こんにちは、セカンドです。
先月末で終了してしまったのですが、トキワ荘マンガミュージアムの「よつばと!原画展」に滑り込みで行ってきましたのでレポートします。

トキワ荘マンガミュージアムは、都営大江戸線の落合南長崎駅から徒歩5分ほどのところにある豊島区立のマンガ博物館です。
一帯は公園にもなっており、近所の子供たちが楽しそうに走り回っていたのが印象的でした。
トキワ荘といえば、手塚治虫をはじめとするマンガの巨匠たちが住み集い、若き青春の日々を過ごした「伝説のアパート」です!
建物自体は昭和57(1987)年12月に解体されましたが、多くの支援を得て、2020年3月にマンガミュージアムとして再建、開館するに至ったそうです。
入館するとまずは靴を脱いで料金を支払い、2階へ通されます。
2階は当時を再現した木造のフロアになっていて、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎らのかつての生活を偲ぶことができます!
今回はよつばと!展コラボということで、原寸大のよつばやダンボーなども展示されていました。
ダンボーがでかくて、手狭な部屋がさらに狭く感じます…。
突き当りはエレベーターになっており、1階へ下ると企画展示室のあるフロアへ移ります。
企画展示室では、人気マンガ「よつばと!」の原画展が開催されていました。
「よつばと!」は、あずまきよひこが描くマンガで、
5歳の女の子「よつば」と「とーちゃん」を中心に、周囲の人々との日常が描かれるハートフルコメディです。
2003年3月から連載が開始され、2021年2月27日には最新15巻が発売されました。
だいたい1日1話のペースで、物語はゆっくりと進みます。
「国内コミックス発行累計1430万部。さらに14言語に翻訳され、世界27の国と地域で300万部発行。(※データは2021年)
世代を超えて読み継がれて18年のロングセラーコミックです。」
だそうです! めちゃめちゃ売れていますね…。
よつばの天真爛漫な感情表現が見ていて楽しく癒しになって、私も大好きな作品です!
よく実物に材を取って描かれるマンガなのですが、日常を切り取る構図、描き込みがとても洗練されていて、
1コマ1コマがイラスト作品のようです!
▲あずま先生による写真や実物と、それを基にして描かれたコマの数々
▲原画の一枚。私の好きなシーンの一つでもあります
▲世界中で発行されているとのことで、各国語版の展示もありました。これはフランス語バージョン
▲出口には白い柱をキャンバスとして直筆のキャラ画! 贅沢にもほどがありますね。
帰りがけにはミュージアムショップで来年のカレンダーを買いました。
私は「とーちゃん」の年ごろに近いですが、よつばのように日々新たなものに感動しつつ、来年を過ごせると良いなと思いました~。