どーも、サトル85です!
今回は、テレビ東京系で7月から放送中の『ウルトラマンブレーザー』について語ります。

映画『シン・ウルトラマン』のヒットも記憶にウルトラシリーズですが、テレビの方でも毎年新作が放送されています。
今回の新作も、これまで以上にトピックスが盛りだくさんで、早速ネットでも話題になっています!
【主人公は30代】
まず主人公「ヒルマ・ゲント」に関して。
演じるのは、撮影時35歳の蕨野友也さん。
特撮ファン的には、竹内涼真さん主演『仮面ライダードライブ』(2014)のライバルにしてラスボス「ハート様」役でお馴染みの方です。
しかし、令和の今の時代に私と同年代の俳優さんが、子供向け特撮ヒーロー番組の主演を演じるというのは驚きでした。
と同時に「これは推せる!」とも思いました(笑)。
まあ、30代の方が主演という部分でいえば、去年放送の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の主人公の1人「キジブラザー」を演じた鈴木浩文さんも当時33歳でしたし、2005年『仮面ライダー響鬼』の主演・細川茂樹さんも当時33歳だったので前例はありますが、珍しいことには変わりありません。
【主人公は妻子持ち】
しかし、更に特筆すべきは妻子持ちというところですね。
こちらも同じくウルトラシリーズでは、2004年公開の映画『ULTRAMAN』で別所哲也さん演じる主人公が妻子持ちという設定でしたが、テレビシリーズでは今回が初。
上述の通り、子供向けヒーロー番組でも30代の主人公は稀に登場しましたが、テレビで妻子持ち設定の主人公が登場するのは史上初の試み!
実は現時点(第5話まで放送済み)では、まだ劇中で妻子持ちであることは明言されていませんが、今後その辺りがどのようにドラマを加速させていくのかが今から楽しみです。(妻子持ち設定は、マスコミ発表で先に明かされている情報です)
【主人公は隊長】
こちらも初の試み!
これまでのシリーズでは、主人公は20代の新人隊員が多かったのですが、今回は主人公が30代ということもあり、チームをまとめる隊長というポジションです。
あくまで特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD」の隊長というだけで、チームが属する地球防衛軍の組織から見たら、その一部でしかありません。
なので、上層部と現場との間で板挟みになるような描写も今後描かれていくことでしょう。
【テーマは「コミュニケーション」】
本作のテーマは「コミュニケーション」で、<人間とウルトラマン><人類と怪獣・宇宙人><戦場の戦士と会議室の司令官><親と子供>etc
それぞれ違った立場の者同士の「対話」の重要性が描かれていくとのことです。
前述のとおり、主人公であるヒルマ・ゲントは、30代の妻子持ちで隊長と、これまでのシリーズ以上に大人として描かれています。
現時点では、そのコミュニケーション力は高く、大人世代の我々も見習うべき主人公像となっています。
そんな主人公たちが、毎回どのようなコミュニケーションを見せていくかも、今後の見どころの一つです。
【全世界同時配信!】
尚、本作から日本だけでなく、世界で英語吹替版がYouTubeにて同時配信されます。
これは今までのシリーズには無かった試みです。
しかも、主人公のヒルマ・ゲントの声を演じるのは、『ドラえもん』の野比のび太や『コードギアス』のルルーシュ、『BLEACH』の黒崎一護等、人気アニメの英語吹替版では主役クラスを演じることが多い人気声優のジョニー・ヨング・ボッシュ氏。(のび太の声が英語版では成人男性なのは意外ですね!)
尚、ジョニー・ヨング・ボッシュ氏は、30年前に全米で大人気となったヒーロー番組『パワーレンジャー』(日本で1992年に放送された『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のアメリカ版リメイク作品)でブラックレンジャーを演じた方でもあります。
このクラスの声優さんを主演に添え英語版を展開するというのは、なかなかの力の入れ様ですね。
そして、英語版以外にも、アジア諸国では現地言語版も放送されるとのことで、まさに世界規模の展開となっています。
【Amazon Prime Videoで配信中】
上述のとおり、YouTubeでも最新話は日本語版も含め配信されていますが、これまでの放送分はAmazon Prime Videoで全話見放題配信中です。
アマプラ視聴可能な方は、この機会に是非チェックしてみて下さい!
まだまだ語れる要素が多い『ウルトラマンブレーザー』ですが、今回はここまで。
それでは皆さん、良い夏休みを(^o^)丿