3月6日(金)【素晴らしい」?】トンネルの中なのに駅…上越線・土合(どあい)駅

久しぶりに鉄ネタで行ってみようなんて思うsortieです。

このところわけあって新潟や山梨に週末出かけているのですけども
先日、その帰路に、立ち寄ってきたのあります。

伝説の「トンネル駅・土合駅」に…

「ん?地下鉄の駅はほぼトンネルの中だよ」

と思われた方、それは正解。

だけど、土合駅は、その度合いが違う(笑うところw

というのも、土合駅の位置はこんなところにあるからなのだ!→

土合駅はかつては単線だった上越線が複線になった際に、それまでの線路を上りホームとしたのだけども、下りホームを群馬~新潟県境に掘った「新清水トンネル(全長22キロ!)」の中に作ってしまったがために、
駅舎+上りホームとトンネル内の下りホームとの標高差が81mにもなってしまった、という変わった駅です。

駅舎から下りホームに行くには、143mのトンネルへの通路、通路から始まるホームへの462段の階段(長さ338m)などを下りていく・・・というとんでもない構造!

なので改札口から下りホームまでは徒歩10分かかるそう(確かに掛かった!)

下りホームは地下のトンネル内なので、季節に関わらずほぼ気温は一定。
この日はすごい雪で、外の気温は氷点下9度とかの極寒状態だったんだけど、たしかに階段と駅は寒くなくてびっくりでした。

なんでも1日平均乗車人員は17人・・誰が使うんだと思いきや、この日はこの駅で宿泊するハイカーに遭遇。
そうなんです、この駅は谷川岳などへの登山客を中心としてそれなりの利用価値があるんですね(それにしてもこの駅で17人っていうのは年間平均でしかありえない)。

だけど…駅を降りて階段を登って駅についただけでへとへとになってそこで体力を使い果たしてしまいそう?
いやいや、そんなことでは山男にはなれない、ってことでしょうか(^^;

<写真解説>
1.駅舎は深い雪の中。車で行ったんですけども。駅前のちょっとした坂がツルツルで、スタッドレスでさえ登れなかった…。
近隣に湯檜曽温泉から集落は何もないので、駅までの道のりが不安だったのでこのあかりにはほっとした

2.143mのトンネルへの通路。窓の外は雪とつらら

3.通路が終わったと思ったらまだある…この先が奈落への入口

4.どひぇぇ、これが462段の階段(長さ338m)。降りるのはいいけど上がるのは地獄だぞ

5.上越線の越後湯沢~水上間は数時間に一回しかこないので、偶然にも電車に会えて感激

 

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