携帯電話の通信障害、その時あなたはどうしてましたか?

リサーチ

近年相次ぐ携帯やスマホの通信障害

近年度々発生する携帯電話やスマートフォンの通信障害。直近のものでは、7月2日から数日間に及び話題となりました。
実際に通信障害の影響を受けた方は、どのように過ごされていたのでしょうか?

そこでナビットでは7月4日に、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「携帯電話(スマートフォン)の通信障害」についてアンケートを実施しました。

docomo、au、ソフトバンク、楽天モバイルが全体の93%

【調査】
質問:お使いの携帯電話回線は何ですか? (複数回答可 回答数:1043)

docomo、au、ソフトバンクの先発3社と楽天モバイルの合計は974で全体の93%を占めました。複数回答可でしたが、回答者数を上回ったのは43にとどまっています。

自身の携帯電話だけでなく、相手の携帯電話による影響も

【調査】
質問:最近、携帯電話(スマートフォン)の通信障害で影響を受けましたか?

今回のアンケートでは約3割の方は「影響を受けた」と回答しています。
ご自身の携帯電話での通信障害だけでなく、友人等の携帯電話に通信障害が発生したことで間接的に影響を受けた方が、「影響を受けた」と回答した方のうち4分の1の割合でいることがわかります。

影響を受けた場所は「自宅」が1割、「外」が1割

【調査】
質問:どこで通信障害の影響を受けましたか? (フリー回答)

この質問は選択肢を示さないフリー回答式で、オーバーラップする回答が多いため、グラフのように大まかに分類しました。

「なし」が7割台を占め。回線会社のシェアをほぼ反映しています。そして「自宅」が約1割、「外出」と「会社・職場・仕事」の合計が約1割という回答です。

「電話が使用できない・繋がりが悪い」が2割で1位

【調査】
質問:通信障害でどのような直接的・間接的被害を受けましたか? (複数回答可 回答数:1208)

通信障害の内容については「電話が使用できない・繋がりが悪い」が最も多くて全体のほぼ4分の1。スマホが携帯電話からスタートして機能が発展してきたことを映して、「インターネット」「決済」「アプリケーション」など障害の影響も多様化しています。

希望する補償は「料金割引」「ポイント付与」など

【調査】
質問:障害の被害を受けた方で、どんな補償を希望しますか? (フリー回答)

「補償を希望する」人は全体の15%前後で、「被害を受けた」人のほぼ半数にとどまっています。希望する補償の中身も「料金割引」「料金免除」「現金」「ポイント」などさまざまです。

調査時点では障害は5分の1程度に減少

【調査】
質問:現在も通信障害の影響を受けていますか?

今回は通信障害が始まって3日目の時点での調査でしたので、直接的・間接的を合わせて「影響を受けている」人は6.7%で、5分の1程度まで減っています。

通信障害で困ったことは「電話できない」「連絡できない」など

【調査】
質問:これまでの通信障害で困ったことは何ですか? (フリー回答)

「電話できない」と「インターネット障害」がいずれも約9%、「連絡がとれない」は電話かインターネットメールかの区別はつきませんが、6.%台。7割以上が「困ったことはない」と答えています。

通信障害への対策は?

今回の通信障害で、改めてスマホが私たちの日常生活に深く入り込んでいること感じた方が多いことでしょう。繰り返される通信障害に備える対策はあるのでしょうか?

テレビ報道で現代っ子は公衆電話の使い方を知らないことが話題になっていました。阪神大震災など大災害時に通信網が途絶えた際、公衆電話に行列ができたことを記憶している方も多いでしょう。公衆電話は20年ほど前に比べると5分の1程度に減っているそうです。いざという時のために、Webサイトにある「公衆電話設置場所検索」で近くの公衆電話を調べておくことをおすすめします。

電話を使えない時、Wi-Fi回線が生きていてインターネットを使えると、相手は限られますがLINEやMessengerなどが連絡手段に利用できます。

携帯電話を短時間でも欠かすことができない人は他社のスマホをサブとして確保しています。費用に問題がなければ最良の策でしょうが、諸物価高騰のおり誰でもというわけにはいかないでしょう。

1000人アンケート

今回の記事で引用したアンケート結果をはじめ、ナビットでは、1000人規模のアンケートを、お手軽にご依頼・ご購入いただけます。

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1000人アンケートとは

「1000人アンケート」とは、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録している全国約63,400人の調査モニターを対象に、性別、年齢、居住地、属性など実態の明らかなモニターを絞り込んでアンケートを実施出来るサービスです。 

調査モニターの中心は、30~50代の女性です。 

消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。 

お気軽にご利用下さい!

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ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!