企業価値UP!多様化の時代にマッチする「BtoC EC」

リサーチ

スマートフォンの普及など加速するデジタル化において、大きく拡大しているEC市場

ライフスタイルの多様化やコロナ禍を背景に、消費者の買い物行動に変化がみられる状況のなか「BtoC EC」を構築したいという事業主の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は「BtoC  EC」をメインに、EC市場についてまとめてみました。

BtoC ECとは?

「BtoC」「BtoB」「EC」はよくビジネスで使われる言葉ですが、「実は明確な意味が分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まずは各用語の意味をおさらいしておきましょう。

「BtoC」とはBusiness to Consumer(ビジネスから消費者)を略したもの。

企業が消費者にモノやサービスを提供するビジネスモデルのことをいいます。

一方「BtoB」とはBusiness to Business(ビジネスからビジネス)の略で、企業が企業に対しモノやサービスを提供するビジネスモデルです。

「EC」とはElectronic Commerceを略したもので、電子商取引を指します。

よって「BtoC EC」とは企業が一般消費者に提供する電子商取引のことで、インターネット上で消費者が行う商品やサービスの売買を指します。

コロナ禍でさらに加速するECサイト市場

近年活発なEC市場のなかでも、新型コロナウイルス感染拡大でより一層需要が高まっているのがネットを通じモノやサービスを販売する「ECサイト」です。

総務省のデータによれば、コロナ禍の外出自粛や巣ごもり需要の高まりでスマートフォン等を活用したオンラインでの商品注文・購入が増加。

インターネットショッピングを利用する世帯割合は2020年3月以降急速に増加し、その後は二人以上の世帯の約半数以上がインターネットショッピングを利用する状況が続いているそうです。
※総務省「令和3年版情報通信白書」より

さらにナビットが独自に行ったアンケートの結果をみてみましょう。

今回全国の主婦を中心とした1,192人のモニター会員を対象に、ネットショッピングについてアンケート調査を行いました。

【調査】
質問:インターネットショッピングを利用したことがありますか?(対象:1,192人)

結果は一目瞭然で、ほとんどの方がネットショッピングを利用したことがあると分かります。

【全国約1000人の声】ネットショッピングについて質問!

では実際、消費者は普段どのようにネットショッピングを利用しているのでしょうか。

ナビット独自のアンケートより、約1000人のモニター会員の声を参考にみてみましょう。

【調査】
質問:インターネットショッピングではどのサイトを一番利用していますか?(対象:1,192人)(複数回答可)

利用しているショッピングサイトの上位にあがったのは、楽天、Amazon、Yahoo!でした。

トップとなった楽天市場は、日本におけるEC販売の先駆け的存在ともいえます。

楽天グループ内のサービス併用でポイントが貯まる仕組みもあり、楽天ユーザーに人気のサイトとなっています。

2位は世界的シェアをもつAmazon。

お急ぎ便が無料など有料会員ならではの特典も人気の理由なのではないでしょうか。

【調査】
質問:インターネットショッピングでの購入頻度はどれくらいですか?(対象:1,192人)

ひと月あたりの購入頻度についての質問では、頻度の多い少ないに関わらず、約7割の方が毎月必ずネットショッピングを利用していることが分かりました。

【調査】
質問:インターネットショッピングでの1か月あたりの利用金額はいくらですか?(対象:1,192人)

ネットショッピングに使う1ヶ月あたりの費用については、1,000円以上3,000円未満、3,000円以上5,000円未満、5,000円以上10,000円未満の価格帯に多く意見が集まりました。

消費者が感じるネットショッピングのメリット

ネットショッピングはなぜ人気なのでしょうか?

ネットショッピングは消費者にとって多くのメリットがあり、従来の買い物にはない満足感があることが次のアンケート結果からも分かります。

【調査】
質問:インターネットショッピングを利用するメリットは何ですか?(対象:1,192人)

上位の意見にあがった「24時間いつでも購入できる」「商品を検索することができる」「重いものを自宅に運んでくれる」は従来の買い物にはないネットショッピングの強みであり、消費者の満足度につながっているようです。

また興味深いのが「価格が安い」という意見も多くあがっている点です。

ネットショッピングは消費者が商品検索や価格比較を簡単に行うことができます。

送料を加味しても「安い」と感じる商品が手に入る理由の一つには、ECサイト市場での価格競争が背景にあるのかもしれません。

消費者が感じるネットショッピングのデメリット

一方、ネットショッピングのデメリットはなんでしょうか?

モニター会員が感じた不満点、困った点を独自アンケートからみてみましょう。

【調査】
質問:インターネットショッピングを利用して不満だったこと・困ったことはありますか?(対象:1,192人)(複数回答可)

上位の意見は「思ったものと違った」でした。

商品を見たり試したりできない点はやはりネットショッピングのデメリットの一つといえます。

逆に言えば、食品や日用品、電化製品といったどんなものか分かる商品やリピート商品は、消費者が安心して購入できるアイテムではないでしょうか。

またECサイトにおいて、商品情報を明確に消費者に伝えるコンテンツ作りがいかに重要かが分かります。

進むEC化、企業価値を高める「BtoC EC」

スマートフォンの一層の普及、多様化する消費者のライフスタイルにマッチするEC需要

新規事業者も増えており、今後アフターコロナの世界においても、あらゆる産業でより一層高まると予測されています。

企業価値を高めるためにも、自社の競争優位性を生かし、是非BtoC ECの運用を検討してみてはいかがでしょうか。

1000人アンケート

今回の記事で引用したアンケート結果をはじめ、ナビットでは、1000人規模のアンケートを、お手軽にご依頼・ご購入いただけます。

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1000人アンケートとは

「1000人アンケート」とは、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録している全国約63,400人の調査モニターを対象に、性別、年齢、居住地、属性など実態の明らかなモニターを絞り込んでアンケートを実施出来るサービスです。 

調査モニターの中心は、30~50代の女性です。 

消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。 

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