を聞いて、私は「発明家ではなく企業家になりたい!」と強烈に思いました。 そして当社で「林にして森にしていけるものって何だろう?」と考えた時「のりかえ便利マップ」だけでは、とてもこんなにたくさんのスタッフを食べさせていくことはできないと感じました。 ちょうどその頃、インクリメントPと「駅楽極楽」というソフトを作成しており、その部長さんが「福井さん、これからマンナビの時代がくるよ!カーナビの人版、人を目的地まで案内するの」とおっしゃっていました。 この「マンナビ」という言葉が頭に残り、これからマンナビの時代が来るのであれば、 マンナビに特化したコンテンツを制作する会社を作ろう!と思い、ある時、これに特化し、それまでやっていたガラクタ発明を一切やめました。

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その後1年くらいは全然、泣かず飛ばずでしたが、そのうち携帯電話が普及し始め、当社は「モバイルでマンナビ」を展開します、とPRしたところ、すごい反響ができて、ITバブルとなり、出資してくれる会社も現れ、2001年、資本金も大きくし株式化して、ITベンチャーに転身しました。 この思い切った決断が、当社のその後の流れを大きく変えました。 もしあの時のマンナビに特化する、という決断がなければ、今でも当社は包丁やら、おしゃぶりなどの企画を会社に売り込む、アイデア商品の企画会社をやっていたでしょう。 ※次は「Sohos Style誕生物語」です。    

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発明はじめて物語 のりかえ便利マップ誕生編

発明のコツの次は、お話しを「のりかえ便利マップ」開発に戻します。 その当時256駅あった地下鉄の全駅を5カ月かけて調べた私は、それを企画書にして本できないか?と思い、出版社に送りました。その中で3社から話を聞いてもいいという話があり、商談に入りました。 結局、学生援護会さんというアルバイト雑誌「An」で、バイト面接のために「今週は千代断線沿線の仕事」「日比谷線沿線の仕事」という特集ページに駅の案内をつける、ということで、半年間で20万円で採用してもらい、2回目の採用実績となりました。 3 最後は連絡がつかなくなってしまい、 「幾らほしいの?」 「ただでもいいので世に出して下さい」 「じゃ20万でいい?」 と言われたのを今でも覚えています。 最初の本が本屋に並んだ時は、手に取って泣きました!そのくらい嬉しかったのを覚えています。生まれてからベスト3に入るくらい嬉しかったです。 なにしろ5か月間の駅の調査というのが、当初自分が想像していた以上に大変な作業だったからです。 その後、20万くらいじゃわりに合わないと思った私は、事前に企画書を企業に送るのも面倒になり、直接飛び込みで営業をかけ始めていました。 学生援護会さんの実績をもって次に行ったのが「ぴあ」さんです。 そこで言われたのが「ほしいのは車両のところだけですが、もうリクルートのお花見マップであります」といわれました。ただそのお花見マップがとても見にくかったので、 「これよりもっと見やすいものを考えたら、また会っていただけますか?」 と聞くと、会ってくれるというので、宿題をもらって、見やすいデザインを考えました。 それでできたのが、今ののりかえ便利マップの原型である、横軸に車両数、縦軸に駅をとった方眼紙タイプの表記です。 そして小型サイズの「ぴあマップ東京」からスタートし、名古屋、大阪と次々とエリアを拡大していきました。 IMG_9545 その後、学生援護会の編集長から、その後の運命を変えるアドバイスをいただきます。 「福井さんのアイデアは発明品じゃないよ。これは情報だよ。情報はね、回転させて膨らませて、切り口を変えて展開するの。僕たちマスコミがやっているのはそういうこと。だから福井さんも切り口を変えて展開した方がいいよ」 それまで私は、本にするという頭しかありませんでしたが、初めて「本じゃなくていいんだ!」ということに気づきます。 次に私はこれをソフトにできないか?とソフトウェアの会社に売り込みを開始します。 そしてパイオニアの子会社であるインクリメントPという会社で「駅らく極楽」というソフトにしてもらいます。 その次に手帳にしてもらおうと思い、手帳会社に売り込み、JMAM日本能率協会さんで、システム手帳の中のコンテンツにしてもらいます。 その時に、JMAMさんに個人とは取引ができないので、会社にしほしいという依頼を受け、会社にしたのが、前身の有限会社アイデアママです。 IMG_9544 それまでは、発明のロイヤリティで月30万コンスタントに稼げるようになろう、というのが目標だったため、会社にすることは全然考えていませんでした。 まして、子供が4歳と1歳で、まだまだ手がかかる頃でしたので、悩みましたが、せっかくのチャンスだからと1年やって芽が出なかったらやめる、という約束で、自分の貯金の300万と母から借りた300万を元手に、自宅の2階でアルバイトの電話番の女の子を一人雇い、起業しました。 日本テレビの「未来創造堂」で、私の役をいとうまい子さんが演じてドラマ化されたあたりです。当社のきっかけですので、まだ見ていない人は是非、見て下さい。 4 「未来創造堂」(13分)はこちら。 その後、念願だった営団地下鉄、今の東京メトロに採用され「のりかえ便利マップ」は一気に全国区になり、たくさんの取材が一斉にくるようになります。 「どうせ、こんなのすぐにマネされちゃうだろう」のりかえ便利マップを最初に考えた時にまず、そう思いました。 マネされてもいいようにするにはどうしたらいいか?をずっと考えて、人間はラーメンでもカレーでも一番、食べなれている味が一番おいしいと感じる。それなら、のりかえ便利マップも毎日見慣れているものが一番、見やすく感じるんじゃないか?と思い、それならば本家本元の鉄道会社に採用してもらおうと思い、東京メトロと都営地下鉄にはずっと売り込みを続けていました。 「あんた鉄子さん?」最初に広報の人に言われました。そしてこういうのを作ると特定の車両が混んでしまうので、わざとつくらないんだと断られました。 ただ、どうせマネされるのであれば、本家本元に採用してもらうことは、最も重要事項だと思っていた私は手を変え、部署を変え、採用実績をもって、定期的に売り込みを続け、地下鉄は2年、JRは3年かかって、やっと採用してもらいました。 最初、銀座線だけでもテスト的にとスタートしたのりかえ便利マップは、とても便利ということで、その後、千代田線と丸ノ内線に広がり、都営地下鉄が先駆けて全線採用されたことにより、全ての地下鉄の駅に貼りだされます。 1 その頃、朝日新聞で「エジソン生誕150周年」という特集があり、その中で初めて写真入りで紹介され、家族や近所の人に初めて自分のやっていることを打ち明けられました。 それまでは、何をやっているのか?も怪しすぎて人に言えなかった、いわば日陰の身でしたが、朝日新聞のエジソン生誕の特集記事が、初めて自分のやってきたことに自信を持たせてくれました。この時も、夕刊だったのですが、新聞の集配所の前で待っていて、まだですか?と何度もせかして、記事を読んでお店の前でワンワン泣いたのを覚えています。 親切な集配所の人も記事を読んで、「良かったですね」と言ってくれましたっけ。。 とにかくこの頃は、毎日苦しくて、泣いてばかりいました。 失敗ばかりで、帰りの電車の中で泣きながら帰ってきていたのもこの頃です。 まだ株式会社になる前の、ナビットの黎明期のお話しです。 IMG_9553 ※次は「発明家と起業家の違い ~アイデアママから(株)ナビットへ~」です。  

