秋も深まって参りましたね、みなさん体調はいかがでしょうか。
のどが痛めのsortieです。
ところで、ワタクシ最終学歴は専門学校なんですが、その学び舎のあった、懐かしの高田馬場にこの間お仕事で行ってまいりました。なつかしい、毎日乗り降りした駅や、駅前風景は大幅に変わってはいないようだ…ぱっと見には…。こうして降りてゆっくり眺めたのは10年ぶりくらいだと思い、しばし思い出にふけってしまいました。
高田馬場は「鉄腕アトムの街」としても有名なのですが(設定上、アトムは高田馬場で2003年4月7日に誕生したとされる)、そのためか、西武新宿線・JRのガード下には、アトムをはじめとした手塚治虫先生のキャラが総出演の壁画が作成されていました。そのアトムや御茶ノ水博士はもちろんのこと、ブラックジャック、リボンの騎士、ジャングル大帝などのメジャーキャラはもちろんのこと、この壁画までちゃんとスターシステム採用ですので、手塚マンガではおなじみの常連サブキャラもいっぱい。ちょっっと目を向けたゾーン(写真)だけでも、丸首ブーンはまだしも、小田原丁珍とかがいる(涙)恐れ入りました。
あ、手塚漫画におけるスターシステムというのは、たとえば「火の鳥」の猿田博士を「ブラック・ジャック」で本間丈太郎として登場させたり、ゲストキャラで「リボンの騎士」のサファイアを起用するなど、別の作品の人物を他の作品にも登場させる手法のことを言います。
丸首ブーンも、小田原丁珍も、手塚マンガという世界の中で、いわば「俳優」として存在していて、さまざまな作品にときには本名のまま、ときには役どころの名前を与えられて「出演する」のでした。
手塚ファンならずとも、このガード下の壁画は圧巻です。ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか?