バーベキューとBBQ
自宅の庭やキャンプ場などで肉や野菜などを焼いて楽しむバーベキュー。略してBBQ・・その語源や由来は何でしょう?
インターネットで検索すると、たくさん解説がヒットしますが、大航海時代にコロンブスが上陸したカリブ海の西インド諸島で、先住民が肉の丸焼き用に使っていた木枠を「barbacoa」(バルバコア)と呼んでいたのが語源だそうです。これが英語圏で「barbecue」となり、さらに略してBBQとなりました。
日本では、よく似たものに「焼き肉」があります。しかし、厳密にいうと焼き肉は焼きながら食べるのに対し、BBQは全て焼いてから皿に盛って食べるのが本来の流儀のようです。
ナビットでは6月の下旬、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「バーベキュー」についてアンケートを実施しました。
8割を超す人がバーベキューを「したことがある」と回答
【調査】
質問:バーベキューをしたことがありますか?
バーベキューを「したことがある」と回答した人は全体の86.2%と9割近くにのぼりました。
場所は「自宅」「バーベキュー施設」「河原」など
【調査】
質問:バーベキューをどこですることが最も多いですか?
バーベキューを楽しむ場所は「自宅」が約2割を占めてトップ。次いで「バーベキュー施設」「河原」「キャンプ施設」が10数%で並んでいます。
一緒にバーベキューをするのは「家族」が最多で約4割
【調査】
質問:誰とバーベキューをすることが最も多いですか?
「家族」が41.3%で最多。次いで「友人」が25.6%と4分の1を占めました。
バーベキュー用品は4割超が「私物を使用する」
【調査】
質問:バーベキュー用品をレンタルしますか?私物を使用しますか?
バーベキュー用品は「私物を使用する」人が最多で4割を超えています。2割が「友人・知人」から借りています。「レンタルする」のは17.9%でした。
食べる料理は肉類が最多で3分の2
【調査】
質問:バーベキューで食べる料理は何ですか?(フリー回答)
フリー回答なので、単品を答えた人がある一方、複数を回答した人も多数ありました。
回答を「肉類」「野菜」「焼きそば」「海鮮」「ウインナー・ソーセージ」の5つのキーワードに分類して検索した結果が上の表です。
「肉類」が断然トップで661件。単に「肉」と答えた人がいる一方、「牛肉」「豚肉」「ラム」「ステーキ」などさまざまな回答が寄せられました。
次いで「野菜」「焼きそば」「海鮮」「ウインナー・ソーセージ」の順となりました。
コロナ禍の中のバーベキューの心得10箇条
バーベキューは屋外で楽しむため、煙や悪臭が近隣住民の迷惑となり、トラブルに発展することもあります。兵庫県芦屋市のようにバーベキュー禁止条例を制定する自治体も増えています。
バーベキュー文化の普及と啓蒙活動を行っている日本バーベキュー協会(略称:JBBQA、下城民夫会長)が、バーベキューホストが知っておくべき『コロナ禍の中のバーベキューの心得10箇条』を提言していますので、紹介しましょう。
1.熱、咳が出ている人、体調の悪い人は参加しない、させない
2.大人数でのバーベキューはしない
3.グリルの周りを人で取り囲まない 1m以上のソーシャルディスタンスの確保
4.屋内NG、風通しの良いところでの開催
5.全員マイ箸、マイ皿、マイコップの持参
6.どんな時も大声を出さない話さない
7.事前事後、途中も頻繁に手指、備品のアルコール消毒
8.焼く人は交代制で常に1人とする
9.飲み食べ時以外のマスクの常用及び確認
10.長時間のバーベキューをしない。目安は2時間以内。
同協会は「バーベキュー検定試験」「GOOD!BBQスポットの認定」「BBQレシピコンテスト」「バーベキュー学校(キッズBBQ)」などの活動を行っています。
1000人アンケート
今回の記事で引用したアンケート結果をはじめ、ナビットでは、1000人規模のアンケートを、お手軽にご依頼・ご購入いただけます。
1000人アンケートとは
「1000人アンケート」とは、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録している全国約63,400人の調査モニターを対象に、性別、年齢、居住地、属性など実態の明らかなモニターを絞り込んでアンケートを実施出来るサービスです。
調査モニターの中心は、30~50代の女性です。
消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。
お気軽にご利用下さい!
ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!