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発明はじめて物語 発明学会編

「町の発明家を応援する団体が新宿にあります」と聞いて、入会したのが発明学会です。 「イヤだなと思ったら、そこにビジネスチャンスがあると思え!」 発明学会に入って最初に習う言葉です。私はこの言葉で一生が変わったといっても過言ではありません。

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「アイデアを出す秘訣はなんですか?」と聞かれることがありますが、いつも私はこの話をします。 普通朝から一日生きていると「スマホが鞄から取れなくて不便だな」とか「傘を電車に置き忘れた」とか「包丁が切れない」とか「腰が痛い」とか、色々不便なことを感じます。 普通の人は「イヤだな」「不便だな」と感じて終わりますが、発明家はそこで立ち止まり、メモをとり、自分だったらどうするか?を考えて、作ってみて、良ければ特許を取って世に出していく、といのが発明の王道です。 そう考えると、発明の元は無限にあります。 なぜなら「いやだな」とか「面倒くさいな」と思わない日はないからです。 例えば、梅雨で雨が続いて洗濯物を部屋の中に干していてくさいな、いやだなと思ったら、ある人は、干す場所を考え、ある人は洗剤の成分を考え、ある人は空気清浄器を考える、それがオリジナリティです。 発明家にとって不便なことやイヤなことは、いわば「お題」であり、ビジネスの種なので、いつでも大歓迎で、いつでも頭の中はフル回転なので、前向きになります。 そしてこの「イヤだなと思ったら、そこにビジネスチャンスがある」という言葉を今でも続けています。それが当社のビジョン「あったらいいなをカタチにする」だったり、"メモクリップ"だったり、"回覧板のアイデアコンテスト"だったりと、呼び方が変わっただけで、やっていることは何も変わっていません。 だから、覚えて下さい。 「イヤだなと思ったら、そこにビジネスチャンスと思え!」です。

大切なのは、不便だとか、イヤだなと思ったことに「気づき、立ち止まる」ことです。

発明の種はいつも、身近なとことにあります。耳をすまして、立ち止まって下さい。注意深く、注意深く、色々な人の話に耳を傾けて、普段からアンテナを高くもって、イメージはRPGのゲームです。どこにヒントがあるのか?わかりません。

「大切なのは気づくこと、そしてメモをとること」です。

 

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次に、アイデアをいかにビジネスに結びつけるか?のお話しです。 アイデアをビジネスに結びつけるためには、アイデアが出やすい社風づくりがとても大切です。そのためには、意識的にアイデアが出やすい環境づくりを心がけなければなりません。 新入社員が入ってくると、突飛なことを発言したり、そんなことはとっくに試しているといったKYな意見が出てくることがありますが、そういった意見を頭から否定しないことを心がけています。 若い人の意見や素人の意見は、確かに考え不足だったり、稚拙だったりしますが、時々1/100くらいの割合で、盲点のような鋭いアイデアがでることがあります。それを否定してしまうと、誰も自分の意見を言わなくなってしまいます。何も言わない方が楽だからです。それでは1/100の鋭い、本質的な意見が出なくなってしまいます。 そのために、会議などで、決して相手の意見を頭ごなしに否定しないこと。ちょっと忍耐が必要ですが、特にブレストのようは時は、どんどん発言してもらう環境づくりを意識的に作らなければなりません。 ★★★ 当社では、メモクリップという制度を導入しています。 これは以前、テレビのニュースで新宿の伊勢丹の1階の靴売り場の紹介ニュースでやっていたことで、今やこの靴売り場の、売り場面積当たりの売上高は世界一だそうです。 その靴屋さんが何をやったか?というと、この「メモクリップ」です。 まず100円ショップで小さなボックスを買ってきて、お客さんに言われたことや、自分で感じたことなど、社員だけなく派遣社員やパート、バイトさん、経験や役職に関係なく、なんでもいいから書いて入れて下さい、と始めたそうです。 large-97ac4f9f6ec0f6db8cbab9c7b83097cc そんな中で、男性用のストッキング生地の黒いハイソックスや、右左の大きさの違う靴など、ミリオンヒットの商品がたくさん生まれたそうです。 デパートというのは、正社員は少なく、殆どがパートさんやバイトさんのような、非正規社員のため、そういった方たちの意見を会社が積極的に取り入れて、企画会議に生かしたのは、とても画期的な取り組みでしたが、その結果、スーパーヒットが続々生まれたという特集でした。 当社もこのメモクリップをマネして、一人一人のデスクの前に100円ショップのボックスを置いて、役職や職歴など関係なく、自分が思ったこと、お客さんに言われたこと、他社に言って感じたこと、など、なんでもいいから書いて入れて下さい、というのをずっとやっています。 ルールは2つだけ、同じことを何度も書かないことと名前を書くことです。 今は紙に書くのではなく、社内の電子回覧板になっていますが、この中から新商材、トイレの言葉、ランチマップなど、毎日特売といったたくさんのヒットサービスが生まれています。 殆どはトイレが臭いとか、冷房の風が直接当たって寒いとか、労働環境のことが多いですが、時々、お客さんのところでこんなことをやっていたので当社もやってみてはどうか?といった、前向きな意見が出てきたりします。 こういったメモクリップを月に一回の全体会議でそれぞれに発表してもらい、取り入れることはどんどん取り入れていっています。 当社は「アイデアの会社」なので、いいことはどんどん取り入れていきます!

