見ず知らずの1960年代に憧れる、ノスタルジスト的側面も持つsortieです。
近所(とはいえ徒歩15分)に駒沢公園という大きな公園があります。最近は寒いのでなかなか行かなくなってしまいましたが、先日久しぶりに散歩に行きました(写真は撮らなかったので、今回の写真は古いものです^^;)。
駒沢公園はご存じの方は多いかと思いますが1964年の東京オリンピックの第二会場だったのです。なので正式名称は駒沢オリンピック公園。
広さは日比谷公園の3倍だとか。
1周3.2キロのマラソン/サイクリングコースの中に、テニスコート、陸上競技場、サッカーコート、野球場、プール、体育館などが揃い、年中賑わっています。
また、この界隈は「お犬様」の聖地でもあり、ドッグカフェやドッグランも多く、犬を連れた人がとても多いところ。
マラソンの折り返し点でもあったそうで、その標識もあるんですよ。
1964年オープンの公園ですが、当時のデザイン、建築の粋を集めたとあって今でもモダンな造作の建物がまだまだ多く残っていて、60年代デザイン大好きなsortieには好きな場所だったりします。
シンボルともいえるのが「管制塔」。
高さはなんと50mもあります。
通称、オリンピック記念塔ですが、ここの上部には当時オリンピック大会期間中聖火がともされていたそうです。そう聞くと感慨深いものがあります。
ジェンガみたいな造形ですが、コンクリだけで意匠を作ろうとする感じが60年代モダンぽいですね。
面白いことに、競技場や体育館がある「はず」のこの公園は、管制塔ばかりが目立ちます。
たしかに体育館はタワーから離れて置かれているうえに地面に埋もれているので、そう感じるのですけど、設計者自身もそれを意識していたそうです。
余談ですけど「東洋の魔女」と言われたあの有名な女子バレーボール日本代表が金メダルを取ったのは駒沢だったそうです。なんだか嬉しい。
でも、sortie的にはオリンピック公園というよりは、ロボコンのエンディングって印象のほうが強いなあ(爆