7/17(土) 京成成田アクセス線開業!

こんにちは、F-16です。ブログ本文への書き込みは初めてですが、よろしくお願いいたします。

今日は、首都圏で久々の新線開業となりました鉄道路線、
京成電鉄『成田スカイアクセス線』に乗車するために、成田空港まで行ってきました。

今回開業した成田スカイアクセス線は、京成本線の京成高砂駅から分岐している北総線を通って、
印旛日本医大駅から先は成田湯川駅を経由する新線を建設して空港第2ビル駅に至る、
空港アクセス整備計画のうち「Bルート」と呼ばれたコースです。
京成電鉄のホームページをご覧いただけると判りますが、このコース本当に直線に近いのです。
都心の日暮里から空港第2ビルまで最速36分と、これまでの51分から15分も短縮されました。
元々、北総線のルートの東側千葉ニュータウン近辺は、もともとAルートとして計画されていた整備新幹線計画(成田新幹線)のルートに並行しているのですから、頷けます。

今日デビューしたばかりのピッカピカな新車のスカイライナー、車両内外のデザインをあの山本寛斎が担当したという事で注目を浴びています。確かにカッコイイ。
スピード感あふれる、まるでF1カーのフロントノーズを大きくしたかのような鋭い流線型の先頭車。
日本の玄関口から世界のお客様を迎えるのに相応しい、和の奥ゆかしさを連想させる藍色とナショナルカラーの1色である白を纏ったボディカラー。そして刷新されたロゴマークの「i」の字の点には日の丸!
インテリアは、最近のバリアフリー法の制約から床面は乗車口から客席までフラットな分、客室の天井高を高く取っていて、これは小田急のロマンスカーVSEやMSEでも使われている手法。シートバックを倒して天井を見上げても、圧迫感が全くないどころか、緩い縞模様のアーチは逆に空間の広がりを錯覚させてくれます。

シートにも寛斎デザインの藍色に、岡村製作所が近未来的な趣向を施したという格好いいデザイン。リクライニングの角度も小田急のロマンスカーより倒れるし、着座姿勢としても悪くはない。
最近流行つつある全席AC100Vコンセント装備。世界を股にかけるビジネスマンも、ノートPCのバッテリ残量を気にする必要なく車内で仕事ができます。
日本を代表する特急車両の一員たりうるもの、確かにこうカッコ良くあるべきとは思います。
…が、しかし。1点だけ納得しがたい欠点が…。シートが硬いのです!!お尻に疾患を抱えるオッサンの自分には、硬すぎる。次はぜひ治癒してから乗りたいものです。

車内の液晶モニタで運転席から前方を映した展望映像が流れているのを見つけました。これは、鉄の血が流れる自分にはたまらなく嬉しい、まさに男の子回路が発動する瞬間です。
印旛日本医大の先、新しく建設されたばかりの区間で、手持ちのデジカメでムービー撮影しながら堪能してました。青が2つ点灯している信号機でご飯3杯ぐらいいけそうな感じです。
興奮冷めやらぬうちに、新駅成田湯川を通過して単線区間に突入し、左からJR成田線の線路が合流してきて、信号所が2つぐらいあって、空港第2ビル駅に到着。本当に、あっという間でした。

今回、成田スカイアクセス線の開業に伴って、京成の成田空港駅と空港第2ビル駅で、大がかりな改修工事があって、駅構内の使われ方が大きく変わりました。
ナビットでは京成電鉄の駅構内図を作成するお仕事もやっています。つい先日もデザイン課の方で図面を見ながらMacに向かって構内図の改修をなさってましたね。
京成電鉄ホームページのわかりにくい所に上がってるんですけど、これもそろそろ成田スカイアクセス線に対応した新しいバージョンに差し替わるのではと思います。

新駅の成田湯川にも行きましたが、時間が遅かったので開業記念切符は売り切れちゃってました。残念!

それではまた!

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