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一人ではなかなか思いつかないことも、たくさんの人が考えれば、全然違う角度から、斬新な発想が出ることも多いので、アイデアコンテストを他の部署の人たちにお願いすることも多く、全社的にアイデアを大切にする組織づくりを行っています。 事業計画書を書くような重いものではなく、もっと気軽なちょっとした意見を出して下さい。

皆さんも是非、活用して下さいね! ではでは~('◇')ゞ

※次は「のりかえ便利マップ誕生編」です。

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発明はじめて物語 発明売り込み編

当社ナビットは1997年、前身の㈲アイデアママからスタートし、2001年に株式会社ナビットとしてスタートしました。 最初のスタートは皆さんもよくご存知の「地下鉄のりかえ便利マップ」です。 当時、子育てをしながら、発明に凝っていた私の5つ目の発明品です。 最初に有限会社を自宅の2階で起業したのは、若干31歳、長女が4歳、長男が1歳の時でした。 まだ乳飲み子を抱えての起業物語は、今から考えるとかなり無謀でしたが、その当時はとにかく若く、世間知らずゆえの怖いもの知らずで、せっかくのチャンスなので、1年やってダメだったらやめる、という約束で、電話番のバイトを一人雇い、自宅の2階で起業しました。 その当時は、まさか起業して、こんなに大きく発展するとは夢にも思っていませんでした!

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「発明はじめて物語~毒ガスマスクみたい。特許とってみたら?~」 下の子が生まれたばかりの時、お姉ちゃんの保育園のPTAにつれて行った時、泣いてしまって他のお母さんに迷惑をかけてしまい、おしゃぶりをすると泣きやむんですが、まだ小さいからすぐに落としてしまいます。そこでおしゃぶりの左右の空気穴にゴムを通して耳にかける、というのをやったところ、他のお母さんが、「福井さん、毒ガスマスクみたいね!面白いから特許とってみたら?」と言われました。 毒ガスマスクというのは、ちょうどオウム真理教が世の中を騒がせていた時期だからです。 それが「特許」という言葉と初めて出会ったきっかけでした。 その後、本屋で特許関係の本をみつけました。そこには「町の発明家を応援している発明学会という団体が新宿にある」と書いてあり、早速入会しました。その後、自分で特許を出す「発明事業化セミナー」という通信教育を5か月間自宅で受講し、自分のアイデアを売り込み始めました。 その頃、4つのアイデアがあり、受講を終えた私は、早速4つのアイデアを順番に企業に売り込みを始めました。 1つ目が「左右を間違えない靴」です。 その頃、3歳のお姉ちゃんがいつも家の中と外を行ったり来たりしていたのですが、いつも靴の左右を間違えてはいていました。 そこで親指と人差し指の間に、ビーチサンダルの底の部分をカッターで三角に切り、アロンアルファで貼って、間違えてはいたら違和感があるような靴を考えました。 それを写真に撮り、簡単な企画書とファックス返信用紙をつけて、靴の製造メーカーに売り込みました。靴のメーカーはその頃、帝国年鑑という分厚い本が図書館にあり、74社あり、一斉に売り込みました! IMG_9538 結果は、惨敗でした。 理由はほとんどが、もうその特許はとっくにあります、というものでした。 その頃、発明学会では「先願調査」(せんがんちょうさ)は不要なので、企画書に「特許出願中」と書いて企業に売り込みなさい、とありましたので、先願調査をしていませんでした。 特許は申請から半年間はオープンにされません。特許を出願するには、自分で申請しても印紙が38000円かかるため、実際に採用してくれる会社があるかどうか?を確認してから、特許申請しないと印紙代がもったいないというのが理由でした。 私のアイデアは「外反母趾(がいはんぼし)」という足の指の病気があり、そのために、明治時代に既に同様の特許が取られており、特許性が全くない、というのがお断りの理由でした。 実際に企画書を書いて、企業に売り込む労力たるやかなり大変で、それも毎日不採用、という通知が全国からくるのはかなり精神的に辛いものでした。 アイデアというのは自分の子供のようなもので、本当に自分では可愛いくてたまらないものです。でもそれを人から毎日否定され続けるのは、かなり辛い経験でした。 これで先願調査の重要性を知った私は、次からは先願調査をして売り込むことにしました。 ただ一点驚いたのは、ちゃんと不採用にしても結果がくることと、花の種とか、タオルとか、お礼のお手紙が全国からたくさん届いたことでした! 例えば、四国の靴工場の社長さんからは、「貴重なアイデアをありがとう!四国に来たら是非工場を案内したいから寄って下さい。」という直筆のお手紙をいただきました。 発明の売り込みなんて相手にされないのではないか?と思っていた私は、企業としてきちんと返答がくることには純粋に驚きました!ただ、不採用は不採用なので、どんなに丁重な扱いをされても、結構めげました。 ちなみに、今では先願調査は特許庁のサイトにいくと、誰でも無料で見ることができますが、その当時はインターネットがまだありませんでしたので、虎ノ門にある特許庁まで調べに行かなくてはならず、一介の主婦だった私にとってはとても敷居が高かったのを覚えています。 IMG_9539-1024x768 (1) 2つ目のアイデアは「あいうえおトランプ」でした。 当時、おねえちゃんが3歳になり、記憶力を高めるには「神経衰弱」がいいと本に書いてあったのですが、まだ数字が読めないのですぐに飽きてしまいます。 そこで「アンパンマン」が2枚とか「どらえもん」が2枚といった、キャラクターが2枚セットのものがあればいいのでは?と思い、色々お店を捜したのですが、ありませんでした。 ならば自分で作ろう!と思い、ちょうどその頃、ひらがなを覚えさせたかった私は「あ」が2枚、「い」が2枚といったひらがなカードを考え、今週は「あ行」、来週は「か行」という感じで、毎週遊ぶことで自然にひらがなが覚えられるようなものにしました。名称は「あいうえおトランプ」としました。一種の知育玩具です。 そして、前の苦い思い出を生かし、今後はしっかり先願調査をしました。そしてラッキーなことに、同じ特許はありませんでした。また、先願調査をした結果、近い内容の特許を申請している企業が何社かあったので、そういった会社も売り込みリストに加えました。また、神経衰弱以外の遊び方も考え、遊び方のマニュアルもセットにして、トランプやかるた、知育玩具などの企業47社に売り込みました。 IMG_9540-1024x768 結果は「是非、採用したい」という会社が3社あり、静岡県の青島文化研究社という会社で、20万とロイヤリティ5%で契約されました! これが私の初めての発明品の実用化の実績です。 後から、発明学会の人に話を聞くと、発明の商品化は1000に3つと言われており、発明学会みたいな愛好家の集まりでも可能性は1000に5つと言われました。そういう意味で、2つ目のアイデアで商品化された私はかなりラッキーだったと言えるでしょう。 その後、これですっかり発明に味をしめた私は3つ目の発明品「モーモーおしゃぶり」を売り込みました。これはあっさりNGでした。理由は、その頃おしゃぶりは洗濯バサミがついて、服に止めるというのが既に出回っていて、耳にかけるという発想自体がNGでした。 IMG_9541-1024x768 次に売り込んだのが「指しゃぶりストップ手袋」赤ちゃん本舗、ピジョンなどの、赤ちゃん商品の会社に売り込みました。 これは是非、採用したいという会社が3社ほどあったのですが、その頃日本に入ってきたPL法が壁になり、結局採用されませんでした。 赤ちゃんの口に入るものだから、ボタンを飲み込んで窒息したらどうするんだ!とか、生地を色々検討しなければならず、生地問屋が集まる西日暮里に買い物にいって調べました。 この時、生地を買いに行ったJR西日暮里の駅でエスカレーターやエレベーターがなくて、ベビーカーを押してホームの端から端まで歩いて、夏の暑い盛りに赤ちゃんがぐったりしてしまったのがきっかけで思いついたのが「のりかえ便利マップ」です。 ★★★ 当時、発明に凝っていたため、実は全部つながっています。その後、秋になり、おしゃぶりストップ手袋がどうやら厳しそうだと思い、諦めて毎週末に地下鉄の駅調査が始まりました。「のりかえ便利マップ」は5つ目の発明品ということになります。 ここでいったん売り込み編はおしまいで、次は発明学会編へと移ります。 ではでは~('◇')ゞ

