こんにちは。
はじめまして。紺知和です。
初めてなので、何を書こうか迷いました。
『大都会の小さな家』これが最初の案。
何故か、築40年以上はあろうかと思われる、
それぞれ10数階以上はあるビル群の中に囲まれて、
ひっそりと、しかし、言い知れぬ味を醸し出す
都会に取り残された平屋の一軒家特集をしてみようか?
(ネタが2つしか無いので先送りにした)
『突撃!たまたま昼ごはん』これが次の案。
道に出て最初に(たまたま)見た人をフォローして、
その人が食べるお昼ごはんと同じものを食べてみる。
嫌いなものでも食べてみる。世界が開けるかも。
(捕まる可能性があるので“先送り”にした)
『困ったときはとりあえずラーメン』これが今回の内容。
では始めます。
都内某所(神保町ブログだから神保町だよね)。
2月23日 木曜日。
小雨。
ラーメン屋さん。

まったく原因不明なのですが、このお店は昼はいつも混んでいます。
時には、行列とまでいかなくても、数人並んでいます。
とてもそんなお店には見えないのですが、何故でしょう?
すごく小さいお店です。カウンター7席のみ。
現代の基準だと6席分ぐらいのスペースに丸椅子が7つ。
外観は小汚く(失礼)、店内も小汚い(失礼)。
全ての調理は一歩たりとも動く必要は無く、
上半身のひねりのみで対応が可能で、
店主の完全合理主義者な一面を垣間見ることが出来る。

一旦、まとめてみましょう。
空間をフル活用し、外見に囚われない、味の本質のみを探究する店。
メニューは5種類。
“麺(大盛)”や“具材(ちゃーしゅう)”の量、
または、“セット(半ちゃん)”などで、
メニューのバリエーションが5つになっている。
つまり「らーめん」と「ちゃーはん」の二味。

一旦、まとめてみましょう。
ひとつの道(二味)を極める店。自信があるものしか出さない店。
半ちゃんらーめんを注文
・らーめん
スープはしょうゆ味で特段の特徴は無し。
麺は細麺で柔らかすぎる事はないが、コシは無い。
具はきちんと味の付いたチャーシュー、甘い支那竹と刻んだ葱。
麺・汁・具を同時に食すととても美味しい。
全体的に懐かしい感じの味がしますが、過去に食べたことのある味ではありません。
・半ちゃん
具は玉子と(多分)チャーシューと(多分)葱。
あと黒い物とちょっととジャリッとするもの少々。
味付けは醤油とラーメン用のタレ少し?
自分で作れそうな味ですが、多分、絶対作れません。

一旦、まとめてみましょう。
懐かしいが衰えない味。現在も通じる味。温故知新。
飽きる事も無く、すぐにペロリと食べてしまいました。
不思議。
まとめをまとめてみましょう。(読み辛い…)
空間をフル活用し、外見に囚われない、味の本質のみを探究する店。
ひとつの道(味)を極める店。自信がある物しか出さない店。
懐かしいが衰えない味。現在も通じる味。温故知新。
なるほど。並びますね。
これだけ良い事を書いたのだから、らーめんの一杯もタダにしてくれるかな?
でも多分、会話が成立しないな。あのご高齢の店主のおやじとは。
それもまた良し。
無理やりなきっかけでしたが、食べてみて良かったです。
難しい事はわからないですが、結果うまかった。
良かった。良かった。
雨も止んだ。
良かった。良かった。