駅でのトラブルや事故が問題化
様々な人が利用する駅や電車では、迷惑行為などによって、乗客同士のトラブルが起きています。また、駅構内では人身事故などの鉄道事故も発生しています。
では、実際に駅で困っている人はどのくらいいるのか?トラブルに遭遇したら、誰に助けを求めたいのか?など、実際に駅や電車を利用している人ならではの声がありました。
ナビットでは全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「駅での困りごとについて」についてアンケートを実施しました。
「駅での困りごとについて」のアンケート調査
駅の利用頻度
【調査】
質問:駅をどのくらい利用していますか?(対象:1000名)
駅の利用頻度としては、「1年に数回」が一番多くて、16.8%、次いで「1ヶ月に1日程度」という回答になりました。この結果は、コロナ禍において駅を利用する方が減少していることが言えます。また、アンケート対象の中心が主婦層だからなのかもしれませんね。
2人に1人は駅で困った経験がある
【調査】
質問:駅で困ったことはありますか?(対象:1000名)
駅で「困ったことがある」と回答した方は、52.5%で、「困ったことがない」と回答した方が、47.5%となりました。2人に1人が駅で何か困ったことがあるという結果になりました。
駅で困ったと感じるときは様々
【調査】
質問:駅で一番困るのはどんなときですか?(対象:1000名)
駅で困ることは「乗り換えや出口・トイレなどの案内表示が不十分なとき」という回答が17.7%で「困ることはない」を除いて最も多い結果となりました。次いで多いのは「何か尋ねたいときに、改札やホームに駅員がいないとき」で13.2%、「駅の表示やアナウンスが不十分で、どの電車に乗ればよいかわからないとき」が10.4%と誰もが起こりうる内容であることがわかりました。
駅で困ったら誰に助けてほしい?
【調査】
質問:駅で困ったとき、誰に手助けを求めたいですか?(複数回答可)回答数:1223
駅で困ったとき、誰に手助けを求めたいかで最も回答が多いのは「駅員」で、6割以上の回答率となりました。やはり駅構内で困ったときの対応しやすさなどが結果に影響しているかもしれませんね。しかしながら、「他の人には頼みづらい」という回答が2番目に多いことがわかりました。助けを求めること自体が恥ずかしいと思ってしまう人もいるかもしれません。
駅の要望は多数
今回のアンケートでは、「駅での改善点や要望は何ですか?」(対象:1000名)という質問をフリー回答で実施しました。
結果としては、「ホームドア」や「エスカレーター・エレベーター」の設備設置、「トイレをきれいにしてほしい」という回答が目立っていた印象です。他にも、「乗り換え案内板」などの掲示物に関連した回答がありました。
JR東日本は今後10年に約500駅で駅時計を撤去計画
また、フリー回答では「時計」を設置してほしいという回答が見られました。
しかしながら、FNNプライムオンラインによると、JR東日本では2021年11月から、駅構内にある時計の撤去を進めているようです。対象は約500駅で全体の3割だとしています。駅構内から時計を撤去する理由は「携帯電話・スマートフォンの普及」が影響によって、必要性がなくなっているかもしれません。当たり前のようにあった駅の時計は時代とともに変化していくようです。
1000人アンケート
今回の記事で引用したアンケート結果をはじめ、ナビットでは、1000人規模のアンケートを、お手軽にご依頼・ご購入いただけます。
1000人アンケートとは
「1000人アンケート」とは、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録している全国約63,400人の調査モニターを対象に、性別、年齢、居住地、属性など実態の明らかなモニターを絞り込んでアンケートを実施出来るサービスです。
調査モニターの中心は、30~50代の女性です。
消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。
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