眠くなる時間帯は危険?事故が増える“魔の2時間”
「午後2時から4時」は、多くの交通事故が発生しやすい時間帯として知られています。
これは単なる偶然ではなく、私たちの生体リズムと密接に関係しています。
人間の体には「サーカディアンリズム(概日リズム)」と呼ばれる24時間周期のリズムがあります。このリズムに従い、午前中に高まった集中力は午後に向かって緩やかに低下し、特に昼食後の時間帯には「眠気のピーク」がやってくるのです。これは、たとえ睡眠が十分であっても起こり得る現象です。
JAF(日本自動車連盟)や警察庁の資料によると、午後2〜4時の時間帯は、居眠り運転による事故や追突事故の割合が相対的に高くなっていることがわかっています。実際、JAFが行ったドライバーのアンケートでも、「午後の運転中に眠気を感じた経験がある」と答えた人は全体の70%を超えています。
この「魔の2時間」を安全に乗り切るためには、以下のような対策が有効です。
- 昼食後にすぐ運転を開始しない(軽く休憩をはさむ)
- 短時間の仮眠(15〜20分)をとる
- ガムを噛んだり窓を開けて空気を入れ替える
- カフェインを適切に摂取する(効果が出るまで30分程度)
特に長距離ドライブの際には、時間帯を意識した休憩計画が重要です。運転のスキルや経験だけでは防げない「眠気」という敵に、科学的な理解で立ち向かいましょう。
ナビットでは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「ドライブ」についてのアンケートを実施しました。
【調査概要】
・調査期間:2025年6月
・調査機関:株式会社ナビット
・調査対象:20代~80代の男女
・有効回答数:1000人
・調査方法:Webアンケート
ドライブ好きな人は6割以上
【調査】
ドライブは好きですか? (対象:1,000人)

ドライブは好きですか?というアンケートでは「好き」と回答された人が57.9%で半数以上となりました。反対に「嫌い」と回答された人は7.6%という結果でした。
ドライブに行く頻度は意外と少ない?
【調査】
ドライブへはどのくらいの頻度で行きますか? (対象:1,000人)

ドライブへ行く頻度についてのアンケートです。一番多かった回答は「2〜5ヶ月に1回」で11.4%でした。次に多かったのは「週に1〜2回」が8.5%で「半年に1回」が7.4%と続いています。
ドライブは普段使っている車で
【調査】
どんな車でドライブに行きますか?(対象:1,000人)

ドライブに行く時に使う車についてのアンケートを複数選択可で行いました。一番多かった回答は「ミニバン」で14.3%、次に多かったのは「セダン」で13.8%、3番目に「ワンボックス」が7.6%と続く結果になりました。
ドライブは家族と行く人が多い
【調査】
ドライブへは誰と行きますか?(対象:1,000人) ※回答数:1,379

こちらは複数回答でアンケートにお答えいただきました。ドライブへは誰と行きますか?とう質問に対して「家族」という回答が最も多く407人という結果になりました。次に多かったのは「配偶者」で241人でした。
ドライブは若い頃の思い出が多い?
今回は、「ドライブについての思い出があれば教えてください」というアンケートをフリー回答で実施いたしました。原文を一部ピックアップしてみます。
「若いころは彼氏と好きな音楽を聴きながらドライブに行った。その時聞いていた音楽を聴くと、その時付き合っていた人の事とか時代背景を思い出す」
「ドライブ先で美味しい魚屋さんと出会えてよかったです」
「ドライブは快適だが、お手洗い問題だけ気になり常にコンビニの位置チェックをしています」
フリー回答では若い頃にいろんなところに行った。というようなコメントが散見されました。また特定の目的地をもって移動するという意見も多かったと思います。
ドライブ中の音楽が運転に与える影響とは
「車内で音楽をかけると、気分が上がって安全運転につながる」――そう感じている人は多いかもしれません。実際、音楽には気分転換や集中力の維持に役立つ側面があります。しかしその一方で、「かける音楽の種類」や「音量」によっては、運転に悪影響を及ぼすこともあると報告されています。
たとえば、英国ロンドン・メトロポリタン大学の研究によれば、テンポが速い音楽(120bpm以上)を聴きながらの運転は、スピード超過や急ブレーキの頻度を増やす傾向があることが示されました。具体的には、ハードロックやEDMなどが該当します。高揚感を生む音楽はアドレナリンを刺激し、知らず知らずのうちにアクセルを踏みすぎるのです。
一方で、クラシックやジャズ、自然音などの「リラックス系の音楽」は、運転を落ち着かせる効果があるとされます。ただし、あまりにもゆったりしたテンポの曲は眠気を誘うリスクもあり、午後の運転には不向きかもしれません。
また、歌詞のある曲は、脳のリソースを「言語処理」に割くため、注意力が分散するという指摘もあります。カラオケのように口ずさむことで気がそれたり、危険の察知が遅れるケースもあるため注意が必要です。
運転中の音楽選びのヒント:
- スピードを出しやすい人:テンポの速い曲は避ける
- 長距離運転や深夜:リラックス系よりはリズムのあるBGM
- 繁華街や合流など集中が必要な場面:無音か環境音がおすすめ
- 同乗者との会話があるとき:ボーカル少なめのインストが◎
ドライブをより快適に、そして安全に楽しむためには、音楽も「状況に合わせて選ぶ時代」かもしれません。

「1000人アンケート」とは
「1000人アンケート」は、回答モニター付きのアンケートサービスです。回答モニターは主婦を中心とした全国63,400人のうちの1000人がアンケートにお答えします。カード決済のWebサービスですので、24時間365日稼働しており、ビジネスのスピード感を阻害しません。プリセットを使ったアシスト機能で始めての方でも簡単にアンケートが始められます。

1000人アンケートの特長
1.アシスト機能を使って設問を自分で編集
2. 全国63,400人の主婦層(20代~)が最短2日で回答
3. データレポートやテキストマイニングも対応(オプション)
4. カード決済なのでいつでもアンケート実施が可能
1000人アンケート価格表

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