こんにちは!!「炎のタックラー マイク75」です!!
月日が経つのは早いもので、3月もあっという間に終わってしまいました。
寒暖の差が激しい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は「Red Bull」のお話です。
体に悪そうなイメージがあるので、私は飲んでいないのですが、エナジー
ドリンク市場を牽引しているリーディングカンパニーの1つです。

2022年グループ売上は前年比23.9%増の1,452億円(1ユーロ150円計算)。
短期間で世界的企業に急成長しました。ほぼ1つの商品だけで。
そのレッドブルで有名なのは、生産や物流などは外注先や子会社に任せて、
マーケティングやブランド構築に力を入れているといわれています。
(かなり秘密主義っぽいので、わからないことが多いんです)。
このレッドブルが創業したときの話が興味深かったので、今日はその話を
少しだけお話してみようと思います。
✅レッドブル創業のきっかけは日本の長者番付?
レッドブルの創業者、マテシッツ氏は、ホテルのバーで雑誌のニューズ
ウィークを見ていた時、ある記事を見つけました。
それは日本の長者番付。個人情報を思いっきり公開しているので、今では
できないと思いますが、当時は誰が税金をたくさん納めているのか?という
ランキングが公開されていたんです。
その日本の長者番付を見て奇妙な点に気づいたんです。
それは、長者番付の1位がSonyやTOYOTAといった世界的企業とは関係のない、
名前も知らない大正製薬の経営者だったからです。
その会社はタウリンを含む滋養強壮作用がある飲み物(リポビタンD)を
売っている、と。
ここで、マテシッツ氏はエナジードリンクのビジネスチャンスに気づいた
と言われているんです。
✅エナジードリンク市場を観察し、すべてを試す
「このときから市場を観察し、この種のドリンクがあるとすべてを試すように
なりました」
創業者のマテシッツ氏は言っています。
実際、何度もエナジードリンクパーティーを開き、飲むと元気になることを
実感していました。
その後、大正製薬のリポビタンDと同じような成分を含む、タイのエナジー
ドリンクを気に入り、アジア以外の地域に販売するライセンスを獲得。
レッドブル社を創業することになりました。高給をもらっていた会社員を
辞めて、です。
その後「Red Bullを飲むと誰もがとても強くなる」ということをアピール
する言葉として、有名な“Red Bull、翼を授ける“というメッセージを制作。
この素晴らしいメッセージが大人気となったこともあり、とんでもない
大ヒットとなりました。
✅創業のキッカケはたった1つの記事
世界的企業のレッドブルが誕生したきっかけはたった1つの記事だったんです。
その後、マテシッツ氏はとんでもないことをやり抜いたからこそ、今の繁栄が
あるんですが、最初のきっかけは1つの記事なんです。
もし、マテシッツ氏がこの記事を見ていなければ、もしかしたらレッドブルは
なかったかもしれません。
それに日本の長者番付の記事を見て、チャンスに気付いても、それをスルー
することもできたはずです。
ですが、マテシッツ氏はそうはしなかったわけです。
その行動がレッドブルを生み出すことにつながりました。
✅「あの時、こうしていたらからこそ、今の自分がある」
きっと誰にでも、人生を振り返ってみて、こんな出来事が1つや2つあるでしょう。
「これ、売上が上がるかも」
「このビジネス良いかも」
「これ良いかも」
普段の生活でこういう感覚なることは時々ありますよね。
でもその感覚を無視したり、「まあいいか」とか「またあとで」と考えて、
結局スルーして何も行動しなければ、何も起こりません。
人生を大きく変えるようなことをやろうとすると、なかなか大変な感じが
するかもしれません。
でも、レッドブルのような世界的企業でも、誕生のきっかけは1つの記事です。
このきっかけを大切にして、行動していったからこそ、今の世界的企業
レッドブルが生まれたわけです。
市場を観察して調べたり、エナジードリンクパーティーを開くといった
1つ1つの行動が今のレッドブルを生み出したわけです。
✅「これ良いかも」そんなきっかけを…
日常生活を送っていて「これ良いかも」と思うことは時々ありますよね。
そう思ったときに、その感覚を無視せずに、素直に行動してみる。
最初は小さい行動でも、1年、2年、5年たったら、大きな変化になっている。
これがビジネスや人生をより良くする秘訣なんじゃないか?
そして、そんな変化を生み出すきっかけは日常の中にたくさん転がっている。
この話を知って自分はそんなことを感じたんですが、あなたはどう思いますか?