江戸時代の庶民も熱狂した?宝くじのルーツ「富くじ」の歴史
年末や季節の節目になると、宝くじ売り場にできる長い行列。「もし当たったらどうしよう」と当選発表を待つ時間のワクワク感は、誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
そんな私たちの生活にすっかり馴染んでいる宝くじですが、その起源がどこにあるかご存じですか? 日本の宝くじのルーツは、江戸時代初期に寺社で行われていた「富くじ(富突き)」に遡ります。
当時、戦火や天災で破損したお寺や神社の修繕費用を集めるため、幕府公認の資金調達手段として始まりました。
木箱に入れた番号札を錐(きり)で突き刺して当せん番号を決める仕組みで、庶民の間で爆発的な大ブームを巻き起こしたといわれています。あまりの過熱ぶりに風紀の乱れを恐れた幕府が一時は全面禁止にしたほど、人々を熱狂させた歴史があるのです。
現在の近代的な宝くじが登場したのは、終戦直後の1945年(昭和20年)10月のことでした。戦災復興の資金調達を目的に、政府が発行した「勝札(かちふだ)」がその原点です。
一等当せん金は10万円で、副賞には当時貴重品だった純綿の金鵄(きんし)織物が付けられました。インフレ抑制と復興資金の調達という切実な目的から始まったくじは、その後、地方自治体の振興資金集めを目的とする現在の宝くじへと発展していきました。 時代が移り変わっても、「庶民が手頃な金額で大きな夢を買い、その収益が公共のために役立てられる」という本質は全く変わっていません。
ナビットでは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「宝くじ」についてのアンケートを実施しました。
・調査期間:2026年7月
・調査機関:株式会社ナビット
・調査対象:20代~80代の男女
・有効回答数:1,000人
・調査方法:Web
宝くじの購入経験者は7割以上
【調査】
宝くじを購入したことはありますか?(対象:1,000人)

宝くじの購入経験についてのアンケートでは、「ある」と答えた人が73.1%でした。一方「ない」と答えた人は26.9%。7割以上の人が一度は宝くじを購入したことがあるということ結果になりました。やはり宝くじは世代を問わず多くの人にとって身近なエンターテインメントであることがわかります。
1回の購入金額は「3000〜4000円」が最多
【調査】
宝くじ1回の購入でいくら使いますか?(対象:1,000人)

宝くじ1回の購入金額についてのアンケートを取りました。一番多かった回答は、「3000〜4000円」で32.2%でした。購入した人の回答として次に多かったのは、「1000円以下」で16.2%、「1000〜2000円」が12.6%と続きます。ジャンボ宝くじの10枚セット(連番・バラ1組=3,000円)を定番の購入単位としている方が多いことがうかがえますね。
当選金の使い道は「貯蓄」と「旅行」がツートップ
【調査】
宝くじが当たったらしたいことはありますか?(複数回答可) ※回答数 2,771

こちらは複数回答でいただきました。宝くじが当たったらしたいことについてのアンケートです。一番多かったのは「貯蓄」で422人、僅差で次に多かったのは「旅行」で412人でした。それ以下は「趣味に使う」が233人、「投資」が215人、「ご褒美を買う」と「生活費」が同数で204人と続きます。まずは手堅く貯蓄に回しつつ、旅行や趣味で楽しみたいという、堅実さと夢のバランスが絶妙に表れた結果といえそうです。
購入理由は「夢がある」が多数
【調査】
なぜ宝くじを購入しますか?(複数回答可) ※回答数1,419

こちらも複数回答で伺いました。宝くじを購入する理由についてのアンケートです。一番多かったのは「夢がある」で443人、次に多かったのは「お金が欲しい」で285人、そして「運試し」が242人と続いています。「ギャンブルがしたい」と答えた人はわずか17人に留まりました。一攫千金を狙う投機というよりも、「もし当たったら」という抽選日までのワクワク感やロマンを買う体験として親しまれているのが印象的です。
宝くじは「ジャンボ」が圧倒的人気
今回は、「購入したことがある宝くじがあれば教えてください」という質問をフリー回答で実施しました。一部回答を原文のままピックアップして紹介します。
「年末ジャンボを見ると今年の締めにと買いたくなります」
「ジャンボと名のつく宝くじは購入しています。スクラッチくじもよく購入します」
「ミニトト ミニロト 年末ジャンボ ドリームジャンボ 100円くじ ナンバーズ3 ナンバーズ4」
最も多く挙げられたのは「年末ジャンボ」や「サマージャンボ」をはじめとする各種ジャンボ宝くじでした。一年の締めくくりや季節のイベントとして恒例行事にしている方が目立ちます。また、ロトやナンバーズといった数字選択式宝くじ、その場で当たりがわかるスクラッチなどを組み合わせて楽しんでいる声も多く寄せられました。
世界の宝くじは数千億円?
日本の宝くじでも最高当選金は十数億円規模に達しますが、世界に目を向けるとさらに桁違いのスケールが広がっています。
アメリカを代表する数字選択式宝くじ「パワーボール(Powerball)」や「メガミリオンズ(Mega Millions)」では、当選者が出ないと当せん金が次回へ繰り越される「キャリーオーバー」に上限がありません。そのため、時には当せん金額が日本円にして2,000億〜3,000億円を超える天文学的な数字に膨れ上がり、世界中で大きなニュースになることがあります。
また、ヨーロッパで広く親しまれている「ユーロミリオンズ(EuroMillions)」は、イギリス、フランス、スペインなど9か国が共同で運営する多国籍型宝くじです。こちらも数百億円規模のビッグチャンスが日常的に生まれています。
さらに興味深いのはスペインのクリスマス宝くじ「エル・ゴルド(El Gordo)」。200年以上の伝統を持ち、こちらは巨額の賞金を少数の人が総取りするのではなく、数多くの人に当せん金が幅広く分配される仕組みになっています。
日本の宝くじの収益金が地方自治体のインフラ整備や社会福祉などに活用されているのと同様に、世界の宝くじも地域社会や公共の利益と密接に結びついています。「夢を買う時間を楽しみ、外れても社会の役に立っている」と考えると、手元にある一枚のくじ券が少し誇らしく思えてきますね。

「1000人アンケート」とは
「1000人アンケート」は、回答モニター付きのアンケートサービスです。回答モニターは主婦を中心とした全国63,400人のうちの1000人がアンケートにお答えします。カード決済のWebサービスですので、24時間365日稼働しており、ビジネスのスピード感を阻害しません。プリセットを使ったアシスト機能で始めての方でも簡単にアンケートが始められます。

1000人アンケートの特長
1.アシスト機能を使って設問を自分で編集
2. 全国63,400人の主婦層(20代~)が最短2日で回答
3. データレポートやテキストマイニングも対応(オプション)
4. カード決済なのでいつでもアンケート実施が可能
1000人アンケート価格表







