最近鉄ネタに走っていなかったsortieです。
ところで神保町に出入りする地下鉄3路線(都営新宿線・三田線、東京メトロ半蔵門線)は、それぞれ乗り入れ先の鉄道を持っています。
新宿線なら京王線、三田線は東急目黒線、半蔵門線は東急田園都市線と東武伊勢崎・日光線がそれにあたります。
4年ほど前にこのブログで神保町を走る電車の一覧を記事にしたことがありますが、それをもういっかい書きだすと、
都営新宿線
都営 10-000系・都営 10-300系
京王 9030系
合計3種類
都営三田線
都営 6300系
東急 3000系・東急 5080系
合計3種類
東京メトロ半蔵門線
東京メトロ 8000系・東京メトロ 08系
東急 8500系・東急 8590系・東急 2000系・東急 5000系、
東武 30000系・東武 50050系
合計8種類
で、4年前にくらべて多少の変化はあれど、相変わらず結構な種類です。
ちなみにこの写真の電車は「東急8500系」で、廃車が進みながらもまだまだ半蔵門線でよく見かける電車です。
そんな中、数ある形式、数ある編成の中で、「1本(1編成)」しか会えない電車をご紹介しましょう。
それがこの⇒「伊豆のなつ」号です。形式的には前述の東急8500系ですから、とくに珍しいものではないのですが、1枚目の写真と比べて帯の色が違うことにお気づきになったかと思います。
「青いだけ」といえばそうなんですが(汗)、このたった1本だけの青い帯の電車、半蔵門線の電車が乗り入れる先の東急線~東武線で使用されている電車の両数(編成数)を思うと、「たった1本しかない」この電車に遭遇できることの確率が低いことが分かります!
さあ計算してみましょう。東急の電車が42本、メトロの電車が25本、東武が20本。全部で87本。単純にいえば1/87の確率。しかし、この本数をフルに使うのは朝晩だけで、昼間は車庫で昼寝している電車もいますので、その昼寝組に「伊豆のなつ」号が入ってしまうと、走っている姿自体お目にかかれないということに。。。
ということで、毎日朝昼夜と半蔵門線を使うユーザでもない限り、1/87の確立どころか、そうそう会えるものではありません!
ということで、半蔵門線にお乗りの際に「青い(水色)帯の電車」が来たら、「超ラッキー♪♪♪」と思って乗ってみてくださいね。
ちなみに。
「伊豆のなつ」号は、東急グループの伊豆急と、伊豆半島をアピールするために装飾された列車で、主にハイシーズンの夏に伊豆の観光案内などを車体の内外に掲出して走っているものです。ちなみにこの青い帯色は、伊豆急で活躍する元東急の電車と同じ色になっているんですよ。