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全館あかりをつけよ!

今回は、自己紹介を兼ねた、私の生い立ちのご紹介です。 私は神奈川県の箱根町の旅館の娘として生まれました。桐谷箱根荘という旅館で今は弟夫婦が跡をついでいます。 旅館と住まいが同じ敷地内にあるため、私は女将として働く母の姿を身近にみて育ちました。そのため、普通のご家庭とは違い、商売が1番、家庭は2番という特殊な環境で育ちました。 小さい時から「商売」というものがどのようにあるべきか?というのを、叩き込まれてきました。その中で、今も覚えていて今の自分の中で、核になっているようなエピソードを3つ、ご紹介します。 1.全館あかりをつけよ! 多分、石油ショックの時だったと思います。世の中が不景気になり、どこの旅館もお客さんが来なくなって、バタバタと潰れていきました。うちの旅館にもお客さんがこなくなり、部屋はガラガラで閑古鳥が鳴いていました。 そんな時、母は「全館明かりをつけよ!」と全従業員にお客さんがいないのに、毎日、全室明かりをつけさせていました。前を通る人や車が「桐谷さんのところだけは、いつも満室だ」と思ってもらえるからと、苦しい見栄を張っていました。 「景気の悪い時ほど胸をはれ。それが商売人の心意気だ!」と。 この言葉は、今も私の核になる言葉として残っています。 商売というのには波があり、いい時だけではなく、必ず厳しい時、苦しい時というがのあります。 商売人というのは逆境の時こそ真価が問われます。まず気持ちで負けないこと。そんな商売人としての強さを母に教わりました。 716a9941ed21237daecb45a159c244ee_w 2.サービス業はろうそくである。自分の身を削って人を照らせ。 この言葉は旅館のようなサービス業の基本の言葉です。 サービス業に向いている人か?向いていない人か?はすぐにわかります。まずサービス精神があるかどうか?です。 サービス精神というのは「どのくらい相手の立場にたってものを考えられるかどうか」という能力です。 賞金を稼ぐプロゴルファーがいいレッスンプロになれるか?というとそうとも限らないのは、この能力がないからです。最初からできる人はできない人の気持ちがわかりません。また何がわからないか?がわかりません。サービス精神のある人は、相手が子供なら膝をおって同じ目線になり、年寄りには相手のわかる言葉を使って説明します。人にものを教えてもらうと、この能力の有無がすぐにわかります。 あと一つ「相手の喜びを自分のことのように喜べる」ことが、サービス業の適正能力です。この能力をもっている人は、実はとても少ないです。本当の友達は悲しい時に一緒に泣いてくれる人ではなくて、嬉しい時に一緒に喜んでくれる人です。 サービス業に向いている人は、当社のようなIT業界でもとても優秀な働きをします。まず職場ではムードメーカーになり、お客様の身になって親身になって相談にのり、一緒に怒り、一緒に泣き、一緒に喜びます。人の幸せを喜べるので、人生の中で何倍もの幸せを実感することができます。仲間も多く、豊かな人生を送ります。 ダウンロード 3.女将の仕事はオーケストラの指揮者である 旅館の女将の仕事は、昔からある究極の総合職です。女将さん自身は料理も作らないし、布団もあげないし、掃除もしません。それぞれの部署の人たちの仕事を差配し、指導し、チェックして、一番いいおもてなしの環境を作ることが仕事です。 大事なのは、自分でやらないということです。専門家には口を出すな!の門という字には口がありません。専門家を信用して仕事を任せる。それをプロデュースし、一番いい形に仕上げることが仕事です。 女将の仕事も社長の仕事も基本は同じで、オーケストラの指揮者です。それぞれの役割の人たちを信用して仕事を任せる。そして仕上がりをチェックして、全体としてどうすれば一番いい演奏になるか?の音合わせをする。誰が音を外しているのか?テンポがはずれていないか?をチェックする。 まず耳がよくなければならないし、それぞれの楽器が演奏できて、専門用語も話せなければなりません。チームワークが大事なので、それぞれの演奏者の事情にも気を配らなければならないし、未来のために次の人材も育てていかなければなりません。常に勉強していかないとついていけなくなります。 でもそれって今の私の仕事と同じですよね。つくづく女将の仕事も社長の仕事も同じだなぁって感じます。 music_orchestra 4.おまけ 父の金言3つ ついでに父から言われた言葉もいくつか紹介します。 ・「商いを飽きないでやる」 仕事は短距離走ではなく長距離走です。頑張りすぎるともたないので、時にはのらりくらり、根気強く、我慢強く、したたかに、商売人は商いを続けなければなりません。 ・「商売に一番大事なものは信用である」 支払い遅延や返済遅延などをしてはダメ。信用を築くには長い時間がかかりますが、失う時は一瞬です。借りたものは返す。冠婚葬祭や義理人情は欠かさない。スタッフや業者を大事にしていい関係を築く。トレンドをおさえる。業界の発展に寄与する。情報収集と広告に真剣に取り組む。 ・「生き銭と死に銭」 経営は投資です。一生懸命稼いだ利益を何に使うか?が重要です。お金を何に使うか?を考える時、投資したお金がお金を呼び、より多くのお金を連れてきてくれるお金を「生き銭(イキゼニ)」といいます。これに対し、投資したお金がお金を連れてこない、効果のないお金のことを「死に銭(シニゼニ)」と言います。自分への投資は生き銭ですが、助成金がもらえるからと言って不要な投資をするのは死に銭です。 商売人はこの貴重な原資を生き銭に使うよう心がけなければなりません。 ちょっと長くなりましたが、自己紹介を兼ねた、私の生い立ちのご紹介でした。 ではでは~('◇')ゞ  

