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 なぜナビットは、
 日常の小さなアイディアから
 事業を作り出し、育てることが
 できるのか。 
 その理由や
 これまで見えづらかった
 私たちの“経営資源”について
 ご紹介します。 
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							    アイデアは小さい方が、
 切実だったりする。いつも何気なく使っている地下鉄。通勤客たちが足早に最短の出口へと急ぐ、朝のラッシュの光景。使い慣れた駅ならば、目的地に近い改札や出口のナンバーを覚え、素早く行動できるもの。けれど、日頃、地下鉄を使い慣れない人にとって駅は広大な迷路。そんなとき、「ベビーカーを押して歩くママが、もっと負担なく最寄りの出口を知ることができたらいいのに」と思いついた人がいます。ナビット代表の福井です。そのアイデアは、やがて「のりかえ便利マップ」として結実し、お年寄りや地方から出てきた受験生など多くの人の不安と不便を解消するものに育っていきました。そんな創業時から受け継がれているのが、いまのあたりまえに流されず、小さな気づきや違和感を見過ごさず立ち止まれること。そんなナビットの最も重要な経営資源は、「ささいな気づき」を尊重し、社員全員で大切に育てていこうという思想そのものです。 
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							    6万人を超える
 主婦ネットワーク。そんなのりかえ便利マップを開発の際に、今につながる重要な経営資源が生み出されました。それが、全国6万5000人を超える主婦で組成された、外部パートナーのネットワークです。実は当初は、全国の鉄道駅を調査するため、「鉄オタ」である大学の鉄道研究会に依頼していました。しかし、時代と共にサークル会員が減少、さらに学生のアルバイトだけでは賄えないほどの調査規模になり、組成されたのがSOHOと名付けられた前述の主婦ネットワークです。全国各地に広がる、このネットワークは年齢も家族環境も多彩。働きたい時だけ働けるというメリットで集まった、主婦たちの知恵とパワーを味方にすることで、現在のリサーチ事業などを支える大きな力になっています。この多くの主婦とのネットワークと多彩で大量の外部パートナーを望み通りに動かしていくノウハウ。これもナビットの持つ、ノウハウの一つです。 
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							    発明家のDNAと
 起業家の信念を持つ企業。起業するまで、専業主婦として子育てをしていた代表の福井。のりかえ便利マップを開発した頃はまだ、起業家というより発明家として多彩なアイデア商品を作っていました。しかし、ある時から、瞬発的なアイデアを形にするのではなく、一つの気づきを幹にして枝葉を茂らせ大樹にするような“起業家の道”へ進むことを決意しました。そんな経緯で生まれたナビットですから、ここには数多くの特許が眠っています。もちろん、発明家のノウハウもしっかりと社員へと受け継がれています。こうして生まれたものの一つが「助成金なう」のマッチングシステム。発明者として0を1にしながら、事業家として1を100にする、この二つを両立させる仕組みが社内に豊富に溢れています。 
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							    成功の再現性を高める
 「仕組み化」「マニュアル化」文化。事業成功の再現性にこだわるナビットは、いかに意図通りに計画的にアイデアを生み出せるか、業務のパフォーマンスを向上させるかに工夫を凝らしています。たとえば、自分の気づきやアイデアを誰もが自由に書き込めるメモパッドというシステム。外部パートナーであるSOHOスタッフに仕事を依頼する際に徹底して作り込むマニュアル。単に思いつきや属人的な能力に頼るのではなく、成功を科学し、緻密にそのプロセスを構築し直すロジカルさも、ナビットの特徴の一つ。また、ナビットには、事業やサービスの成功と失敗の要因分析を冷静に行う姿勢があり、その弛まぬ蓄積と考察の繰り返しが今のナビットの成功を支えています。 
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							    多くのナショナルクライアント
 から必要とされる存在として。GAFAの一角を占めるグローバル企業から、国内トップのポータルサイト、省庁、テレビ局、鉄道会社など、私たちのお客さまは名だたる企業ばかり。そんな影響力のあるお客様の期待に応えてきたからこそ、今のナビットはあります。その信頼を生み出した背景には、あり得ないほど緻密に的確に情報を調査する力と、「これもあったらいいのでは?」と半歩先の未来を形にする力があります。そして、そんなお客様が、「今をどう捉え、どうすべきか」を知ることができるのもナビットの大きなアドバンテージ。私たちは自らを磨きながら、優れたお客様との仕事を通して、その視野を広げ今も成長を続けているのです。