今年もあとわずかになり、忘年会の話しなどがチラホラ聞かれる、今日この頃です。
急に寒くなりましたが、皆さん、お元気ですか?シマシマリスです。
さてさて早速ですが、今回も「とっておきの6作品」を紹介させていただきます(^_^)/
今回は本2冊、ドラマ3つ、映画1つを紹介させていただきますね!
最近、読んだ本の中で、一番良かったのは、吉田修一の「素晴らしき世界 ~もう一度旅へ」です。ANAの機内誌「翼の王国」の中のエッセイをまとめたシリーズ5冊目で、今回で最後になるそうです。毎回、飼い猫の金ちゃん銀ちゃんの話を楽しみにしていたのに、終わってしまうのがとても残念です。
「別れを惜しむよりも、出会えたことに心から感謝したい。なぜなら、それこそが旅というものなのだから」という著者の言葉が胸に残り、最後は思わず涙してしまいました。どこかに旅に出たくなる、そんな一冊です。
次は「最後はなぜかうまくいくイタリア人」です。
とにかく時間にルーズで、公共機関はぼろく汚く、職員の態度も悪く、スリが多くて治安も最悪のイタリアですが、特定のルールで回っていて、最後はなぜかうまくいくらしく、その解説をしてくれています。
すごいコネ社会で、分業はしない、1日1回はママンに電話、寄り道大好きなど、日本人とは正反対の国民性です。でも真逆だからこそ、学ぶべきところがたくさんあると思わせてしまうところがあり、なんか不思議です。読んでいるとやたらイタリアンが食べたくなります。とにかく面白いので、だまされたと思って読んでみて下さい。
次は、「ヴェラ~信念の女警部~」です。舞台は、イギリスの北東部の田舎町で、刑事ものです。地味に面白いので、見始めたらやめられなくなります。シリーズ11までありますが、1シリーズ3話~4話(1時間半)なので、思ったより早く見終わります。先が全く読めないし、犯人が全く当たりません。評価も4.0近くあるのも納得です。クオリティがやたら高く、見ごたえがあり、さすが英国ドラマと思わせます。Amazonプライムで見られます。
次は、大昔のドラマ「眠れる森」です。とにかくすごく夢中になった記憶があり、FODで再放送が始まったので早速、見てみました。中山美穂が若い!キムタクも若い!みんな若くて初々しいです。この頃、既に大スターだった二人の共演で、ストーリーも超売れっ子作家の野沢尚の脚本で、と面白くないわけない!ドラマでした。
クリスマスイブの夜の、一家惨殺事件から始まるドラマです。当時は、最後まで犯人がわからなくて、新聞で犯人あてクイズなんてのもやってましたっけ。今見ても面白いので、良かったら見てみて下さい。
つい最近、ネットフリックスで見た「ドラフトキング」(全10話)も面白かったのでご紹介します。その年のドラフト1位とか2位で入団したスター選手ではなく、6位とか7位で入団した後、大活躍する選手のことを「ドラフトキング」というそうです。人気漫画のドラマ化で、プロ野球のスカウトのお話しです。
このドラフトキングを発掘し、育て、自分の球団で指名し、入団させ、活躍させるという知られざるスカウトの仕事がどんなものか?初めて知りました。主人公ムロツヨシのすご腕スカウトマンの「目利き」の力がすごいです。かくいう私も最近は、採用面談をたくさんやっているので、こんな「目」がほしい、と日々感じています。
最後は映画「ラストマイル」です。面白そうなので映画館に見に行きました。恐らくアマゾン?の巨大倉庫で、ブラックフライデー前日の荷物に爆弾が仕込まれていて、次々に爆破されていく、というお話です。テンポが速くて、ストーリーがどんどん進んでいきます。やたら伏線が多いので、一回見ただけでは、とてもとても理解できません。正直、もう一度ゆっくり見直したいな、と思う作品でして。でも、ブラックフライデーに届いた宅急便が爆発する、というストーリーは、ドキドキハラハラでなかなか面白かったです。
以上、シマシマリスの小確幸のススメ=2024年11月編=でした。
それでは皆さん、お元気で。またお会いしましょう!
では、では~(^・^)