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性善説と性悪説 

今回は性善説と性悪説のお話しです。 以前、神保町にオフィスがあった頃の苦い失敗談です。 ある営業マンの売上が空発注だったことが判明し、とても大変なことになったことがあります。最初から悪気があったわけではなく、最初は順調だった案件が頓挫し、既に受注をあげているので、それを取り消せず、ズルズルと時間がたち、発覚した時には取り返しがつかない額になっていました。 その時に、その営業マンにいわれたのは 「御社がもっとしっかりとした受注の管理体制があったら、こんなことにはならなかったのに・・」でした。 その時に思ったのは、この期におよんで人のせいにする人だから、この人はダメなんだなぁ、ということと、性善説で会社を運営してはダメだなぁ、ということでした。

★★★

世の中には、性善説と性悪説というのがありますが、私はいつも「性弱説」が一番正しいんじゃないか?と思っています。 とにかく人は弱いので、周囲に流されます。落書きがたくさんしてある場所は、いつのまにか落書きだらけになるし、さぼっている人ばかりの教室ではみんながさぼり始めます。 以前、子供のPTAの時に感じたのは、特に女性は、ボス猿がいい人だとみんないい人の集団になり、意地悪な人だと皆が意地悪な集団になる傾向がありました。パレートの法則というのがありますが、集団は2:6:2の構成比で動き、真ん中の6割の人はどちらにでも流されます。確固とした意志をもって動いているのは、上と下だけで、あとの6割は浮動票です。 そしてこの6割の浮動票が実は一番、数が多く、力を持っています。この人たちがどう動くか?で集団の意志が決まり、方向性が決まります。そういった意味で、このムーブメントで動く6割の人たちが、闇落ちしない仕組みがとても重要です。 そしてこの痛い失敗から、不正ができないような頑丈な仕組みを作ろうと思いました。それがウリカン(売上管理システム)で、今の経理ちゃんの前身です。不正のできない頑丈な仕組みを作ることが、結果的に弱い人たちを守ることになる、というのが失敗から学んだ私の結論です。

今後はテレワークが増え、カシーへの依存度がますます上がっていきます。カシーによって業務の効率化ができるようなシステム開発を進めていこうと考えているのは、この性弱説が元になっています。

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また部課長の皆さんにはよく「不用意な発言をしないように」や、「管理職は感情を外に出さないこと。常に泰然自若であること」と言っている理由は、集団というのは予想以上に、ムーブメントで動くものだからです。特に今回のコロナや売上不振の時などは、上が不安な顔をしたら、部下の人たちは必要以上におびえ、感情的になり、不安になります。リーダーはそういった人の弱さをきちんと理解し、自分の部署が変なムーブメントに惑わされないよう、常に万全の注意を払わなければなりません。

★★★

あと一点、スタッフの皆さんには「人のせいにしないこと」だけは、是非お願いしたいです。

私は昔から、人のせいにする人がとにかく大嫌いで、どうして嫌いか?というと、そういう人は、3年後に会っても、5年後に会っても、同じ話をしているからです。進歩がありません。 人は自省して初めて、痛みを感じます。その痛みから学び、成長します。 自分は悪くない、周りが悪いんだ、と常に周りのせいにしている人は、痛みもない分、成長もありません。ずっと同じ不平不満を、職場を渡り鳥のように転々としながら、ずっと繰り返しています。そして一生、自分は運がないとぼやいています。 痛い目にあったら、自省し、学習しないと、また同じ落とし穴に落ちます。 Qごとに部署ごとの振り返りをしてもらっているのは、この自省して成長するメカニズムを促進させるためです。逆に今、失敗して悩んで、痛みを感じている人は、それは「成長痛」です。背は伸びていないけれど、心が成長している証拠なので、トコトン悩んで成長して下さい。 皆さんは、自分の成長を実感できていますか? 以上、性善説、性悪説のお話しでした。ではでは~('◇')ゞ

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仕事は楽しいかね?

