施設数、病床数の微減続く 厚労省が「医療施設動態調査」を公表

生活

厚労省が「医療施設動態調査」(令和2年12月末概数)を公表

2021年2月24日に、厚生労働省の医療施設動態調査(令和2年12月末概数)が公表されましたのでお知らせいたします。

トピックス

病院の施設数は前月に比べ 増減無し、病床数は 289床の減少。
一般診療所の施設数は 59施設の減少、病床数は 337床の減少。
歯科診療所の施設数は 38施設の減少、病床数は 1床の増加。

これにより、
病院の施設数は8,237、病床数は1,509,938
一般診療所の施設数は103,092、病床数は86,331
歯科診療所の施設数は68,088、病床数は59

となりました。

病院病床数、一般診療所の病床数は一貫して減少傾向が続いています。

出典( https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m20/dl/is2012_01.pdf )

都道府県別の個別施設数、病床数

続いて、病院、診療所の施設数と病床数を都道府県別に見てみましょう。

それぞれ数の多い都道府県上位10%(4都道府県)を緑、少ない下位10%(同4都道府県)を赤でマークしました。

厚労省発表資料(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m20/is2012.html)をもとにデータ活用なうにて作成

ざっと見ると、東京や大阪、福岡などが病院数が多く、逆に鳥取、島根、福井、山梨などに赤が目立ちます。やはり人口分布なりに、件数にも波があるのが基本のようです。

一方で、意外にも北海道が病院の施設数で全国2位、診療所の病床数で全国3位と、大阪に匹敵する規模の施設数があることが分かります。
そもそもの北海道の面積の広さ、豪雪地帯であることなどを考えれば、納得ですね。

熊本や鹿児島など、九州地方に診療所病床数が多いこともうかがえます。高齢化が進む地域、また地震の被害などに見舞われた地域であることが関連しているのでしょうか。

このように、データを見ると改めて正しく現状把握をすることができます。

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