実家が東京の西のほうなので、緑が無いと生きていけないsortieです。
先日、(といっても夏なのでずいぶん前の話…)虫好きでも知られる「ツユムシ堂」さんの机に、カマキリが。しかも、かなり大きい。これは立派だ。なかなか最近こんなに大きなカマキリを見た覚えもないし、虫をじっくり観察する機会もそうは無いので、しばし眺めたり、遊んだりしてみました。
しかし昆虫という生き物は、ほんとうには良くできています。機能がデザインを決定している。まあ、なかには何の意味があるのか分からない装飾が施された昆虫もいますが、カマキリはほんとに、機能的な姿をしていますね。
ちなみにカマキリは肉食。翅はありますが、飛び立つことは出来ません。カマを構えたその姿が祈っている姿にも見えることから、日本では「拝み虫(おがみむし)」とも呼ばれます。また海外でもカマキリ類の学名「Mantodea」は、ギリシャ語の 「mantis= 予言者」に由来し、さらにはカマキリを英語では「praying mantis(祈る予言者)」 と呼ぶことから、海外でも「祈る」ように見えるということでしょうね。
じっくり向き合うと虫もかわいいものですね。ツユムシ堂さん、カマキリ見せていただいてありがとうございました。ちなみに、このあとカマキリは会社の外の植栽などに逃がしたそうです。
(画像が虫のアップ気味なので、昆虫が苦手な方ごめんなさい!)