今日は入社式でいつも最後にするお話し、「これから社会人になる方向けのアドバイス3つ」をご紹介します。 1.「仕事は楽しいかね?」 私は仕事に楽しさや面白をさを求めるのは、甘いと思っています。 なぜなら、お金をもらっているからです。 それでも、仕事を面白いと思える人がいたら、その人はとても幸せな人だと思います。 なぜなら、仕事をしている時間が人生の中で一番長い時間だからです。 その長い時間、まだ〇時か?まだ〇時か?と就業時間をばかりみて過ごすのと、毎日、自分なりに創意工夫して、夢中になって、面白いと思って過ごしている人と、どちらが幸せでしょうか? 私は間違いなく、後者の人の方が幸せだと思います。 人は一生の中で、ずっと仕事をし続けていかなければなりません。家族と過ごす時間よりも長い時間、仕事をしています。 その長い長い時間を、イヤイヤ時間つぶしで過ごす人生なんて、せっかく生まれてきたのにもったいないと私は思います。 だから私はいつも言っています。 「幸せな人生を送って下さい」と。 これから始まる、長いお仕事人生が幸せになるよう、お祈ります。

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  2.「アリの視点、鳥の視点、魚の視点」 当社では、よく視点の話しが出ます。 昔は社長になる人に必要な視点として、アリの視点と鳥の視点と言われていましたが、今はそれに「魚の視点」というのが加わりました。それぞれの視点について説明していきます。 まずはアリの視点とは「神は細部に宿る」という言葉のように、細かいところを見れば、その会社がわかる、というものです。飲食店で掃除がいき届いていなかったり、会社の観葉植物が枯れていたりすると、そのお店や企業はダメだとダメ出しされてしまいます。社長にはアリのような緻密な視点が必要、という意味です。 次に鳥の視点です。 もしあなたが東西と南北に高速道路を作るとして、高速道路だから信号は作れない、としたらどうしますか? 答えは立体交差にする、です。 このように迷ったら、視点を上げて考えると答えが出ます。鳥の視点とは、鳥のように視点を上げて、全体を見る力です。人は生まれてから死ぬまで、約98%がアリの視点で終わる、と言われています。ナビットのスタッフには、是非残りの2%の鳥の視点を持った人になっていただきたいと思っています。 アリの視点の人は、半径3Mの人間関係の中で生きています。鳥の視点の人は、もっと大きな視点で全体を見ているので、あまり細かいことでクヨクヨしません。全体をみる視点があると、どこで渋滞が起きているか?や、どこがボトルネックになっているか?を予測して動くことができます。皆さんは、是非、この鳥の視点を持つ2%の人になって下さい。 最後に、魚の視点です。 魚の視点とは、ファインディングニモのように、海流に乗って素早く移動できることで、「先を読む」視点です。技術革新のスパンが早く、インターネットで瞬時に情報が流れる現代では、この魚の視点がとても重要です。 例えば、私が学生の頃はバブルの頃で証券会社が金融が花形でした。そして私の父の時代は鉄鋼や船舶が優良企業でした。このようにその時代の優良企業が、ずっと優良企業である保証はありません。 社長はこの先、何がくるか?何がトレンドになってくるか?常に先をよんで、ヒトモノカネを投資していかなければなりません。だから魚の視点が今は、とても重要です。 この3つの視点を意識して下さい。 3つ使いこなせれば最高ですが、まずは鳥の視点を身につけて下さい。鳥の視点を持つことによって、半径3M以内のくだらない人間関係で思い悩むことはまずなくなります。全体をざっくりとらえる力を持つことによって、なぜ今、こういった指示が出ているのか?が理解できるし、物事の本質も見る力が養われます。

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3.「学問のススメ」 「福沢諭吉がなぜ、学問のススメの中で、学問をしなさい」と言っているか?知っていますか? 福沢諭吉と言えば、「人の上に人を創らず、人の下に人を創らず」の言葉は有名ですが、なぜ、学問をやりなさいとすすめているか?を知っている人は意外と少ないです。 答えは「人に騙されないために学問をしろ」と言っています。 学問をする理由は、出世するためでも、自己実現でも何でもなく、「モノを知らないと人に騙される。だから学問をしなさい」と言っているんですね。 世の中には知らないことで、悪意がなくても会社に損害を与えることがあります。例えば、出産手当や児童手当などは、申請しないともらえないものが多くあり、こういった手当は、会社として社員にアナウンスをしてあげなければ、社員が損をすることになります。特に、現代のような情報社会では、情報にいきつけるかどうか?の能力がとても重要です。 知らないことによって騙されたり、損を被らないよう、当社では色々な研修や社内勉強会、課題図書や制度を用意しています。学生じゃないから勉強しなくていいではなく、常に向上心をもって、一生謙虚に学ぶ姿勢を失わないよう、心がけて下さい。 私の大好きな本で「下流の宴」という本がありますが、これを読むと、人を一流たらしめるもの、二流たらしめるものは「向上心」なのだということがよくわかります。以前、読んだブログの中で、早くに起業して若いころから社長や役員をやっている人を見ると、人に頼むことばかりで、ビジネススキルが極端に低い人が多い、というのを読んで、自分自身とても反省し、真摯に学び続ける努力を怠ってはいけないと、常に新しいことを学ぶことを自分に課しています。 言いたいことは「向上心をもって一生勉強し続けて下さい」ということです。

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以上、3つが、これから社会人になる皆さんに、私からお伝えしたいことです。 社会に役に立つ、立派な社会人になって下さい。  

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鉄砲を売るな。弾を売れ!

