

多角的な視点で
情報を収集し、
企業の課題解決を
サポートする。
助成金事業部 制作スタッフ Y.M.
「助成金なう」の要となる、
情報を司る。
大学では、ICTを利活用して社会課題を解決することをテーマに、ゼミで研究・調査を行っていました。その研究で、何らかの支援や配慮が必要であることを伝える「ヘルプマーク」の発案者に話を聞き、発案から実際に社会で活用していくなかで、いかに利用する人の“声”が重要かを学びました。そんな私は今、ナビットで助成金・補助金に関する情報収集を担当しています。現在在籍している助成金事業部の制作チームは、助成金・補助金の検索サイト「助成金なう」の運営のほか、業界別に助成金情報を紹介する小冊子の発行やラジオなどのメディアなどさまざまなコンテンツを扱っています。ほかにも、個別で助成金・補助金申請支援やデータ提供もしています。コンテンツやサービスの要となる「情報」。その情報を、世の中の動きやお客様のニーズに合わせて試行錯誤しながら地方特派員の方と連携を取り、さまざまな切り口で収集を行っています。


1つのお客様の
事業拡大に繋がった。
印象的だったのは、製造業のお客様の補助金申請サポートをお手伝いさせていただいた時のことです。これまで手作業でのものづくりにこだわってきたけれど、業界の需要が伸びているので、今後を考えてロボットを導入するために補助金申請の支援をしてほしいというご相談をいただきました。
官公庁や地域だけでなく、企業の業種や使う機械によって申請できる補助金は異なるため、さまざまな要件を掛け合わせながら情報収集を行うのはなかなか至難の業でしたが、営業とともにヒアリングを重ね、申請する補助金内容が決定したら、申請は中小企業診断士の先生とともに進めていきます。提出書類の進捗を確認しながら申請まで伴走し、その結果、申請は無事採択され、ロボットを導入したことで事業が拡大しました。さらに従業員の採用も増えて、その地域の雇用拡大にも繋がったのです。自分が取りまとめた補助金の情報が事業や地域に直接貢献したことを目の当たりにすることができました。


情報を集めることは、
世の中の動きを見つめること。
この仕事は世の中の動きや、お客様の企業がどんなことをしているのかなど、好奇心のアンテナを張り巡らせることが大切だと思います。「制作職」ではあるものの、営業と一緒に同席する機会も多く、さまざまな業界の方の話が聞けるので、日々刺激を受けています。経営視点を身に付けたい人や世の中の仕組みを知りたい人にとっても面白い仕事だと思います。たとえば、今、SDGsへの関心や電気料金の高騰などで「家電」への関心が高まっているから家電向けの助成金・補助金情報をさまざまな切り口で集めてみよう、などチーム内でも活発に意見交換をしています。
今後も視野を広げ、お客様の課題解決や業績拡大に繋がるような情報活用を提供していきたいです。
2021年に新卒入社。大学ではヘルプマークの交付者や買い物弱者など社会課題に対する支援について調査し、そのエビデンスをもとにアプリ活用する提案を企業に対して行う。ナビットではその経験を活かし、助成金事業部の制作チームで主に情報収集を担当している。
