とうとう梅雨の時期到来!ポンチョについて調査しました!【1000人アンケート】

リサーチ

ポンチョ(雨具)の起源とは

ポンチョ自体は、南米アンデス山脈に住む先住民たちが防寒・防雨用に着ていたもので、防水性は当初あまりなかったものの、ウールやアルパカ毛で作られた厚手の布が寒さや小雨をしのぐのに役立っていました。

南米を植民地化したスペイン人が、ポンチョの形状や機能性に着目し、アメリカやヨーロッパ諸国で軍隊用のキャンバス地やゴム引き布地のポンチョが開発され始めます。

その後、アメリカ南北戦争や第一次世界大戦で、簡易な雨具やブランケットとして使われました。

1930年代以降になると、ナイロンやPVC(ポリ塩化ビニル)などの合成素材が登場し、軽量で高い防水性を持つ雨具としてのポンチョが作られるようになりました。
また、登山・キャンプ・フェスなどのアウトドア活動の普及により、携帯性に優れた雨具としてのポンチョが注目されるようになります。

1990年代以降は、アウトドアブランドやファッションブランドによって、デザイン性の高い商品が登場し始めました。これにより、都市生活者にも広く受け入れられるようになります。

現代では、防水透湿素材(例:ゴアテックス)などの使用により、「蒸れない」「軽い」「風に強い」といった多機能化が実現され、リサイクル素材やPFCフリーの防水加工など、サステナブルな製品も増加しています。

ナビットでは、全国の主婦を中心としたモニター会員1,000人を対象に「ポンチョ」についてアンケートを実施しました。

【調査概要】
・調査期間:2025年4月
・調査機関:株式会社ナビット
・調査対象:20代~80代の男女
・有効回答数:1000人
・調査方法:Webアンケート

ポンチョの使用経験があるのは半分

【調査】
質問:ポンチョを使ったことはありますか?(対象:1,000人)

ポンチョを使ったことはあるかを問うアンケートに対して「ある」と回答された方が49.9%でした。ほぼ半分の方が使ったことがあるという結果となりました。

ポンチョの使用は少数派か

【調査】
質問:雨の日にポンチョを使用したいと思いますか?(対象:1,000人)

雨の日にポンチョを使用したいと思うかを問うアンケートです。
積極的に使用したい」と回答した方は3.4%、「どちらかといえば使用したい」と回答した方は14.5%という結果になりました。
一方で、「どちらかといえば使用したくない」と回答した方は14.9%、「使用したくない」と回答した方は10.3%でした。
使用したくない派が多かったため、ポンチョよりレインコートなどを使用する方が多いと予測されます。

ポンチョを複数枚持っている方もいる

【調査】
質問:ポンチョは何枚持っていますか?(対象:1,000人)

ポンチョを何枚持っているかを問うアンケートでは、「1枚」と回答した方が27.1%、「2枚」と回答した方が5.1%となりました。
3枚、4枚、5枚以上と回答された方もいらっしゃったので、想像を超える回答でした。

ポンチョは白色が人気

【調査】
質問:何色のポンチョを持っていますか?(対象:1,000人)※回答数1,047

持っているポンチョの色を問うアンケートでは、「白色」が一番多く12.9%、二番目に「青色」で9.6%となりました。
白色はシンプルかつ鮮明な色で人を選ばず使い易いため、このような結果になるのも納得です。

ポンチョの不便点は?

「ポンチョについて、不便だと思う点を教えてください。(対象:1,000人)」

今回のアンケートでは上記の質問をフリー回答で実施いたしました。
原文を一部ピックアップしてみます。

「風が吹くと風の強さによってはめくれてしまうことがあり、雨の日などは非常に困る。」

「胸が開かない、窮屈。」

「足元は濡れる気がする。身長が高いので長いサイズだとかさばる。」

やはり、ポンチョ特有の「袖がない」、「独特な形である」という特徴により、めくれる原因になることや、首元が窮屈なこと、レインウェアのように足元がカバーされていないことから足元が濡れてしまうことが不便であるといった意見が多くみられました。
しかし、袖がない分動きやすいといった前向きな意見も多くみられました。

ポンチョの利点・不便点を理解しつつ、自分に合った方法で梅雨の時期を乗り越えていきましょう!

ポンチョを長持ちさせるために

雨の日に重宝するポンチョですが、手入れや保管方法が悪いとすぐに劣化し使えなくなる場合もあります。
ポンチョを長持ちさせるためには、普段の取り扱い方や保管方法にコツがあります。

ここでは主なポイントを4つご紹介します。

①直射日光を避ける

直射日光が当たる場所でポンチョを保管していると、紫外線が生地にダメージを与え、コーティング材がはがれて撥水性が低下したり、色褪せしてしまったりすることがあります。
だからといって、陽の当たらないじめじめした場所に保管すると、カビの発生の原因になりますので、直射日光が当たらずに風通しの良い場所に置いておくと良いでしょう。

②撥水剤を使用する

どんなに丁寧に使っていたとしても、時間とともにレインウェアの撥水性は低下してしまいます。
しかし、撥水性は正しいお手入れをすることで再現可能です。
ポンチョを洗濯(洗濯機はNG)した後には撥水剤をかけてあげると、再度撥水性が高まります。
市販の撥水スプレーで十分対応可能ですので、ぜひひとつ用意してみてください。

③正しい保管方法で保管する

ポンチョは高温多湿な場所を避けて直射日光の当たらない涼しい場所に保管するのがベストです。
畳みじわがつくとそこから劣化しやすくなるので、クローゼットの中に吊るし、干しておくことがおすすめです。
クローゼットに保管する場合は防湿剤を使用するなどして、湿気の発生に気を配りましょう。

④レインウェア着用時のインナーは通気性の良いものを選ぶ

通気性の悪い綿などのインナーを着ているとレインウェアの内部が蒸れやすく、水分でびっしょりになってしまいます。
レインウェアの外だけではなく中もすぐ乾くように、速乾性の高いインナーを選びましょう。

以上4つのポイントをおさえ、今後もたくさんポンチョを活用していきましょう!

「1000人アンケート」とは

「1000人アンケート」は、回答モニター付きのアンケートサービスです。回答モニターは主婦を中心とした全国63,400人のうちの1000人がアンケートにお答えします。カード決済のWebサービスですので、24時間365日稼働しており、ビジネスのスピード感を阻害しません。プリセットを使ったアシスト機能で始めての方でも簡単にアンケートが始められます。

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1000人アンケートの特長

1.アシスト機能を使って設問を自分で編集

2. 全国63,400人の主婦層(20代~)が最短2日で回答

3. データレポートやテキストマイニングも対応(オプション)

4. カード決済なのでいつでもアンケート実施が可能

1000人アンケート価格表

ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!