「鉄砲を売るな。弾を売れ!」 これは以前、私が勤めていたキヤノンで言われていた言葉です。 single-lens_reflex-camera_9996 キヤノンの創始者の御手洗さんという人は、お医者さんで、胃カメラのカメラを作るためにキヤノンを創設しました。当時、カメラのレンズを作るのは大変で、光学レンズを、専門の職人が何日もかけて磨いて作っていました。 その後、カメラの製作により会社は軌道にのっていくのですが、その時、御手洗さんはフィルムを作らなかったために、 「苦労してカメラを作っても、儲かるのはフィルムばかりなり・・」 と、とても悔しい想いをしました。

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この苦い反省をふまえて、次に考えたのがコピー機です。 コピー機のビジネスモデルは、保守料金という形態で、1枚コピーされるごとに、何銭という保守料金がコピー会社に入る仕組みになっています。これ以外に、コピーのトナーが高額で、使えば使うほど売れるようになっていて、この2つで、うなるほど儲かる仕組みになっていました。これによってその後、キヤノンの社長は、経団連の会長にまでなったのは、皆さん、ご存知ですよね。 ダウンロード 正直、コピー機なんてただでもいいくらいで、置いておいてさえもらえれば、保守料金が座布団モデルになっていて、チャリンチャリンと小銭がたまっていきます。 当時、私が在籍していたころのキヤノンは、純正のトナーを販売していましたが、安いサードパーティーと呼ばれる中国などがトナーを販売していおり、これを防ぐために、モデルチェンジを繰り返して、サードパーティーへの牽制をしていました。

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自分で会社を創った時、思い出したのがこのスローガンです。 とにかく、1度売れたらそれっきりになってしまうようなものを販売しないこと。少額でもチャリンチャリンと積みあがり、取引が継続して行われるような形態にすること。 これを念頭に、のりかえ便利マップや駅構内図は、自分で最初に自腹を切って作成して、版権という形で企業に貸し出す形態をとりました。そしてメンテナンス費用として、継続した売り上げを確保すること、を心がけました。 現在、当社は「情報提供業」という産業分類ですが、今でもやっていることは同じで、変化の激しい情報を意識して取り扱い、それを変更させ続けることによって、安定した事業モデルを展開しようとしています。 目指しているのは、コピーの保守料のような「座布団モデル」です。  

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当社はIT業者で、製造業と違って在庫のリスクがないため、より効率のいいビジネスモデルになっています。私がよくオープンデータや助成金情報といった、とにかく変化の激しいデータに特化して、経年変換のビジネスモデルに固執するのは、このキヤノンのスローガンが今も頭にあるからです。 「変化こそがビジネスチャンス」なんですね! ちなみにキヤノンのヤは、大文字なんですよ。ご存知でしたか? そしてキヤノンの語源は「観音様」の観音なんですよ~。

以上、最後に小ネタでした。ではでは~('◇')ゞ

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マクドナルドのお話し

よく色々な会社の人から 「なんで、福井さんのところでは、全国の主婦の人たちを使って精度の高いデータを作ることができるんですか?」 という質問を受けます。

「それは企業秘密です」

といつもお答えすることにしていますが、今日は特別に、この当社の肝のノウハウをお教えしましょう!

私はいつもこの話しをする時には「マクドナルドのお話し」をすることにしています。

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マクドナルドよりおいしいハンバーガーを作れるお店は世界中にたくさんあるけれど、マクドナルドのようなオペレーションを世界中で展開できる会社は、マクドナルドしかありません。 当社は後者を目指しています。

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たとえばSOHOアルアルだと、名刺の入力の仕事を出したら、たくさんの応募があります。ただ納品物の品質が悪くて、数字を半角で統一して出しなおして下さい、と連絡をすると誰も連絡がつかなくなります。それがSOHOアルアルです。 手軽なだけに安易に応募する人も多く、ちょっと嫌になったら平気ですっぽかすし、連絡も取れなくなります。この状況をどう改善して、クオリティの高いデータを納品してもらうか?が腕の見せどころです。 そのために、評価システムを作成して、評価をどんどん上げていく仕組みを作ったり、マニュアル化を徹底して、OJTと組み合わせて、わかりやすい説明をしたり、納品のチェック体制を強化したり、システムで納品物を一括でチェックできるようにしたりなど、色々な工夫をしています。 重要なのは「仕組み化する力」です。「仕組み化する」というのが、当社では重要なキーワードです。 例えば当社では、SOHOさんの管理のための仕組み化では、下記の「3つの施策」を実施してます。 1.マニュアル化 特に当社が、他社よりもこだわっているが「マニュアルの整備」です。 マンションの外観を撮るマニュアルだけでも、会社ごとに大量にあり、一から作成しなくても使いまわしができるようになっています。 お客様向けのマニュアルだけでなく、社内でもマニュアルの整備が徹底されていて、「お花見マニュアル」や「接待マニュアル」まであって、よく驚かれます。部署にはマニュアルの担当者がいて、お客様からの問い合わせやクレームなどは、Q&Aや障害報告として、定期的に加筆されるような仕組みになっています。 そのため、新しく仕事を始めようとする人は、まず過去の先輩の失敗談を見てから、仕事に取り掛かれるようになっています。この失敗談が重要で、ちょっとしたことでも知っているだけで失敗しないことって結構あります。そういった知見を蓄積する「仕組み」を持っていることが当社の強みになっています。

講演をするとよくわかりますが、誰でも人の成功談や自慢話しを聞くとウンザリした顔をしますが、失敗談を話すと、身をのり出して聞いてくれます。人は、人の失敗を聞くのが大好きです。だから、失敗談を最初にインプットしてから、仕事に入ってもらえるようになっています。

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例えば以前、メルマガ送信の担当者がケアレスミスを起こして「ちゃんとマニュアルを読んだんですか?」と聞かれて、「はい、読みました」と嘘をついてもすぐにわかります。 恐らく、メルマガ送信マニュアルなんて、せいぜい2~3ページくらいのものだろうと、たかをくくっているようでしたが、実際は20ページ以上ある大作で、メルマガで送ると化ける外字の種類まで記載してあり、マニュアルの最後には、チェックシートがあり、全部のチェックをダブルでチェックしなければ、送ってはダメになっているので、そんなケアレスミスが発生しようがない「仕組み」になっています。 このように、当社のマニュアル文化は、安易な想像をはるかに上回った、かなり高度なマニュアルになっています。 全国の地域特派員の主婦の方たち、レベルもスキルもバラバラで、百石混合な人たちです。この人たちに、一定のクオリティで仕事をしてもらうには、わかりやすいマニュアルが不可欠です。そういった意味で「マニュアル化」をするノウハウの重要性をまず、理解して下さい。 2.システム化 SOHOS STYLEでは、SOHOさんの今までの仕事の成績表や、得意な仕事、仕事をすっぽかしたらフラグが立って、もう仕事が受けられなくなるなど、管理画面では、色々な機能がついています。開発費もかなりかけて開発をしています。 当社の強みは、足回りの全国からリサーチしたデータをシステム化できることにあります。こういったフィールド調査の会社には、開発がいないので、自社で入力ツールなどを開発できません。当社では社内にデザイナーもいるので、ただデータを開発するだけでなく、ビジュアルを良くしてサイトまで作成することができます。 このように、一つの会社でリサーチ、開発、デザインまでできる会社は、ありそうでないので、重宝されます。SOHOS STYLEにフアンが多いのは、ワンストップで請け負うことができるところです。 BSの制作スタッフは、簡単なチェックくらいなら、自分たちでプログラムを組んで納品できるようになるよう訓練を受けます。システム頭でデータを取り扱えるかどうか?も重要です。

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3.個別原価計算 最後に、胸をはって、当社が他社に自慢できる仕組みとして「個別原価計算」があります。内部スタッフの毎日つけている日報を、独自にピポットテーブルを開発して、毎週プロジェクトコードごとにデータを吸い上げ、JDLという経理ソフトに流し込むことによって、PJコードごとの「個別原価計算」ができるようになっています。 当社の場合、2万円から数千万の仕事が常に動いています。ちょっと油断すると原価オーバーになってしまい、赤字に転落してしまいます。それを防ぐために、独自にシステムを開発して、プロジェクトごとにあと幾ら使えるか?がわかるようにしてチェックしています。 このデータを月一回の全体会議でチェックして、予定利益率を下回った仕事は、先方に値上げ交渉をして、ダメなら降りる、というルールになっています。 この仕組みは本当にすごい!と色々な方にお褒めいただきます。この個別原価計算の仕組みがあるからこそ、仕事ごとの利益率を担当者が把握し、あと幾ら使えるか?を見ながら、微調整していき、最終的に予定通りの利益率で着地することができます。 以上が仕組み化のための3つの施策です。 皆さんも普段から「仕組み化する脳」を鍛えて下さいね!! ではでは~('◇')ゞ

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社会人にとって1番大切な能力とは何でしょう??

今日は私がいつも、新卒が配属された後の朝礼でお話しをする「社会人にとって一番大切な能力とは何だと思いますか?」というお話をしたいと思います。 皆さんは、社会人にとって一番大切な能力って何だと思いますか?

答えは「ホウレンソウ」の能力です。当たりましたか? 簡単なようですが、この「ホウレンソウ」って結構できない人が多いんですね。 だから、最初の配属の時に必ずお話しをするようにしています。

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どうしてできないか?というと、「ホウレンソウ」って結構勘違いしている人が多くて、報告して下さいといっただけなのに、自動的に「いい報告をしなければならい」と思い込んでいる人が結構、多いんですね。 というのは、以前、新卒で配属されて、SOHOさんとのやり取りなどをお願いした新卒のスタッフがいました。 心配して先輩が「大丈夫ですか?」「困っていませんか?」とマメに聞いても、 「大丈夫です」「問題ありません」とずっと言っていて、 でもある日、突然会社に来なくなり、そのまま姿を消して退職した新卒がいました。 その人のことがあるから、最初にお話しをするようにしています。 本当は最初からうまくいっていなかったのに、それを報告できなくて、気がついたらもう何が何だかわからなくなっちゃって、納期も近づいていて、自分でやるには限界があがって、と思い悩んで、もう逃げるしかなくなっちゃったんだと思います。 じゃあ、メンターの先輩が気にかけていなかったか?というとそんなことはなくて、毎日のように声をかけてフォローをしていたそうです。でも、大丈夫です、としか言われなければフォローのしようがなかった、とのことでした。 images 新卒の方にまずお伝えしたいのは、「報告」というのは「いい報告をする」ことじゃなくて、ありのままの状況を報告する、ということをまずは覚えて下さい。 上長は全員の報告を集めて、遅れているチームがいれば、余裕のあるチームからリソースを移行させます。そのための報告です。 それは車の運転と同じで、気合い、根性、能力とは関係ありません。 ガソリンがないのに、あるといって走っていたら止まるし、バッテリーも充電されていなければ出先でエンジンがかかりません。ラジエーターの水も同じです。正確にどの部分に何が足りないか?を把握して、判断を下すのが上の役目です。 そのための判断になる情報をアップさせるのが、まずは皆さんの役目です。 だから、いい報告をして褒められる必要はないし、そんなことは求められていません。 新卒がいきなり配属されて、ガンガン仕事ができる、なんて誰も期待していないし、できなくて当たり前だと思っているので、そういった気負いは不要です。 逆に早いうちに失敗をして、コツをつかんでもらったほうが有難いと、みんな思っています。だから、肩の力をまず抜いて、自分をよく見せようと思わなくていいんだ、と気づいて下さい。 ★★★ あとは新卒じゃなくても、いい年をした社会人でも、この「ホウレンソウ」ができない人って意外と多くて驚きます。特に相談もしないで、勝手に自分で判断を下してしまう人って結構いて、それが間違っていても責任を取るわけでもないし、開き直って謝罪しなかったりします。周りの人に迷惑をかけても知らんぷり、みたいな人で、周囲は本当に迷惑します。 ただそういう人とは、誰も一緒に仕事をしたいと思わないので、大体どこの組織でもうまくやっていけません。 そんな大人もたくさんいるので、若い皆さんは若いうちにきちんと「ホウレンソウ」の習慣をつけておいて下さいね! とにかく困ったことがあったら、すぐに先輩に相談して下さい。できないことはかっこ悪いことではありません。できなくて当たり前です。皆さんに教えたくてウズウズしている先輩がたくさんいることを、忘れないで頼って下さいね! 以上、ホウレンソウのお話しでした。 ではでは~('◇')ゞ 1504601330496

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